山形大学医学部内科学第三講座・第三内科
血液内科
脳神経内科
糖尿病内科・代謝内分泌内科
所在地 | 〒990-9585 |
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医学生・研修医の方へ
我が家に第二次プリキュアブームが来ています。第一次ブームは長女が2歳の頃にHUGっと!プリキュアに興味を持ち出し、3歳の頃にスター☆トゥインクルプリキュアにどはまりし、おもちゃを買ったり、プリキュアショーに何度か行きましたが、ヒーリングッど♡プリキュアの頃でフェードアウトしました。
現在3歳の二女が幼稚園からプリキュアの塗り絵を持って帰ってきたので、プリキュアのアニメや歌を見せてあげたところ、すっかりはまり、Youtubeで歴代プリキュアのオープニング・エンディングソングを延々流しながら歌ったり踊ったりしています。プリキュアのコスチュームは買うと高いので、長女の時にキュアコスモを買ったきりでその後は作っていますが、今はSNSに作り方をあげてくださる方がいるので助かっています。今放送中のものはキミとアイドルプリキュア♪ですが、二女が一番好きなのは2017年にやっていたキラキラ☆プリキュアアラモードで、お菓子と動物という子供にもわかりやすいテーマだからでしょうか。写真の衣装はキュアホイップ(うさぎ+ケーキ)、キュアカスタード(りす+プリン)です。
プリキュアと言えば中学生の女の子が変身するのが定番ですが、最近は多様性の時代を反映して、男の子のプリキュアが登場する作品があったり、アンドロイドや宇宙人、人魚のプリキュアも登場しています。ストーリーも単なる勧善懲悪ではなく大人も考えさせられる内容になっています。
アンパンマンで喜ぶ時代を卒業したのが寂しくもありますが、あと1-2年はプリキュアブームにお付き合いしたいと思います。とりあえずGWは激混みのプリキュアショーに連れて行くことになりそうです・・・。
血液内科 山田 茜
今回で9回目の3内日誌担当の様です。引き続き、医学とは関係のない、普段は話さない様なことを書いていこうと思います。
今までは読書や録り溜めしたドラマの一気見が趣味でしたが、最近は、なかなか時間が取れなかったり集中力が続かなかったりで、ストレス発散といえばネットショッピングになっていました。しかし最近、ようやく新たな楽しみを見つけることができました。それは『毛玉取り』です。毛玉クリーナーという小型家電を衣類にあてると、ブーン、ズズズと毛玉を吸い込んでくれます。つぶつぶ、びっしりの毛玉が徐々に減っていき、大体いいかなというところまで来ると、気持ちもスッキリしています。セーターやスウェットがメインでしたが、それよりも柄物の靴下のほうが毛玉が多く、取り終わった時の達成感が大きいこともわかりました。たまに、ゴゴゴっという音と共に布地に小さな穴が開いてしまうこともあり、やり過ぎには要注意です。「趣味は毛玉取りです」と言ったら面白い人だと興味を持ってもらえるだろうか、いや、返事に困って話が広がらないだろう、という葛藤があり、これからも「趣味は読書」と答えることにします。
糖尿病・代謝内分泌内科 長岡杏子
この写真は何でしょう?この前、検査部で撮ってきたものです。カラーの写真は偏光顕微鏡で観察したものです。万華鏡を覗いているみたいで綺麗だったので載せてみました。
血液内科 伊藤巧
1年前に山形へ赴任した時と同じように、今年も雪が積もる季節となりました。周囲の景色は昨年と変わりませんが、仕事や生活の感覚は大きく変化しています。新しい環境にも慣れ、日々の業務をこなすだけでなく、少し先を見据えて行動することの大切さを、より強く意識するようになりました。その変化の一つとして、一人で過ごす時間の持ち方が以前とは大きく変わったことを実感しています。
赴任前も、学会出張や外勤先での日当直など、一人で過ごす時間は少なくはありませんでした。しかし、その時間のほとんどは目の前の業務に費やし、将来についてじっくり考える余裕はほとんど持てていなかったように思います。目の前の患者さんへの治療を考えたり、講演会や学会の準備、研究、論文執筆したりと、常にやるべきことに追われていました。しかし、赴任後は環境が変わったことで、日常の過ごし方にも変化が生まれました。これまでの習慣から完全に抜け出せたわけではありませんが、今では一人で出かけたり、読書や音楽を楽しんだりすることが日常となり、そうした時間を有意義に過ごせるようになってきました。次第に、自分自身と向き合う時間の大切さを実感し、考えを深める機会も増えています。
最近では、雪が積もり、歩道が凍っているため、足元を気にしながら下を見て歩くことが多くなりました。特に、夜の帰り道、大学の職員宿舎前の歩道は凍結しやすく、何度も滑りそうになります。幸い、まだ転んだことはありませんが。曇りの日が多いものの、晴れている日にふと顔を上げると、澄んだ冬の空に輝く星々が目に入り、思わず息をのむことがあります。オリオン座、シリウス、プロキオンなどの星々がひときわ目立ち、見とれてしまうこともあります。
仕事においても、目の前のことに集中しながら一歩一歩、転ばないように進んでいくことは大切ですが、時には顔を上げて、将来を見据えることも必要なのだと、星空を眺めながら気づかされます。まだ十分な医局体制とは言えませんが、今年は足元を見ながら一歩一歩進むだけでなく、ときには長期的な視点を持ち、実践を積み重ねていきたいと考えています。当科での仕事に魅力を感じてもらうためには何が必要か、また、医療の発展に貢献するためにどのような取り組みが求められるのか、模索を続けていきたいと思います。この1年が驚くほど早く過ぎ去ったことに、やや危機感を覚えることもありますが、今年も精一杯努めてまいりますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。
血液内科 横山寿行
糖尿病内科・代謝内分泌内科の柄澤繁です。
6月から糖尿病内科・代謝内分泌内科の診療科長になり、色々たいへんなこともありますが、看護学科教授の諏佐先生に協力いただき、後輩にも支えられながら、毎日をすごしております。
私は、日韓ワールドカップが開催された2002年から第三内科およびその関連病院で勤務を続けています。第三内科での勤務を開始した時期ですが、現医局員の中では、私が最も古くなりました。年をとったなあと感じておりましたが、外勤先の看護師とそんな話をしたところ、うちの病院の先生方はもっと年上ですよ、と言われました。なので、もう少し頑張りたいと思います。
私は、サッカーをみるのが好きで、もちろんモンテディオ山形を応援しています。2001年は県外に住んでいたのですが、当時モンテディオ山形のファンクラブがあり、年会費わずか千円で入れたこともあり、加入しておりました。2002年に山形に戻ってきてからは年に数回スタジアムに、静かに応援に行っています。たまに拍手しています。2009年からは年数回しか観戦に行けないくせに、年パスも買っています。
先ほど、12月1日のファジアーノ岡山とのNDソフトスタジアムでのプレーオフに行ってきました。リーグ最終戦から3週も空いたのが不利に働いたのか、連勝の勢いも感じず、結果も内容もなかなか厳しいものでしたが、プレーオフまで進んでくれたことに感謝したいです。山形で12月の寒い中、18000人も集客できることはすごいことと思います。もうひとつのプレーオフもアウェーチームが勝ったようで、Jリーグってホームアドバンテージを感じにくいと思うのは私だけでしょうか。海外よりも、観客のプレッシャーが厳しくなくて、海外よりも子供女性が観戦しやすいので良いのですが、モンテディオ山形に限らず、ホームチームには頑張って欲しいと思います。
来年のモンテディオ山形に期待しましょう。
糖尿病・代謝内分泌内科 柄澤 繁
ベガルタ仙台が好きです. 小さい時から父親と仙台スタジアム(現在はユアテックスタジアム仙台)に足繫く通いました. 自分は間もなく30歳になりますが, ベガルタ仙台も今年で創設30周年を迎え, 縁を感じます. ベガルタ仙台は応援チャントがJリーグ界隈でも評判が高く, 色々なジャンルのアーティストの原曲をアレンジして使用する事が多いです. 例えば有名な”スタンディング仙台”は気志團の楽曲をアレンジしていますが, 先日ユアスタに観戦に行った際, 新チャント”我ら思う, 故に我らあり”が初披露され, 調べると同じく気志團アレンジと言う事が分かり, 一人で嬉しくなりました. ユアスタは屋根が全席を覆うように設置されているので, 声の反響が大きく, ベガルタサポーター自体も熱狂的で声量が大きいので, 大迫力です. サッカーだけでなく, 応援を観に行くと言うのも一つの楽しみ方でお薦めです.
ここ数年の尽力により, 妻もベガルタ好きになったようです(休日のベガルタ観戦への理解もだいぶ深まりました). 先日は息子を初めてユアスタに連れて行きました. 今後足繁く一緒に通えるようになると良いなと思います.
血液内科 高橋 諒
小さいころから相撲が好きでしたが、だんだんと観る機会が減っていき、働き出してからはスポーツニュースくらいでしか観ないようになっていました。
ここ数年は琴ノ若(現・琴櫻)の活躍もあり東北出身(ゆかり)の方々を中心に応援しています。もちろん琴櫻は東北枠に入れてます(出身は千葉)。九月場所は岩手出身の錦木が見事敢闘賞、福島出身の若隆景が殊勲賞を獲得しました。福島は大波三兄弟(若隆元、若元春、若隆景)に白熊、宮城は時疾風、山形は白鷹山、北の若。青森はベテラン宝富士が奮闘、尊富士は九州場所での幕内復帰も期待されています。場所中の休日はABEMAで序の口から結びまで楽しんでいます。
ところで、○○関という呼び方は十両以上の関取につけることになりますが、今回名前を挙げた力士のなかでおひとり「関」がつけられないかたがいます。ほぼ力士全員を推している私としてはここで区別して書くのもなんだかなぁ、、と思ったので、あえて敬称略にさせていただきました。
二子山部屋のYouTubeチャンネルもよくみています。やはり全員推しですが、中でも出沼さんを応援しています。出沼さんのしこ名は本名でもあるので、ここは「さん」づけにしました。いつか出沼関と呼べる日がきたらいいなと思います。
血液内科 相澤 桂子
今年度から第三内科でお世話になります天笠仁と申します。山形県立中央病院で初期研修から4年間勤めた後に、医師5年目として糖尿病・代謝内分泌グループで4月から働いています。大学病院と市中病院では仕事内容に多少の違いはありますが、段々慣れてきた今日この頃です。
さて、話は変わりますが、私はコーヒーやエナジードリンクが大好きです。これらにはカフェインが多く含まれており、疲労感の軽減や眠気覚ましなどの効果があると言われています。実際、飲んだ後にみなぎる感じがあるので、個人的には効果があると感じます。一方で最近ではカフェイン中毒という言葉も耳にするように、カフェイン過剰摂取に注意が必要と言われています。「農林水産省 カフェインの過剰摂取について」にカフェインの摂取に関して、国際機関や各国政府等から注意喚起、ガイダンスがまとめられています。健康な成人では、悪影響のない1日のカフェイン摂取量は400 mgと推奨されています。私がよく飲んでいるレッドブル250 mLには80 mgのカフェインが含まれています。これはカップ1杯のコーヒーに含まれるカフェイン量と同等です。しかし、最近ではペットボトルコーヒーが普及し、これらは商品によって濃かったり薄かったりしてカフェイン量も一概には言えないようです。500 mLペットボトルで200-250 mg程度のカフェインが含まれています。単純計算で、レッドブルとペットボトルコーヒーを飲むと300 mg程度のカフェイン摂取になります。これらだけでは400 mgには届きませんが、他にもお茶を飲んだりコーヒーを多く飲んだりすると超えてしまいそうです。ちなみに、500-600 mg以上のカフェインを摂取すると、心臓病のリスク、特に高血圧のリスクが高まる可能性があると言われています。何事もほどほど、適量が大切ということですね。
カフェインの力も借りつつ、日々精進していきます。宜しくお願い致します。
糖尿病・代謝内分泌内科 天笠 仁
今年度より第3内科に入局いたしました佐藤優雅と申します。 分野は糖尿病・代謝内分泌になります。3月までは公立置賜総合病院で初期研修をしておりました。よろしくお願いします。
初めてなので簡単に自己紹介をさせていただきます。出身は山形県の米沢市で、部活は高校まで剣道、大学からは空手をしておりました。趣味はドラマ、ゲーム、登山、投資などになります。好きなドラマはリーガルハイ、好きなゲームはドラクエです。登山も最近始めたばかりでそんなにガチではないですが月1程度で熊に怯えながら登っております。
話は変わりますが、最近某人気アーティストが新曲のMVに関する内容で炎上してしまっていたのが記憶に新しいです。お恥ずかしいことに自分は日本史はまだしも世界史はあまり知識がなく、コロンブスは1492年にアメリカ大陸を発見した人くらいにしか覚えていなかったので、今回の件で初めてコロンブスが行なったことについて知りました(ちなみに自分は年号を「いつも尻が国に見える」という語呂合わせで覚えていました:引用元 ギャグマンガ日和 第4巻)。調べると色々とここでは書けないような残虐な行為をしていたようで、驚きと共に自分の無知を痛感し、改めて歴史を学ぶことの大切さを感じました。
話は脱線してしまいましたが、まだ未熟ですが今後とも精進して参りますのでよろしくお願いします。
糖尿病・代謝内分泌内科 佐藤優雅
最近は医局員が増えたため(だと思いたいのですが)、順番が回ってくるまでの期間が長くなってきました。前回書いたのが丁度1年前…。
そう、今年も野球の季節がやってまいりました。例によって講座対抗野球大会の参加報告をさせていただきます(専属の係になったわけではないのですが、自分の興味と日誌のタイミングの関係によるものであるためご了承ください)。
春になるといつも「そろそろ野球の練習をしないとね」と野球好きのメンバーが呟き出すのですが、いざ練習となるまでの道のりは長く(この点は来シーズンに向けての課題です)、全体練習はゲーム1週間前の1回きり。その他は各々自己練習での調整でした。しかしながら1年おきでもある程度集中して取り組んでいると、それなりに身体の感覚は保たれるのだと実感します(数年ぶりにバットを振ったときはなかなか当たりませんでしたが、最近は時間を空けていてもそれなりに球を捉えられるようになりました)。数年前から参加し始めたメンバーも、わずかな練習の間で上達しており、年による体力低下を除けばチームとしても少しずつレベルが上がってきているように感じました。
今回の試合は耳鼻咽喉科チームとの対戦で、乱打戦(と言っておきましょう)での点の取り合いとなりました。結果としては10-15で残念ながら敗れてしまいましたが、打つ方も守る方もお互い充実した試合だったと思います。過去2年の試合と異なり打席、出塁が多かったこともあるのですがとにかく走りました(昨年は特別ルールでパスボールや盗塁なしだったのですが、今回は通常ルールで実施)。昨年同様自分の身体を過信しすぎた結果、終盤に両足が攣ってしまいリードもまともに取れない始末でした。炎天下でプレーする高校球児が足を攣っている様子は甲子園でも見かけますが、実際になるとこんなにキツいものかと身をもって経験できました(血液疾患の治療を受けている患者様の中にも副作用で手足がよく攣るという方がいらっしゃいますが、日常生活でこれを繰り返すのも中々に辛いものだと良く分かりました)。来シーズンはもう少し走塁や守備(送球や内外野の連携)の練習にも力を入れていきたいと思います。
三内チームの皆様、耳鼻咽喉科チームの皆様、イベントを企画・運営してくださったスタッフの皆様、今シーズンも楽しいひと時をどうもありがとうございました。来シーズンも故障に注意してプレーしたいと思います。
血液内科 鈴木琢磨
今年度より第三内科に入局させていただいた加藤幹也と申します。昨年度までは山形大学で2年間初期研修をしておりました。知識や経験はまだまだ足りず、至らないところも多くあると思いますが、早く一人前の医師になれるよう日々精進してまいります。よろしくお願いいたします。
話が変わりますが、最近使用し始めたルンバについて話そうと思います。学生時代、私にはロボット掃除機のルンバに憧れがありました。初期研修が始まった時にルンバを買おうと思っていたのですが、ワンルームの大学の官舎に住むこととなったため、この狭い部屋を掃除させるのにルンバを買うのはさすがに贅沢すぎると買うのを断念しました。この度官舎から少し広い賃貸に引っ越したため、再びルンバを買おうと決心しました。しかし、ルンバは一番安いモデルでも2万円台と高額で、もしも使いこなせなかったらどうしようという不安もありました。そこで私が選んだのが、ルンバのサブスクです。サブスクはサブスクリプションの略で、定額制といった意味があり、音楽サービスや動画サービスが有名かと思いますが、ルンバにもサブスクもあるのかと驚きました。ルンバのリユース品を月額980円でレンタルでき、途中で利用終了可能、不具合・故障の際は交換できるコースを選び、利用し始めました。現在も特に問題なく、ズボラな私の家をきれいにし続けてくれています。
他にも私の生活を助けてくれている仲間(家電)たちがいるので、追々紹介していこうかと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
血液内科 加藤幹也
「諏佐君の覚悟次第だね」
石澤前教授がワイングラスを揺すりながらニヤリと呟く。
昨年11月某日夕方、仙台国分町の裏小路の小料理屋で石澤先生と飲む。図らずしも看護学科の教授に立候補しないかと打診された。いくら奇天烈な人生を送ってきた自分でも、この思いもしない申し出には、流石に当惑する。
この歳で新たな学問を始めるには遅すぎるし、それに第3内科での立ち位置もある。またとない貴重な申し出にお断りする段取りで石澤先生と会談するも、逆に受ける方向で話が進む。神妙な趣で挑んでいるのに、この親父はこちらの反応を楽しむかのように機嫌良くお酒を飲んでいる。結局、話し込むうちに美味しいお酒で気持ちが大きくなったのか、受けることに。
1994年4月に第3内科に入局して足掛け30年。
最初は右往左往しながらもがむしゃらに経験を積んだ10年 (かなりブラックだった)、その後、目標を失い、失意のもと立ち直った10年 (引き籠りにならなくてよかった)、だらだらと仕事を続けるも、まあ楽しかった10年 (結構呑みすぎてしまった)、を過ごし、昨年はひとり30周年を感慨深く勤めておりました。
55歳にもなると周りは年下ばかり。息子、娘らと同い年の学生を教えるようになり、若者文化を勉強しながらも何とか楽しくやってきましたが、あと1週間ほどで退職です。新天地は隣の看護学科の臨床看護学講座。第3内科の診療、教育にはまだ携わるので、全く退職感がないのですが、今になって石澤先生が仰った「覚悟」という言葉の意味が何となく分かってきました。あの場では、「看護学科の教授をやる覚悟」と思っておりましたが、今になってそれは、「第3内科を辞める覚悟」も含んでいたんだなと。結構な仕事を抱えていて、下のものにやらせていなかった(やってくれない?)日々を反省し、人を育てるのは何年経験しても難しいものだと痛感します。
とは言え、6月からもほぼフルに第3内科の業務を行ってまいります。今後も引き続きよろしくお願い致します。(しかし、送別会ってないんですね)
糖尿病・代謝内分泌内科 諏佐真治
2024年度から山形大学第三内科に戻りました、芳賀と申します。大学を離れたのは1.5年ばかりでしたが環境の変化もあり、なんとか適応しながら奔走しております。以前と変わらず頼りになる指導医の先生がいらっしゃるばかりでなく、後輩の学年の先生も増えてきました。僅かではありますが自身の立ち位置の変化も感じながら、より一層精進が必要だと自覚する日々です。
さて、そんな勤務日以外の楽しみといえば、雑貨屋・水族館巡り、食べ歩き・弾丸旅行、ワインなどが筆頭です。少し前に友人(動物生態学研究者)の結婚式に参列し、岩手県にお邪魔してきました。そこで出会ったグルメをご紹介致します。ひとつめは、盛岡三大麺である「盛岡じゃじゃめん」です。元祖店である、"白龍"を訪問し、味わいある店内の雰囲気とともに、逸品をごちそうになってきました。所狭しと有名人のサインが並び、カウンターに並ぶお客さんの中には外国人観光客も珍しくありません。麺を食べ終わったあとに卵を落とし、茹で汁を注いでいただくチータンタンも絶品です。ぜひ足を運んでみてください。ふたつめに、「福田パン」をおすすめします。盛岡では言わずとしれた、人気コッペパン専門店です。人気No1.と思われるあんバターをはじめ、甘味系、惣菜サンド系など様々なラインナップに驚くこと間違いなしです。目の前に並んでいた方が12個買いして颯爽と立ち去った姿が忘れられません。もともとは学生さんのお腹を一杯にしてあげたい、といったコンセプトがあったそうで、なかなかのボリュームです。
最後に、2024年も熱意を持って診療・院外活動にあたって参りますのでどうかよろしくお願いします。
糖尿病代謝内分泌内科 芳賀 博凱
今年度から山形大学に戻ってきました。血液内科の石澤悠樹です。昨年度は置賜総合病院で勤務させていただきました。非常に働きやすい病院で様々学ぶことができたとともに自分の力不足も実感しました。勤務先も家庭環境も変わり慣れない毎日ですが早く環境に慣れ皆様のお力になれるよう努力していきます。よろしくお願いいたします。
写真は飯豊連峰の展望台倉手山からの写真です。雄大な景色に心奪われました。登るのは難しそうですけどまた遠くから眺めたいと思います。
血液内科 石澤悠樹
御無沙汰しております。図々しくも再度第三内科で御世話になることになりました長野と申します。
先日、今何かと話題の志摩スペイン村に行って参りました。
山形からのアクセスですが、山形空港から名古屋に飛んだ後、特急で最寄りの鵜方駅まで移動します。スムーズに行って6時間位はかかる行程です。
お世辞にも行きやすい場所というわけではないのですが、テーマパークとしての見どころはかなり多いように感じました。
アトラクションは4種類のジェットコースターを筆頭にバイキングやシューティングゲームなど子供からある程度年齢高めの層まで楽しめるラインナップです。恐らく一番有名なアトラクションはピレネーという吊り下げ型のジェットコースターになると思うのですが、途中一回転、上下反転するところもあり、天気のいい日は空がすごく綺麗に見えます。
自分が一番魅力に感じた点は最近一新されたパレードです。"ブエン ビアヘ"(スペイン語で「良い旅を」をいう意味らしいです)という名前のパレードで、世界中からスペインへ集まってきたツーリストたちが、アート、オペラ、フラメンコ、歴史などの様々な文化を表現しているものらしいです。パレードの最後に参加型のダンスの時間があり、キャラクターと一緒に踊れるのがかなり特徴的だと思います。
食事がかなり美味しいのも魅力だと思います。スペインということで是非パエリアは食べておきたいです。個人的にかなりパエリアに対する価値観は変わりました。自宅でもパエリアが並ぶ日が増えました。パエリアって結構カスタマイズ効くのが楽しくて、先日春っぽいパエリアということでシラスと菜の花を入れてみたのですがかなり良かったです。
散文となってしまいましたが、個人的にはかなりリピートしたいテーマパークでしたので簡単にではありますが日誌のネタにさせていただきました。
血液内科 長野裕祐
山形大学に勤務になってから、通勤は基本的にバスを利用しています。岡山大学勤務時は、晴れていたら自転車での通勤で、雨のときはバス通勤にしていましたが、自宅とバスルートの位置関係から、バス通勤は便利とはいえませんでした。岡山は晴れの日が多く、自転車をこぐのは運動になるので、岡山の生活では自転車通勤を好んでいました。そこで、山形に引越ししたときにも自転車を持ってきたのですが、山形では冬は雪が降るせいもあり、山形の生活ではほとんど自転車を使用していません。現在の自宅に居住を決めた時点から、バス通勤を予定しており、医学部までのバス本数が少なく、雪が降ると大幅に遅れる点は不満ですが、比較的快適にバスを利用しています。
バス通勤になって始めたのは、バス内で本を読むことであり、乗車時間はわずか15分ほどですが、その時に読んでみたい文庫本などを買うようになり、様々な本(時代小説、推理小説、啓蒙本、など)を読んでいます(たまには、論文も読んでいます)。普段の生活で本を読むには、時間的かつ精神的ゆとりがあり、かつ本を読むという決意がないと私は行えないので、その点から私は読書好きとは言えないと思いますが、通勤でのバス乗車はルーチンワークなので、バス内の読書もルーチンワークとして行えています。年々、仕事の量が増え、締め切りなどに追い立てられるように仕事をこなすことで日々が終わっており、心休まることが減っています。その点、バス通勤の時間は、落ち着いて活字を追うことができる、確実に保たれ守られている時間になっています。自分のペースで読むので、たくさんの量を読むことはできませんが、読む内容によっては自身の日々の生活や社会情勢に通じると気づくこともあり、四季の移ろいを窓の風景として見ながら、思考をめぐらすこともあります。バス通勤の時間は、本を読むことで心のゆとりを持ち、日常の喧騒から離れることができる平和な時間になっていると感じます。内容によってはこのまま読み続けたいと思うこともありますが、バス到着で仕事のスイッチに切り替わり、次のバス通勤の楽しみに取っています。
今は‘働き方改革’や‘多様性’が声高に言われ、言葉が先走りして強制的になっており、とにかく社会的に対応することが重視され、かえって身動きがとりづらく、自らの首を絞めているように感じます。‘働き方改革’や‘多様性’の概念背景には「寛容」があると思いますが、その点が欠落し、見落とされていると思います。かつて日本には「寛容」が社会的に受容されていたはずですが、今の社会は寛容さが失われ、表面的にわかりやすく、黒か白でしか判断できない稚拙さを感じます。とはいえ、私自身に必要なのも「寛容」と考えており、忙しい中でも心のゆとりを持つことを心掛けたいと思います。
今年も山形大学第三内科および脳神経内科をよろしくお願いします。
脳神経内科 教授 太田康之
あっという間に過ぎた第三内科医局での7年でした。
育児が少し落ち着いてきた頃(娘が幼稚園の年中さんになった年)に、だいぶ長い間離れていた仕事に復帰しました。第三内科医局でのお仕事でした。
仕事の内容的にも初めてすることが多く、かなりの時間がかかってしまったりとご迷惑をおかけすることが多々ありまして、最初は、1年続けられるかな…と、とても不安でした。
そんな中、医局の先生方や秘書さんたちがとても親切に色々教えてくださるので、頑張ることができました。(本当に感謝しかないです。)
そしていつの間にか依頼された仕事はできるようになり、気づいたら7年の長い間第三内科の医局にお世話になっていました。
お仕事を始めた頃に幼稚園に行っていた娘も3月に小学校卒業しました。
とても残念ですが退職することになり、私も第三内科医局卒業です。
とても明るい医局で楽しくお仕事させていただきました。
今まで大変お世話になりました。
そして、ありがとうございました。
第三内科の益々のご発展と先生方の更なるご活躍をお祈り申し上げます。
事務補佐員 土屋千夏
3内の清野です。
こう名乗るのも残り僅かになりました。
私が仕事を始めた頃、若い先生方には想像もできないかもしれませんが、和文タイプライターと英文タイプライター、定規を使ってグラフを書き、スライドを作っていました。それをカメラで撮影し、ネガをブルーに反転して、一枚一枚手作業でスライドを作成していました。
そのうちパソコンで作業ができるようになり、スライド作りは無くなりました。時代と共に(少々大げさ?)仕事も様変わりしてきました。
それでも大変で仕事を辞めたいと思ったことは一度もなく、健康にも恵まれ、たくさんの方々に支えて頂きながら、ここまで務めることができました。
先生方、秘書さんたちには、感謝の気持ちでいっぱいです。
そして同門会の先生方にもお礼を申し上げます。
皆さま、本当に、本当にありがとうございました。
第3内科の益々のご発展、先生方の更なるご活躍を陰ながらお祈りしております。
技術職員 清野智美
ラーメンの夢
先日久しぶりに夢を見ました。
とても疲れていたせいか、夕食にカップラーメンを食べたている途中に寝てしまった日のことです。年に何回かご飯食べている途中に寝てしまって、箸をもったまま目覚めることがあるのですが、夢を見た日も朝起きたら目の前に食べかけで冷え冷えのカップラーメンの残りがある状況でした。
夢の記憶は少し曖昧なのですが、ラーメンを食べたり作ったりというものではなく、すごく美味しいラーメンスープの中を泳いでいる夢でした。
不思議な夢だったので、ラーメンの夢について調べてみたところ、ラーメンにまつわる夢は人間関係が広がる暗示だそうです。ただ、調べた範囲ではラーメンスープの中を泳いでいるという内容はなかったですが、ラーメン関連の内容は良い夢のようなので何か良いことがあることに期待して過ごしたいと思います。
血液内科 伊藤巧
残寒のお肌をさす昨今ではございますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
皆様お久しぶりです。さて、今年一番の話題はやはり、SLIMが日本の探査機としては、初めて月面へ軟着陸することに成功したことですね。KAGUYAが、月面の綺麗な写真を送ってきた時のことをふと思い出しましたが、この前学生さんにそのことをお話したら、半分以上知らないということでした。もう17年前のことなんですね。衝撃です。。ところで、搭載されているカメラは、写真撮影のみならず、月の起源の仮設の一つである、ジャイアントインパクト説(地球に大きな隕石がぶつかってその破片が集まって月ができたというやつ)の検証のためにも使うのだそうです。なんか、夢みたいな話の検証でわくわくしますね。壮大な目標に向かっていく様はなんだか、最近の血液内科にも通じるものがあるのかなぁ、なんてことを思うさりょーなのでした。では、また。
血液内科 佐藤諒
初めまして。今年の1月から新たに着任した横山寿行と申します。山形での生活が始まって2週間とまだ日は浅いですが、新しい環境で感じたことを書いてみたいと思います。
私にとって山形は25年前の研修医時代に過ごした懐かしい土地です。当時の冬の記憶では、雪道を滑りそうになりながら病院へ歩いて向かったことや、雪で車のドアが開かず動かせなかった経験などがあります。しかし、今回は予想に反して、雪に関する苦労はほとんどありません。今年は例年になく雪が少なく、本格的に降るのはこれからというお話もいただきましたが、穏やかな冬景色に少し驚きを感じています。以前は市の中心部に住んでいましたが、今回は駅から離れた地域を選びました。閑静な住宅街で非常に静かな良いところですが、夜になると街灯が少なく、周囲は真っ暗で寂しいのが欠点です。また、日常の買い物に車を使って出かけましたが、どこも持った以上に混んでいて、こちらが車社会であることを改めて感じさせられます。研修医時代は郊外に出かけることも少なかったため、山形の新たな一面を見ることができた気がします。
新しい発見があるとともに、非常に懐かしさを感じることも多くあります。年を取ったせいがあるのかもしれません。研修していた病院を訪れた時は当然のことですが、先月市役所に行った際は、25年前、初期研修が終わって引っ越す際に訪れたことを急に思い出しました。既視感なのか、建物が変わっていないのか分かりませんが、非常に懐かしい気持ちです。以前過ごしていた周辺は大分変わった印象を受けるところが多いですが、昔ながらの建物が残る所もあり温かい気持ちになります。このように過去を回想することは悪いことばかりではありません、むしろ脳の活性化させると聞いたこともあります。今回は自分自身を振り返る良いきっかけになりました。
山形での生活はまだ慣れない部分も多いですが、血液内科診療のさらなる充実に向けて、これから精一杯努力していきたいと思います。皆さまの温かい支援と励ましをいただければ幸いです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
血液内科 教授 横山寿行
明けましておめでとうございます。
今年は元旦から能登半島地震があり、まさかの新年になってしまいました。被災された方へお見舞い申し上げます。
さて、久々の三内日誌が回ってきました。新年らしいことをとも思いましたが、何も思いつかないので、趣味の話をしようかと思います。
私の趣味は水族館巡りです。あの海の光景も魚などの生き物にも癒やされ、同じところに何度も行っても飽きない人間です。もちろん1人でも行きます。家族連れやカップルが多い日は、1人で来ている人を見ると「仲間だ!」と心の中で思っています。いずれは全国制覇したいと思っていますが、今新しい場所が増えており、かつ水族館は大体海辺にあり交通の便があまり良くなく、巡ると言っても1日で巡れるような場所は限られていて120以上あるうち25くらいしか行けていません(2023年は6カ所行けたので満足ですが)。なかなか巡れない中で、静岡県沼津市には3件水族館があり、なんとかすれば1日で回れるかもしれない(2日あればベスト)ので、私の中では熱い場所です。5,6年前に夏休みを使って行きました。1つめが「あわしま水族館」です。無人島にある水族館で、船で渡ります。水族館ですがカエルが好きな方は必見の手作り感のある場所です。2つめは沼津港深海水族館です。読んで字のごとく深海魚だけの水族館です。深い駿河湾が近くにあるからこそ作れた水族館ではないでしょうか。深海魚って独特な形をしていたりしてかわいいんです(写真参照)。シーラカンスの冷凍標本もあります。3つめは、帰る時間の関係で唯一行けなかった、伊豆・三津シーパラダイスです。HP見る限りはここが3つのなかで一番水族館らしい水族館かと思います。いつか必ず行こうと思っています。
一番好きな鴨川シーワールドや、加茂水族館のことも書きたいのですが、長くなったのでまた今度にします。
最後に、私のもう一つの癒やしのダイエット中の猫も載せときます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
糖尿病・内分泌代謝グループ 羽田幸里香
この前友人の結婚式に出席しました。とても幸せそうで喜ばしいことでした。上司の方からのスピーチで、同期の友人は「中堅の要」として紹介されていました。「中堅の要」…いいフレーズですね。
では気を取り直して、最底辺医局員が最近のトピックスをお送りします\(^o^)/☆2023年の個人的アプリ大賞\(^o^)/
今年一番感心したのはiPhoneのアプリでspotifyってやつですね。なんとこのアプリ、無料でいろいろな音楽が聴けちゃうみたいです。まだ使い方がよくわかっていないですが、とりあえず無料で原曲をいろいろ聞けているので有用なアプリかなと思います。TSUTAYAにいくのもだるいし、かといってダウンロードするのもなんだかな、という時に非常に重宝します。最近は外勤の往復はラジオにしないでこれを流しています。
☆新NISAハジマタ\(^o^)/
そう、NISA制度が新NISAに2024年1月から移行します。旧制度では積立NISAか一般NISAの選択制で、積立NISAは年間40万円までと制限されておりましたが、新NISAでは積み立て投資枠と成長投資枠として併用可能となり、積み立て投資枠は年間120万円まで拡大となりました。さらに旧制度では制限のあった非課税期間についても、新NISAでは無期限化されています。積立NISAのみでは満足できない方で一般投資枠を使用されていた方も、今後は非課税で投資信託を積み立てられるのは税制上大きなメリットになると思います。さらに全世界分散投資に際して、どの投信を選択するか、つまり手数料(基本はノーロードのもの)および信託報酬が安いか、運用成績がベンチマークに近似しているかなどが検討事項となります。楽天証券では「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」と「楽天・S&P500インデックス・ファンド」を新たに取り扱い開始しており、全世界と米国に投資する商品ではそれぞれ業界最低コストを実現しています。新NISAが始まるタイミングで証券会社同士の熾烈な争いが繰り広げられそうですね。運用実績が乏しいのと、今後手数料を変更する可能性などに目をつむればいい商品だと思います。
※投資には原本割れのリスクがあります。資産運用は自己責任で。
☆F病院で医師15人が集団退職、院長の交代が原因か\(^o^)/
ここ数年は医師の一斉退職のニュースが時折見られますね。ある診療科に関しては『解散』となったようで、大変なことかと思います。『解散』というと、衆議院かアイドルグループかアーティストグループといったイメージですが、診療科にもありえるんですね。方向性の違いでしょうか、いえ、たぶん違うでしょう。働き方改革で我々はどうなるんでしょうか。先日、「先生も残業とかしてるの?過労〇とかニュースにもなっているけど…」と患者さんから心配いただきました。そんなに疲れた顔をしていたんでしょうか。「心配してくれてるんですか?」と言ったら、「一応聞いただけ」と言われました(笑)。ともあれ、他人事とは思えません。
日経メディカルNEWSへのリンク(https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/202312/582426.html)
神経内科 佐藤大祐
今回の3内日誌を担当させて頂きます代謝内分泌グループの石井康大です。
2023年もまもなく終わろうとしているなか、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今年は私にとって激動の1年だったと思います。
春に置賜総合病院から異動し、私なりに尽力して過ごしました。また、後輩が増え、自分の診療を言語化して伝える事の難しさを感じるとともに、先輩の先生方に指導頂いたことに改めて感謝を感じています。
さて、最近の子どもの話を少し。子ども達の興味移り変わりは激しく、春には『びじゅチューン』にはまっていると3内日誌に書かせて頂きましたが、夏には恐竜にはまり、秋からはポケモンがブームになっています。
ポケモンはご存じの方が多いとは思いますが、ポケットモンスターの略で、1996年に発売されたゲームであり、そこからゲームのみならず、アニメやグッズなど人気であり、特に代表的なキャラクターとしてピカチュウは国民的キャラクターと言えると思います。
幼稚園ではやっているようで、私と妻の携帯に今更ながらポケモンGoをダウンロードして、休みの日には散歩しながらポケモンを捕まえています。
ゲームとは言え、散歩することは健康にいいなと思い、ふと論文を調べてみると、
Impact of Pokémon Go on Physical Activity: A Systematic Review and Meta-Analysis. American Journal of Preventive Medicine, 2020;58(2):270-282.という報告がありました。
こちらは、ポケモンGoを用いて身体活動の変化を評価した論文のメタ解析ですが、17研究、計33108人の検討になり、結果としては、ポケモンGoをプレイすると1日あたり1446歩が増加すると記載されています。
確かに、数年前に流行った時に、急に血糖が良くなった米沢市の患者さんにどうしたのか伺うと、『孫とポケモンGoで上杉神社の周りを歩いている』とおっしゃる方がいたことを思い出しました。
ただ、引用文献やその他の報告を読むと、9%が歩行者、車などと事故にあったとの報告や、ポケモンGo開始3ヶ月で中断率が23%、6週までは歩数が増加したが、6週以後に歩数が減少傾向を認めたとの報告もあり。危険性や飽きてしまう可能性もあるようで、確かに周囲に注意をすることの必要性は感じますし、私も子どもが飽きてしまうとそのままやめてしまいそうな気もします。
次に子どもが何に興味を持つのかわかりませんが、一緒にできる内容だといいなと思います。
取り留めのない話になってしまいましたが、来年も宜しくお願い致します。
内分泌代謝グループ 石井康大
本日はお休みいたします。
今年も早いもので12月。血液内科では「アメリカ血液学会(A S H)」がこの時期に開催されるので、例年通り今年も渡米して学会に参加する予定である。コロナ禍では一時オンラインのみの時期もあったが、in-person meetingは直接欧米の友人達とお互いの健康を確認し、たわいも無く近況を語り合える。ASHは最新の知見を得るだけでなく、コミュニケーションの場としても非常に大事なイベントである。
今や「人生100年」時代と言われて久しいが、実は日本は昭和22年頃にようやく「人生50年」時代となった、歴史的に見れば「短命国」であった。島国で大きな産業もなく、天候に大きく左右され地震や火山噴火などの自然災害も多い、保健衛生上も劣悪な環境の中で人々が暮らしていたことは想像に難くない。日本の戦後の経済成長は世界史上でも本当に「奇跡」なのである。「奇跡」を呼び込みためにどれだけ先人達が努力したことであろうか。この年になり、自分が生きてきた軌跡を振り返ると、まだまだやり残したことも多いことに気づく。織田信長は桶狭間の戦いの前夜、「人間五十年、下天の内をくらぶれば夢幻のごとくなり」と「敦盛」の一節を謡い舞ったと言われているが、この「人間五十年」は当時の人の寿命ではなく、「人の世の儚さ」である。生を受けた以上、人生は有限であり儚いものだからこそ、今後しばらくは、「医学の発展への貢献」「若き医学研究者の養成」に尽くしながら「有意義な人生」にしたいと思う。
血液内科 東梅友美
造血細胞移植コーディネーターの補助員として11月20日に職場復帰しました、加藤です。現在は週に3日、仕事をさせていただいています。
今日は、山形市に住んでみて私の実家の酒田市と違いに思ったことを少し話してみようかと思います。
1. 広いし、人が沢山!さすが県庁所在地。
2. 有名店補が2店舗以上ある!イ〇ン、ニ〇リ、ヤ〇ダ電機、などなど・・・どちらに行こうか迷います。
でも映画館は迷ったことはありません。大丈夫!
3. 駅にエスパル。「ステーションデパート」つうヤツですね!!
4. 駅にメトロポリタン。「メ ト ロ ポ リ タ ン ♪」って聞き心地が良いですね。
5. コインパーキングが山ほど。なのに探せず七日町ショッピングができない。
6. 暴風雨がない。傘がとてもさしやすい。
7. 地吹雪がない。フォグランプだけで運転することがなくて良き。
8. 白鳥の群れがいない??落穂ひろいの田んぼがないからですね~
などなど、山形市に住んで5年目になりますが、私自身『いくら何でももうそろそろ馴染んでも(慣れても)良いんじゃないか?!』と思っております。いまだに「すごーい」や「へぇ~」と思うこともありますし、行ってみたい所ややってみたい事が沢山あります。挙げれば尽きませんが、今回はこの辺にしましょうか。
皆さまお付き合いくださりありがとうございます。今後とも宜しくお願い致します。
造血細胞移植コーディネーター補助員 加藤輝香
10月より、お世話になっております、事務秘書の山本と申します。
そそっかしく、もどかしい所もありますが、おちついて仕事をするように心がけたいと考えています。
趣味は、スマホで写真を撮り、それをネタにちょっと笑える日記を書くことです。
『人の振り見て我が振り直せ』を座右の銘として、人の粗探しより素敵な所を発見し、見習うように心掛けています。
未熟者ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
医局秘書 山本梢
気づいたら、医局内では年配の方になり、今年の4月から医局長という役職で、色々な仕事をしてます。医局での座席も移動しまして、あまり落ち着きませんが、少しずつ慣れてきました。仕事もそれ以外も時々大変ですが、前向きにいきたいと思います。
さて、働き方改革もあり、休みをしっかりとるように言われる時代となりました。休みを取ると、その前後が忙しくなりますが、やっぱり休むことは重要で、心身ともに充実します。今年もおかげさまで夏休みをとれて、遠くへ行って楽しんできました。
学生の頃は、医者になったら長期休暇など取れないのではないか、海外旅行なんて行けなくなるのではないか、と悲観的に考えていましたが、夏休みなどはしっかり取れる病院が多いと思いますので、医学生の皆様ご安心ください。患者様も、年1回の夏休みで外来休診となっても1週間程度ですので、どうかご理解ください。休み後は担当医も元気になっていると思います。
今後は、コロナも落ち着いてきたので、海外旅行にも行きたいと思います。もう15年くらい前になりますが、病院で働き始めて数年後に、子供の頃からいつか行きたいと思っていたマチュピチュに行きました。マチュピチュを眺めることのできるワイナピチュを2-3時間かけて登って、足が痛くなりまししたが、ワイナピチュからの景色は・・・残念ながら雲っていて、全く見えませんでした。時間がなくて下山しましたが、頂上であと1時間くらい待っていいれば雲がなくなり、マチュピチュを眺めることができたそうです。まあ、良い思い出です。
いつか、ウユニ塩湖やサッカーワールドカップなどにも行きたいです。アジアチャンピオンズリーグのJリーグチームのアウェーゲームも地味に行ってみたい、モンテディオだったら最高です。もちろん医者なので、アメリカ糖尿病学会など、国際学会にも行きたいです。
ちょっと現実逃避とも捉えられる内容になってしまいましたが、病んではいないと思いますので、大丈夫です。また旅行に行けるように仕事頑張りたいと思います。
糖尿病・代謝内分泌内科 柄澤繁
本日はお休みいたします。
夏の思い出。
久しぶりに東京に出張、班会議に出席してきました。
私の方向音痴はかなりのもので、東京駅は八重洲口にしか出られません。この度は宿泊先が築地だったので、そちら方面の地下鉄に乗って近くまで行きたかったのですが、よくわからず断念。八重洲口から人の波に押されるうちに有楽町駅付近に到達。方角はまったくわかりません。でも山形にいても方角はわかりません。スマホの地図表示や通りの看板などを頼りに40分ほど歩いてホテルに到着しました。こんな状況なので、ホテルは会場近くをとるようにしています。以前東京の学会に行った時には、会場の東京国際フォーラムからホテルにたどり着けず、街をさまよいました。方向音痴なのにすべて徒歩で済まそうとするのが一番の問題です。
疲れが出たのか、山形に戻ってすぐ熱が出てしまい、食事もとれず、採血ではカリウムが3.2まで下がりました。血小板も14万と少し下がりました。白血球はもともと少なめで2700くらいですが、こちらはとくに変化はなく済みました。
ようやく回復したと思ったら頭を4か所もブヨに食われてしまい、かゆみと腫れと浸出液、リンパ節炎で10日ほど苦しみました。
ようやく落ち着いてきたと思ったら、ブヨ刺傷を冷やすために使ったタオルで額がかぶれて強い炎症を起こし、映画「アバター」のように額が突出するほど腫れてしまいました。
顔全体がじんじんと疼くような数日を過ごし、腫れのため視界も狭まり体力的にもつらかったです。患者さんにまで心配をかけてしまいました。
またようやく落ち着いてきたと思ったら、ブヨ刺傷がぶり返し、掻きたくて掻きたくて震える日々でした。
どうやらブヨは慢性痒疹となっている可能性があり、これからも苦しめられるもようです。
今年の夏の思い出でした。
血液内科 相澤 桂子
昔から本を読むのが好きです。仕事と2人の子育てをしていると、なかなか時間をかけた趣味はできませんが、あまり長くない本を時々読んでいます。最近よく読むのは「嫌ミスの女王」と呼ばれる湊かなえさんの本です。嫌ミスとは読後、嫌な気持ちになるミステリーのことで、作品によっては救いがなかったり、本当に後味が悪く、読んでいてストレスを感じるようなものもありますが、読んでいる時のドキドキ感と何とも言えない読後感にはまってしまい、本屋さんでまだ読んでいないものを見つけるとつい買ってしまいます。個人的なお勧めは「豆の上で眠る」「未来」「少女」です。ミステリー好きの方はお試しください。
血液内科 山田 茜
本日はお休みさせていただきます。
本日はお休みさせていただきます。
はじめまして。4月から入局しました瀧口翔子です。自己紹介がてら私の趣味のお話でもさせていただければと思います。自己紹介につきものの趣味・・・、ながらく人生において趣味という趣味がなく、その時々に読書、映画鑑賞、音楽鑑賞(どれも人に語れるほど熱心ではない)とのらりくらりとお答えし、人様に堂々と言える趣味がなかったのですが、昨年より一つハマっているものがあります。それはボードゲームです。昨年夏頃、無趣味人間である私は休日もいつものルーティーンでぼーっと動画サイトを徘徊し、そこであるボードゲームチャンネルに出会いました。それまでボードゲームに関しては全くの無知だったですが、ちまちまと駒を動かしたりカードをめくって配置したりするいい意味でのアナログ感の虜になってしまいました。デジタルのゲームですとそういった作業は全てぱぱっと画面転換して終わりですが、ボードゲームはそうはいかず、準備段階からこのカードの山札はここ、上から何枚めくってここに配置、これらのプレーヤーコマはこの地点に、報酬のコインはここに重ねて・・・などちまちました作業が多いのです。元来ちまちました作業が好きなので、見事にハマってしまいました。早速気になったボードゲームを数個買い、広げてプレイしているうちにどんどん新しいものが欲しくなり、今では三段ボックスに入りきらないくらいのボードゲームが集まりました。ただボードゲームには難点もあります。まず、ルールは自分で習得しなければいけません。これがなかなか難儀で、間違ったルールで進行していても止めてくれる人はいません。そしてルールを理解した後、それを一緒に遊ぶ人たちに噛み砕いて説明する時間も必要です。そもそも私の好むボードゲームは1回プレイ時間が1-2時間以上かかる重量級ゲーム、いわゆる重ゲーであり、ルール説明から始めると初回プレイは2時間近くかかることも想定されます。そこまでの負担を相手に強いることを想像するとゾッとしてしまい、買ったボードゲームたちは積まれたままです。時々時間の取れた休日に、一人で積まれたゲームを引っ張り出し、ちまちまと駒を並べN P C相手に(最近のボードゲームはソロプレイできるものも多いのです!推奨は多人数プレイなのですが・・・)ボソボソとルールを呟きながらゲームをしております。というわけで、「趣味は?」と聞かれた時に「ボードゲーム!」と元気にお返事できるようにはなったのですが、実態はかなりあやしい絵面です。私自身は楽しんでおります!写真は一番お気に入りのボードゲーム、エバーデールです。動物の駒がやカードが非常に可愛くてお気に入りです。例の如く一人で遊んでいる時の写真です。
糖尿病・代謝内分泌 瀧口翔子
こんにちは。大沼陸です。さて、今回も変わらずモンテディオ山形の話です。前回3内日誌を書いていた時はクラブ史上初の開幕2連勝と興奮状態で日誌を書いておりましたが、その後、クラブワースト記録の8連敗を喫しJ3降格圏に沈んでおりました。。。僕の心も何度も折れかけましたがその後立て直し、今ではプレーオフ圏も射程に捉えています。このジェットコースターの様な戦い方がモンテディオ山形応援のやみつきになるポイントでもあります。少し前になりますがベガルタ仙台とのみちのくダービーを観戦に行き、13年ぶりの快勝を収めました。いや~良い試合!ダービーは雰囲気もヒリヒリしていて最高です。みなさんも機会があればぜひモンテディオ山形をよろしくお願いします。と今回も勝手にPR活動でした。
糖尿病・代謝内分泌内科 大沼 陸
ここ1年ぐらい、子供のおもちゃ集めにはまっています。主には木製の海外製のおもちゃです。おもちゃも奥が深くて、可愛くて素敵なデザインのおもちゃのブランドがたくさんあります。しかし、おもちゃにしては値段が高すぎる。ものによっては5万円以上するものもあります。しかも昨今の円安と物価高でますます高価になっています。でもすごくかわいくて集めたい。私の中で数十年眠っていた収集癖が突如として目覚め、試行錯誤しながら地道におもちゃを集めています。フリマアプリで安く手に入れたり、ヨーロッパから個人輸入したりしているうちに、気付けば棚に入りきらないくらいのおもちゃが集まっていました。ちなみに肝心の息子にはいまいちヒットしていません。もう少し大きくなったら遊んでくれることを期待しています。
血液内科 細川由佳
週末のお昼は、マクドナルドを利用することが多いです。
お目当ては『ハッピーセット☺』。食事のおまけとしておもちゃか絵本がもらえるのですが、我が家はたいていおもちゃを選択しています。今年初め、おもちゃが〝きかんしゃトーマス〟だった時には、全種類の機関車を集めたいと親のほうが必死になって、平日にもマクドナルドを利用してしまいました。それでも1種類だけ集められず、メルカリで購入という顛末を迎えました。ハッピーセットの絵本は小さいので持ち歩きに便利で、子供が小児科受診の際には、待ち時間の必須アイテムにもなっています。
ファーストフード=野菜不足、というイメージがありますが、ハッピーセットは(店舗によっては)サイドメニューで〝えだまめコーン〟や〝サイドサラダ〟も選べるので、罪悪感が少ないのも良いところです。また、不要になったプラスチックのおもちゃは店舗のリサイクルBOXに回収してもらえるところも、推せる理由の1つです。少しずつ値上がりしていて、ゆくゆくはファーストフードも特別な日にしか利用できなくなるのではと心配もしつつ、そうなってしまうまではせっせと通いたいと思います。
糖尿病・代謝内分泌内科 長岡杏子
患者さんを元気にする方法
毎週火曜日は外勤の日。今日もいつも通り朝早く出張先の病院に到着し、外来の準備を始める。ここの外来は混雑する上に重症患者も多い。4月からは常に枠超えで予約が入っている。しばし憂鬱な気持ちでモニター画面を眺めていたが、考えても仕方がないので外来を始める。1人2人と手短に診察し、データの確認と処方。その度、付き添いの看護師とクラークが、手際よく入力と患者説明を行い、順調に進む。ところが、3人目が入ってくると、この小気味よいリズムが一転した。患者の目線が暗い。開口一番、身体の不調を訴えてきた。患者の身体所見やデータから病状の悪化はない。しばし話を聞いていると、どうも慣れない仕事を始めて、疲れが貯まり辛いとのことだった。
こんな時は「仕事辞めたら?」などと言ってはいけない。「傾聴」と「共感」のスキルを使い、仕事の辛さや体の不調を訴えるたびに、「そうだね」、「大変だね」、「そう思いますよ」などと相槌を打って聞く。しかし、これは親身になって話を聞けば有効な手段だが、やり方によっては単なる「聞き流し」になってしまう。電子カルテの入力作業をしながらでは、後者になってしまった‥。気づいた時にはもう遅い。患者の目尻から大粒の涙がこぼれていた。話の主題も体の不調から家庭内不和に至っている。
人は不幸や不遇があると、その遠因を他者に求めたくなるものだな、と感慨に耽ってしまう。しかし、今現在、患者のそれは私に向けられてしまった。
このままでは泥沼に陥ってしまうと思い、「第3者」の介入を試みることに。
素早く目線を看護師に送り助けを求めた。しかし、看護師はこの修羅場に巻き込まれる危険性を察知してか、自身の端末画面から決して目線を外そうとしない。何度も目配せするが、冷たい目線を画面に落とし、断固拒否のオーラを放っていた。
こうなると、もはや自力回復を図るしかない。仕方がないので「不幸返し」をすることに。これは不幸を訴える相手に、更に悲惨な不幸話をすることで、己の不幸感を軽減するとともに、剰えちょっとした優越感も与える方法である。「私もね、先月にこんなことがあったんですよ…」と徐に身の上話を始めた。不幸ネタには自信がある。普通なら心折れて人間不信になるような不幸でも、折れ尽くし砂のような心には、水が染み込むように消えていく。淡々と語っていると、いつの間にか患者の涙は止まり、私の話に聞き入っていた。話が終わる頃にはすっかり目つきも変わり、帰り際には笑みさえ溢れ、「先生も頑張ってくださいね。」と労いの言葉をいただいた‥。
ようやく終わった、と看護師の方に目をやると、私の聞いてはいけない不幸話にドン引きしたのか、寒々としていた。お陰様でその後の外来は言葉少なく進み早々に終了。私の不幸話に触れない彼女らの気遣いがむしろ痛かったが、米沢ラーメンを食べる時間ができたので、まあいいかと帰宅へ。その日のラーメン、ちょっと塩っぱかったかな。
糖尿病・代謝内分泌内科 諏佐 真治
先月、鎌倉へ一人旅をしてきました。紫陽花の季節になるとどうしても行きたくなってしまいます。北鎌倉駅で降りて円覚寺をゆっくり散策して、いよいよ紫陽花寺・明月院へ足を延ばします。紫陽花を見るというより、まるで人並を見に来たような混雑ぶりです。今回は運良く後庭園も見ることができました。菖蒲は終わっていたのですが、こちらまで見に来る人は少なくとてもゆったりと散策することができました。植替え用に育てている紫陽花や、半夏生、可愛いお地蔵さんにも会ってきました。とても心ゆったりとした一日を過ごしてきました。
技術職員 清野智美
本年度より入局しました糖尿病・代謝・内分泌グループの武田一馬です。宜しくお願いします。まずは自己紹介ですが生まれは天童で高校、大学も山形と根っからの地元民です。
自慢できることといえば小学校、中学校の同級生に現在阪神タイガースで活躍されている中野拓夢選手がいることくらいです。
何度か書く機会が回ってきそうなのでよく嗜むコーヒーについてお話ししようかと思います。もともとコーヒーがかなり好きなのですがインスタントでは我慢できなくなり、現在は家で豆を挽いているような状況です。カフェにもよく行くので、その情報を提供できればと思います。
最近ったおすすめのカフェですが東根市にある「すいっちこーひー」という場所です。最近リニューアルもしまして東根市の「よってけぽぽら」の近くに移転しました。
おすすめのポイントとしては何よりブレンドコーヒーの癖が少なくさっぱりとして飲みやすい点かと思います。香りもよくて普段飲んでいるインスタントやドリップでは味わえない体験ができるはずです。
今回は以上とさせていただきます。これからよろしくお願いします。
糖尿病・代謝・内分泌内科 武田一馬
1年振りに大学に赴任しました高橋諒と申します。昨年度は公立置賜総合病院に1年間勤務し、鈴木郁子先生をはじめ、看護師方々含む多職種の御指導を頂き、多くの実りある経験を積む事が出来ました。1年間南陽市に暮らして、遠藤鮮魚店の日本酒飲み放題、の川やの出来立て豆腐、楼蘭の中華料理には強く惹かれました。
異動で慌ただしい年度末には第一子の長男が誕生。控えめな体重でしたが、すくすく育っています。奥さんに似るよう願っていた中、目と睫毛は自分に似ているようで、何だか嬉しかったです。よりいっそう頑張って行きたいと思います。
血液内科 高橋諒
先日、講座対抗野球大会の試合が行われました。
小中学校時代に白球を追いかけていた(とても上手とは言えない腕前でしたが)身としては密かに胸の高鳴るイベントであり、実は山大第三内科に赴任する前に医局のHPでその存在を知った時から参加してみたいと思っておりました。赴任当初はコロナ渦のため開催できない状況だったのですが、昨年から晴れて再開となり今回で2回目の参加となりました。昨年は実家から20年近く眠っていたグラブを引っ張り出してきて夜の公園で1人誰もいない空に向かってキャッチボールをしてみたり(さすがに壁投げは問題になるので控えました)、コソコソと夜中にバッティングセンターで汗を流すなどして臨んだのですが今ひとつ結果を出せず。今年こそはチームに貢献できるようにと何度かバッティングセンターに通って練習した結果、最低限の結果は出すことができたので、安堵しています。チームとしても一人一人が全力を出し切り(終盤は自分を含め多くのチームメンバーが満身創痍となっていましたが)、非常にいい試合ができたのではないかと思います。日々の業務の中で味わえない楽しいひと時を過ごさせていただきました
三内チームの皆様、相手チームの皆様、イベントを企画・運営してくださったスタッフの皆様にはこの場で感謝申し上げます。
来年のゲームに備えて、今後も仕事の合間に練習しておこうと思います。ただ野球少年の心のままにこの歳の身体を動かすのは少々危険であることも自覚したため、怪我をしない身体作りも同時並行で進めていきたいと思います。
血液内科 鈴木琢磨
本日はお休みさせていただきます。
昨年度入局いたしました代謝内分泌分野の茂原義弘です。昨年度は日本海総合病院糖尿病内分泌内科におりましたので、ことし大学病院に戻って改めて勉強させていただきます。
さて、入局して初めて三内日誌なるものの存在を覚知したところで一体何を記載すべきか当惑しております。
当たり障りのないところで今回は自分の飼っている(といっても実家でですが)ペットについて話すことにいたしましょう。
我が家のペットは私が小学生の時分に祭りの夜店で買ってきて以来実家の一角を占拠しています。
はじめは緑色で小さく非常にかわいかったのですが…
結局こうなりました。当時は的屋で「ミドリガメ」などとかわいい名前で売られていましたが、すぐにこの美しい緑色は消え失せてしまいます。全長は30㎝ほどに巨大化してしまいました。
正式名称は皆さまご存じ「ミシシッピアカミミガメTarchemys scripta」で侵略的外来種の代表的存在です。
この変貌ぶりを見ていると、なるほど成長すると飼い主が持て余して捨ててしまうのもさもありなん、と納得できる生物です。(家に連れてきた張本人の自分が言えた話では全くないのですが)
なお、今年の6月1日から彼らを捨ててしまうと刑事罰対象となる「条件付き特定外来生物」に指定されてしまいました。今飼育している個体を自宅で買い続ける分には問題ないそうなので、彼らはこれからも実家に君臨し続けるのでしょう。
皆様におかれましてはペットを飼い始めるときには十分に将来計画を立てていただけますように!
代謝内分泌グループ 茂原義弘
本日はお休みさせていただきます。
私は、大の虫嫌いですが、虫のことを少し書いてみることにしました。
5.6月になると、コンクリートや階段に多く見かける赤い小さな虫ですが、私も小さい頃その赤い虫を見つけてはよく顔を近づけて観察したり、足で踏んづけてみたりしていたのですが、それ以来その虫に気を留めることなく生きてきました。
5月に入りその虫をコンクリート塀や階段で子供たちが見使えるたびに
あっ!またあかいむし!なんで赤いの?と聞いてくるので、調べてみました。
名前は「カベアナタカラダニ」という名前でダニですが人を刺したりすることはなく、5~6月に大量に発生し、7月にはほとんど見かけなくなるそうです。カベアナタカラダニは餌の花粉荒抗酸化物質を合成し、高濃度で蓄積して春先の紫外線から体を守るために体色が赤色をしていると考えられているそうです。この虫の正体が知れて良かったのですが、子供の頃によく見つけていたこの虫の存在が、視野が狭くなったのか目の老化なのか全く視野に入ってこなかった頃が驚きでした。
もう少し周りに目を向けて生活しようと感じた出来事でした。
医局秘書 相田 あゆみ
本日はお休みさせていただきます。
本日はお休みさせていただきます。
約4年ぶりに置賜総合病院から戻ってきました石井康大です。
4月に異動して約1か月ですが、以前とも置賜ともまた違う生活です。4年前は後輩も少なく、自分から積極的に診療することを信条に動いていましたが、後輩が増え、自分であえて行わず一緒に考えるという事を大切にしつつ、自分もまだまだ成長できるように過ごしていきたいと感じる日々です。
以前に担当していた患者さんをまた診療させて頂く機会もあり、4年で色々と良い事や悪い事があった話をしつつ、これからの診療で何かこの一言や一つの薬の選択によって患者さんの人生を少しでもいいものにできるような診療をしたいと、一時は離れて再会したからこそ思う気持ちがある気がします。
さて、自己紹介としては、現在は3児の父ですが、最近の我が家でハマっているテレビ番組の紹介をしたいと思います。それは、NHK Eテレの『びじゅチューン』です。
日本や世界の美術作品(絵画や彫刻、建造物など)をモチーフにしたアニメと歌、その解説を5~10分で紹介する番組です。井上涼さんという方が、作詞、作曲、作画、歌を全て担当していて、なんとも耳に残る声、頭に残るメロディー、味がある絵と引き込まれています。
どれも好きですが、なかでも好きな作品は、
『何にでも牛乳を注ぐ女 (モチーフ:ヨハネス・フェルメール「牛乳を注ぐ女」)』
https://www.youtube.com/watch?v=pia0iJLqzmA
『ヘルスチェックインザヘル (モチーフ:「地獄草紙」)』
https://www.youtube.com/watch?v=7SFneJraj7M
『祖母のコロッセオハット (モチーフ:「コロッセオ」)』
https://www.youtube.com/watch?v=w9q2dGcx-Kw
公式YouTubeを貼っておきます。アニメ自体はだいたい1分半ですので、興味のある方はぜひご覧ください。テレビ放送ではこのアニメの後に作品の解説があるので、惹かれた方はそちらはテレビでご覧ください。ではでは、またよろしくお願いします。
代謝内分泌グループ 石井康大
本日はお休みさせていただきます。
本日はお休みさせていただきます。
本日はお休みさせていただきます。
本日はお休みさせていただきます。
新学期になり、家族で山寺(宝珠山立石寺)を登りました。山寺は山形に来てから、家族で時々訪れる場所であり、山の上にある奥の院まで登ると1時間くらいの登山になるので、いい運動になります。季節により木々の変化があり、今回はまだ桜はごく一部しか咲いておらず、ほとんどの木がつぼみのままでしたが、今までは桜や新緑、紅葉を楽しむことができました。山寺に来ると、ほぼ毎回、家族で玉こんにゃくを食べていますが、山寺で食べるからよりおいしく感じるのだと思います。今回も玉こんにゃくを食べて、参道を登りましたが、奥の院まで登ると軽く息がきれます。山形に来て3年となり、たびたびこの参道を登っていますが、自分の歩行能力はあまり変わらないように感じます。一方、小学生の子供たちは成長して、親より早く登るようになりました。子供の成長はうれしいのですが、時は確実に流れているのだと感じます。
山寺は860年に霊山として開かれましたが、天台宗の修行の場として登山道が参道として作られ、姥堂で地獄と天国が分かれると考えられており、来るたびに厳かな空気が流れているのを感じます。季節が変わり、時代が変わる中でも、山寺への信仰と人の思いは昔から変わらずにあるので、建造物だけでなく、山寺が発する厳かさは変わらずにあるのだと思います。Quebecに留学した経験から、古代からの歴史建造物や思想が現代まで遺されている日本は世界的に貴重な国だと気づきましたが、後世に伝えていく日本人の想いが、時代を超えても変わらないから日本では遺されているのだと思います。
山形大学第三内科にとって、今年度は体制が変わることから、変化の年になると考えます。時代の変化と環境の変化にあらがうことはできず、それらの変化に応じて我々自身が可能な変化をすることで対応する必要があります。しかし、山形大学第三内科の先輩方の想いを引き継ぎながら、変化を発展へのチャンスと捉えたいと思います。今年も山形大学第三内科および脳神経内科をよろしくお願いします。
脳神経内科 教授 太田康之
今年度の順番はもう回ってこないかと思って油断しておりました。まさか年度最後に回ってくるとは。3内日誌では本を紹介することに決めていたのですが、私情で最近忙しくあまり本を読めておりませんでした。しかし、ちょうど先週末に新幹線に乗る機会があり、櫻田智也さんの「サーチライトと誘蛾灯」という本を山形駅で購入して読みました。昆虫好きな主人公が巻き込まれる5つの事件を描く連作短編集です。ふわふわしたテイストなのですが、結末や事件の動機は切ないものが多く読後はしんみりしてしまいました。続編もあるようなのでそちらも買ってみようかなと思います。連作短編集では他に北村薫さんの「空飛ぶ馬」、伊坂幸太郎さんの「チルドレン」なども面白いのでもしお時間があればぜひ。
今年度で第三内科を一度離れることになりました(引継ぎや部屋の片づけでばたばたしておりました)。異動は久しぶりで今から緊張していますが、少しでも成長してまた戻ってきたいと思います。
代謝内分泌内科 相馬 祥子
ようやく暖かい日が増えてきて、冬も終わりだーと嬉しい今日この頃です。
この冬は電気代(だけでなく物価全体ですが)の高騰が話題になりましたね。我が家も12月の電気代には驚愕しました。節電しないと!ということで、倉庫に眠っていた反射式石油ストーブを引っ張り出して使ってみることにしました。
結果的にはこれが大活躍し、感動したのでここで紹介しようと思います。
部屋があたたまるまではエアコンと併用しますが、部屋があたたまればエアコンを消しても寒くならないし、やかんに水を入れて上に置いておけばお湯が沸くので電気ケトルやポットを使わなくなりました。お湯が沸けば蒸気が出るので毎日フル稼働していた加湿器も必要なくなりました。煮込み料理等を作るときにもストーブの上に鍋を放置でコトコトおいしく仕上がります。オール電化なので料理の際の節電にもなるしコンロも空くので効率も良かったです。コンセントも必要ないので部屋の好きなところに置けるのも良い点かと思います。電気代も最終的には昨年よりも安く抑えられました。
デメリットと言えば、給油が必要なことと、消火時に臭いがすることぐらいかと思いますが、自動の給油ポンプを買ったのでそこまで面倒とは思わなかったし、ストーブを消すのも外出時や就寝時など、長時間部屋を出るときなので臭いもそんなに気になりませんでした。
(ただし、接触による火傷などの心配がある小さなお子さんがいる家庭やペットがいるおうちでは注意が必要です。)
長々と書いてしまいましたが、とにかく間違いなくこの冬の我が家のMVPでした。反射式石油ストーブ、オススメです。
この度、3月末で退職することになりました。大変お世話になりありがとうございました。今後もホームページや3内日誌はちょこちょこ覗こうと思います。
医局秘書 安部 萌々子
糖尿病・内分泌代謝グループの羽田です。
昨年4月に異動で大学へ戻ってきましたが、あっという間に3月も中旬になってしまいました。ついこの前戻ってきたばかりの様な気がするのですが、1年は早いものです。
つい先日、高校時代の友人に誘われたのもあり、南陽の熊野大社に厄払いに行ってきました。30代って2回も厄年があるんですね。気にしないで生活すれば、気にならないのですが、一度厄年だと聞いてしまうと、あんなこともこんなことも厄年のせいだからかと思ってしまうので、はやめに厄払いをしてもらいました。ただ、一部では厄年は災いが起こるというのは迷信で、人のために役に立つ年齢になった、役職につく世代になったという意味もあり一人前になる時期に再度人生を見つめ直す時期という解釈もあるようです。
未だに一人前になっているのかどうか不安ではありますが、いやなことがあれば厄年のせいにしつつ、人の役に立てるように生きていこうと思います。
話は変わりますが、前回猫の話をしましたが、先日1歳になりました。子猫時代は大はしゃぎでしたが、猫も大人になると多少落ち着くんですね。かわいさはかわりませんが。
糖尿病・内分泌代謝グループ 羽田幸里香
伊藤先生のピアノの話にあやかり、私もピアノの話をしようかと思います。7歳のころから10年間、そこそこ真面目に取り組んでいたピアノですが、高校2年生の夏、大学受験を機にやや不完全燃焼のまま辞めてしまいました。そのことがずっと心残りで、やっぱりどうしてももう一度ピアノを弾きたいとずっと考えていたため、去年の夏に思い切って電子ピアノを購入しました。久しぶりに弾いてみると、指は思うように動きませんが、10年以上のブランクがあった割にはそれなりに弾ける自分に驚きました。ラ・カンパネラという名曲を弾きたくて楽譜まで買いましたが、あまりに難しく10分ぐらいで挫折しました。今はベートーベンのピアノソナタ「悲愴」第一楽章を練習中です。まだまだ弾きたい曲がたくさんあるので、楽しみながら続けたいと思います。
幼いころからクラシック好きの父の影響でいろいろな曲を聴かされました。小さい頃は全然興味ありませんでしたが、大人になってから改めて聴くと心に響くものがあります。息子も音楽好きになってほしいな~と思い、おもちゃのピアノを購入してみましたが、今のところ全く興味がないようです。朝起きてから夜寝るまで、ずっと乗り物のおもちゃで遊んでいます。これからも息子の好きなことを尊重しながら、成長を見守りたいと思います。
血液内科 細川 由佳
こんにちは。大沼陸です。日誌を書いている現在、欧州サッカーはシーズン終盤の佳境を迎えているところにJリーグが開幕してしまい、体力的にも金銭的にも大変な季節です。欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメントでは僕一推しのリヴァプールがレアル・マドリードに1st legでボコボコにされました。朝早く起きたのに。でも試合はハイレベルで面白かったです。一方、今シーズンのモンテディオ山形はというと、なんとクラブ史上初の開幕2連勝で現在J2首位です!オフシーズンは例年通り主力を引き抜きかれながら、渋い実力者を補強して、攻撃的なサッカーを展開しており、今年こそは、と思わせてくれます(毎年思ってはいますが)。今年も勝てそうな試合を選んで観戦に行こうかと思ってます。以上、個人的サッカー近況報告でした。
代謝内分泌内科 大沼 陸
本日はお休みさせていただきます。
三内日誌の内容を一週間以上考えているのですが、何も浮かばず諦めモードです。
先生方やほかの秘書さんたちのように上手に書きたいのですが、ちょっと今回は厳しいみたいです。
今、頭に浮かんでいる単語を羅列すると、きのこ、ブロッコリーです。それぞれの単語に思い入れがあるわけでもないのですが、この2つが頭の中にあります。
キノコはさっき医局の中でお話していたからだと思います。キノコといってもかなりの種類があると聞きました。普段は「あーキノコだな」と思っていても、実は名前があるそうなので、今まで何も知らずに食べていたのが申し訳なくなってきています。
ブロッコリーに関しては、私が使っている机の周りに緑のものがあるからではないかと思います。ブロッコリーといえば、一つ思い出があります。私が学生時代にはじめてゴキブリに出会ったのは自分の自転車のサドルの上でした。初めて遭遇にだいぶパニックになり、自転車のサドルを引きぬき、手に持っていたブロッコリーをサドルにさした記憶があります。(友達に言われてさしたのかはちょっと記憶にはないですが・・・)
すごくどうでもいいようなことを書いてしまったので、最後は最近聞いていいなと思った言葉を書いておきます。
최고보다는늘최선을다하라.
医局秘書 高橋尚子
本日はお休みさせていただきます。
寒波襲来中です。今はただの寒がりのおばさんになってしまいましたが、学生時代は競技スキー部で、週末は一日中雪山で過ごしていました。スキーの話をあまりしたことがない気がするので、いくつか思い出話をしようと思います。
アルペンはあまり上達しませんでしたが、クロスカントリーは地道にトレーニングして、そこそこ頑張りました。公式競技ではありませんが、東医体スプリント6位が最高順位だったと思います。3年生の時、札幌スキーマラソンに出場し、50㎞滑るにはエネルギーが必要!と前日まで旅行気分で美味しい物を食べまくりました。ただ体力の全盛期でも極寒吹雪の中の50㎞は予想以上に辛かったです。4年生の時、同級生3人で長野県白馬村でのインカレに参戦しました。インカレのリレーは1人がクラシカルで出る必要があり、誰もやったことがありませんでしたが、大会の景品でクラシカル板をゲットしたので、出てみようという話になりました。悪天候で高速の通行止め、大渋滞に巻き込まれ、朝2時に出たのに到着は18時で、ほぼコース下見ができないまま、翌日10㎞のレースに出場しました。長野五輪のコースだったのだと思いますが、壁のような登り坂が次々と現れてとにかくきつかったことしか覚えていません。翌日はリレー。第一走者がクラシカルでスタートしましたが、ど素人なので、グリップワックスを完全に失敗してグリップが効きすぎていたのです。平地なのに全く進めず、最後尾でスタートし、下り坂も下れないのでは、失格になるかもと心配していたら、何とか滑走面の雪をはがしながら滑り、完走して戻ってきました。自分含め残り2人がスケーティングで頑張って挽回したところ、思いがけず女子3部で優勝し、2部昇格となりました。
卒業後はほとんど滑れていませんが、子供のスキー教室もあるので、そのうち家族で行ってみようと思っています。
血液内科 山田 茜
毎年、年末~年始にかけて世界の友人からgreetingのメールが届きます。ドイツ語、フランス語、ハングルなどが英語に混じって書いてあります。国は異なっても友情はあまり変わりません。昨年は毎年12月に開催されるアメリカ血液学会(ASH)に3年ぶりに参加し、久しぶりに友人達と直接対面できました。私にとってASHは、旧友と再会し、お互いの「無事」を確認しつつ、また来年頑張ろうと自分を「奮い立たせる」良い機会になっています。
そのASHでは「coordinating reviewer」に任命され、自分の専門である「移植免疫の基礎」セッションの責任者を務めました。64年にわたるASHの歴史の中で、セッション責任者はその分野の「第一人者」が担当します。私もその仲間に加えさせていただいたことは実に感慨深いものがありました。岩手の三陸沿岸にある小さな田舎町の出身で、海外など縁遠い環境で育ち(釜石港には製鉄所があった関係で外国船が入港しており、その外国船を見るのが幼い頃の楽しみではありましたが)、28歳で初めてパスポートを手にした人間が選ばれたのです。2002年に同種造血細胞移植を安全に施行することを目的に「移植片対宿主病(GVHD)」の研究を開始以来、20年以上にわたり信念を持ち続け研究を継続した甲斐があったと感じました。今後も同種造血細胞移植のさらなる成績向上に向けて研究を継続する気持ちを新たにするとともに、これまでの自分の経験を、同じ分野を志す若き研究者の育成に生かしていきたいと考えています。来れ、若人、一緒に研究しよう!
血液内科 東梅 友美
我が家には、けん玉が3つもあります。
ピンクのけん玉は一番古く、いつ壊れてもおかしくありません。剣先もだいぶすり減っていますし、皿の輪郭もあやしい、玉はぼこぼこです。ひもは交換すればいいですが、全体的にだいぶ傷んできたため、昨年末に新しいけん玉を2つ購入しました。
1つは赤いけん玉で娘用、もう1つは黒いけん玉で私が使う予定です。新品を使うのがもったいないため、私はまだ壊れかけのピンクを使っていますが、娘はさっそくピカピカの赤いけん玉で遊び始めました。
小学生のころからなんとなく遊んでいましたが、「とめけん」や「もしかめ」くらいしかできる技はありませんでした。兄がよく「ひこうき」をやっていたのを覚えています。
娘からの情報で某有名動画サイトにけん玉プレーヤーのチャンネルがあるということで、それを参考にしながら空いた時間に遊んでいます。「ろうそく」「けん先すべり」「世界一周」、「ひこうき」はできるようになりましたが、娘も私も「灯台」に苦戦しています。
膝を使うので結構からだも温まりますよ。
技の名称を聞いて「どんな技だろう」と興味を持った方、けん玉やってみませんか。
血液内科 相澤 桂子
年末年始の連日の御乱行の賜物でお腹回りがだいぶ裕福になったため、先日久方ぶりに仙台の水の森公園に出かけました。ここは自宅の団地に隣接している緑地帯で、水量豊富な三共堤、丸田沢堤を中心として、周囲に全周約3.3㎞の散策路が整備されています。春は路傍にスミレやカタクリの小群生が散在し、小さな沢にはサンショウウオの卵を見かけることもあります。夏には”スズメバチ注意”の立て札が出たり、秋には見事な紅葉と共に時折熊の出現情報が出されたりと市街地にしては豊かな自然が残されているところです。
自宅を出てから15分弱で公園の入り口に到着します。そこから散策路を一周しますが、夏場は50-60分前後、秋冬は40-50分程度かかり、自宅に戻ると全所要時間1時間半弱とそこそこの運動になります。最近特に感じることですが、自宅から公園入口までのアスファルトの道は膝に負担がかかり地面からの突き上げを強く、あまり気持ちの良いものではありません。しかし散策路に入ると、凹凸や勾配があり一般道に比べて決して歩きやすいわけではありませんが、地面から伝わる感じが心地よくストレスは全く感じられません。遥か昔、若いころにも歩いたことがあるコースですが、このような感覚はありませんでした。身体的にも肉体的にも余裕があり、外的なストレスを感じることが無かったのでしょう。加齢に伴い様々な意味で余裕が無くなると、外的な影響が大きくなるようです。しかし裏を返せば、より外界に対する理解が深まるということでしょう。加齢というとあまり景気の良い話は聞こえてきませんが、物の感じ方、受け取り方はより多様性を増したと前向きに考えたいところです。
こんな事を考えている間にすでに四合瓶は空いてしまい、腹囲減少問題は今後の検討課題となってしまいました。
主任教授 血液内科 石澤 賢一
血液内科の伊藤先生がピアノを弾けるということを、三内日誌で初めて知りました。
私も、普段あまり話していないようなことを書いてみることにしました。
私は極度の方向音痴です。空間認識能力の問題だと思います。院内ですら、いつもと違う経路で目的地に向かおうとするとわからなくなるので、いつも同じ経路を死守しています。車の運転時にはもちろんナビが欠かせず、新しい勤務先に行く際には、事前に一度下見に行くことが多いです。目的地の場所を聞いた時「○○の西に~」と方角を伝えられてもさっぱりです。地図なんて読めるわけがありません。
「人やナビに頼っているから自分で道を覚えられないのでは」と言われたこともありますが、得意不得意があるように、これはもう生まれ持った性質なのだからどうしようもないのでは、というのが開き直った私の結論です。
それにも関わらず、よく院内で患者さんに道を聞かれてしまい、毎回あたふたしてしまいます。「私と同じで方向音痴なのかな」と思うと、なんとか道順を説明した後でも、無事に辿り着けたかどうかが気になってしまいます。
コロナ禍で会食の機会が無くなったのは残念ですが、知らないお店に苦労しながらやっっと辿り着く、という機会も無くなったわけで、人生における楽しみが1つ減った分、ストレスも1つ減ったのでした。
内分泌代謝内科 長岡杏子
ここ数週間はサッカーワールドカップが開催されて、寝不足の日々を過ごした方も多いのではないでしょうか。先日行われた決勝戦は日曜日の0時キックオフということで、早めに寝ないとと思いながら、ついついPK戦終了の朝3時まで観戦してしまっていました。
実は自分もサッカー経験があり、小学3年生から大学6年までの16年間、ほぼサッカー漬けの毎日でした。振り返ってみると、厳しい練習で辛い日々もありましたが試合でチームメイトがゴールを決めたとき、試合に勝利したときの嬉しさは格別だったなと思います。入職後は体を動かすことすらほとんどなくなってしまいましたが、またサッカーで良い汗を流したくなりました。
血液内科 細川 雅司
寒いのに、仕事も忙しい季節になってきました。
そんな中、先日、3月に予定されている娘のピアノ発表会の連弾を担当することになりました。曲はモーツァルトのトルコ行進曲です。子供の頃にピアノは習っていましたが、楽譜を読むと昔より音符が見えにくいことにまず驚きました。遠視と乱視によるものです。
あまり考えたことなかったですが、連弾は小学か中学生の頃、数回した記憶があるくらいで、いつも高音部を担当していました。今回は人生初の低音部担当で、弾いてみると和音が多く、音が響いてしまうことを初めて知りました。曲の後半の低音部はずっと大砲がなっているような和音が続くフォルティシモで、子供と連弾でどの程度の強さで引いたらよいのか想像がついていません。
子供とひとつの作品を作り上げるのは案外おもしろそうだなと思って、夜な夜な電子ピアノで鍵盤を叩いています。トルコ行進曲の歴史も全く知らないので、家族で図書館に勉強しにいければと思っています。
血液内科 伊藤巧
先日屋久島へ行ってきました。屋久島は周囲130㎞の島で、「洋上のアルプス」とも称され、海面から山頂までの間で、亜熱帯~温帯~冷温帯という日本列島の南から北への気候区分が凝縮されています。花崗岩が隆起して作られており、なんと現在進行形で隆起しているそうです。土壌がすくないため生物が暮らすには厳しい土地のようです。ミミズなどの生物は少ないらしいのですが、巨大なミミズを見つけました。案内してくれたガイドさんは「20年住んでてミミズ見るの3回目!といって喜びながらミミズとツーショット撮っていました。ミミズでこれほどテンション上がっている成人男性初めて見ました。雨と霧が多かったです。屋久島上空に雨雲がなくとも、海からの湿った風で島全体が雨雲を生み出して、川から海へ流れ出るころには亜熱帯のため、また水蒸気となって山頂で霧になるという風に、常に湿度が高い島でした。苔に水滴と木漏れ日が輝き美しかったです。世界遺産に登録されて、山中でのゴミ問題や排泄物の処理など、島では対応に困っているそうです。いずれは全て持ち帰りになるかもしれません。また、温暖化のためかわかりませんが、1シーズンに1回しか咲かない花が2回咲いたり、1年中咲き続けていたり、植物たちも混乱しているようです。教えてくれた島の人も、5年後にはその花が以前いつ咲いていたのか忘れてしまうかもしれません。最近はいつも歩いている道の建物がなくなっても、そこに何があったかなかなか思い出せないようなことがあります。これを書いているときにも花の名前を思い出せなくて悔しい気持ちです。記憶はどんどんぼやけて行ってしまうし、私の場合はかなり改ざん・美化してしまうので今みている景色や感情を忘れないように生きていきたいと思います。
脳神経内科 川原 光瑠
本日はお休みさせていただきます。
木々の葉が赤く色ずく季節になり、今月の初めに山形市のもみじ公園に行って来ました。
とても紅葉が綺麗で見ごろでした。山の上を見ると雪が積もっている所もありそろそろ雪の季節がやってくるなと少し怯えています。
最近のニュースで食品や電気料金など値上がりのニュースをよく見ますが、冬の電気代高騰は本当に家計に負担です(/_;)
でも寒いのは苦手なので、少しでも節約のために家の窓ガラスの下半分に断熱材のプチプチを貼ってみることにしました。
ホームセンターに行くと小花柄や雪の結晶柄や雪だるま柄などかわいいプチプチが揃っていましたのでそちらを試しにリビングと寝室に貼ってみることにしました。一生懸命プチプチを貼る母と面白がって剥がす子供たちの戦いの末何とか貼り終わりました。
・・気持ち的に少し暖かいような気がします。
少しでも電気代の節約になればいいな・・と思います。
医局秘書 相田 あゆみ
少し前の話になりますが、9月に日本血液学会東北地方会を山形で開催させていただきました。この度事務局の役割を務めさせていただくこととなったのですが、初めての仕事に戸惑いながらも関係各所の皆様のご協力により、無事に会を終えることが出来ました。特に今回は現地とオンライン会場のハイブリッド形式での開催だったのですが、大きなトラブルなく進めることができてホッとしています。以前までの参加者視点では、オンライン参加という選択肢が生まれたことは現地に赴かなくとも気軽に学会に参加できるというメリットばかりかと思っていたのですが、運営側の視点ではそれなりの苦労を伴うということを身を以て実感いたしました。機材の貸し出し、細かな操作・調整をいただいた会場スタッフの皆様、準備段階から様々なご指導・ご協力をいただいた東北大学血液内科・秋田大学血液内科の事務局の皆様、座長をお引き受けくださった先生方、口演いただいた多くの先生方にこの場を借りて感謝申し上げます。どうもありがとうございました。今回の経験は、またいずれどこかの場面に役立てたいと思います。
血液内科 鈴木琢磨
本日はお休みさせていただきます。
本日はお休みさせていただきます。
本日はお休みさせていただきます。
今年の目標は第43回日本内分泌学会東北地方会の開催と、コロナ禍で中止していた知床ツアーの再開でしたが、どちらも無事に終えられて満足しております。医局の皆さんのご協力があってこそと思っております。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。
内分泌地方会は春は仙台、秋は山形、秋田、岩手、弘前、福島の持ち回りで開催しており、2016年に第33回の当番をさせていただき、コロナ禍で一年延びて6年振に再び当番世話人となりました。
ハイブリッド開催を経験したことは大変に勉強になりました。お困り方がいらっしゃれば相談にのります。
知床ツアーは大学生の頃からの友人達との恒例行事で、知床の羅臼に行ってカラフトマスを釣るというツアーです。コロナ禍で暫く中止しておりましたが、今年はタイミングを見て慎重に敢行させていただきました。私は運良くシロサケも釣る事ができてラッキーでした。
2022年も残すところ2ヶ月ちょっとですが、気を抜かずにコツコツとやって行きたいと思います。
糖尿病・内分泌代謝科
亀田 亘
最近、テラリウムなるものを始めてみました。
せっかく何かを趣味にするなら何となく形に残るものをしたいなと思い始めていた矢先、テラリウムのワークショップなるものを見つけ、何となく引かれ、何となく参加しました。
そもテラリウムとは何ぞやという方もいらっしゃると思うので、簡単にですが説明させていただきます。
テラリウムとは、『テラ=陸地』と『リウム=場所・空間』を合わせた造語で、透明なガラス容器の中で動植物を育てる手法のことを指すようです。近年、自宅で楽しむインテリアとして人気が高まっている、ガラス容器や水槽の中に自然を作る、そんな感じのようです。
元々は陸地の植物を育てるものをいい、基本的に、耐陰性があり湿気を好むシダ植物、観葉植物が使われます。
今回私が始めたのは、もっと簡単というか、始めやすいと言われている、苔の生育、いわゆる苔テラリウムというやつです。
苔を育てるのであれば、小さい容器で手軽に始められるらしく、お金もそんなにかからないそうなので、まずここから始めてみました。容器も小さいもの、極論を言ってしまうとコンビニプリンの空き容器とかでも良いわけです。苔は専門店だったり通販なりで買うとよいそうです。
まだ人様に御披露できるようなクオリティのものは作れていませんが、いつかこういう場をお借りして自慢できるようなものを作れればなと思います。
ちなみに、魚などを飼育しながらテラリウムをする『アクアテラリウム』というのもあるそうですが、いずれはこちらにも手を出せたらいいなと思っています。
血液内科 長野裕祐
4月より第三内科血液グループでお世話になっております渡邊と申します。
私は大学から東北地方に来たのですが、それ以来東北楽天ゴールデンイーグルスを応援しています。大学に入学した2009年はちょうど野村監督のもと初のAクラス入りを決めた記念すべき年でした。クライマックスシリーズも観に行き、高須選手の先頭打者本塁打に大いに盛り上がったことを覚えています。その後なかなか勝てない年が続きましたが、2013年には星野監督のもと初優勝し日本シリーズまで進出、運よく第6戦のチケットを手に入れることができました。この試合までに3勝2敗と王手をかけ(第5戦の藤田選手の涙の負傷交代からの延長戦勝利は印象的でした)、しかも先発はこの年無敗を継続していた田中選手と日本一を確信しながら観戦していましたが、まさかの敗戦。翌日勝利して日本一に輝いたので今となってはいい思い出です。優勝パレードも観に行きました。
2014年以降、特にここ数年は戦力も整いつつあり毎年のように優勝候補にも名前が挙がるようになりましたが、残念ながら優勝、日本一には手が届かず、今年も開幕当初は圧倒的な勝率を挙げていましたが、終わってみれば4位と残念な結果になってしまいました。
しかしながら、今年は仙台育英高校が夏の甲子園で優勝し、ついに白河の関越えを果たしました。岩手県出身の大谷翔平選手も海の向こうで驚異的な活躍を続けており、今間違いなく東北の野球が熱いと思うので、楽天も来年こそは10年ぶりの優勝を果たしてほしいものです。頑張れ!頑張れ!楽天!
血液内科 渡邊正太郎
こんにちは。
認知症専門医です。
9月23−25日に福岡で開催された認知症予防学会に参加して参りました。
「認知症とAI」というセッションで座長をご一緒に務めさせていただいた医師ではない先生と、セッションのあと会話をさせていただいておりましたら、
「どうやったら認知症は予防できるのですか?」と
とても核心をつく質問をいただきました。
この質問は、よく外来でも患者さんからも頂くのです。
皆様、「そんなのないよ」と思っていませんか。
無い訳ではないです。しかし、単一の予防法で防げるものではないことは確かです。
神経変性疾患や血管障害の結果としての認知症は、抗えない面もあります。しかし、脳の器質的な変化があっても「症状」を呈して、「日常生活で困難が生じる」状態が、出ないで過ごせる"escapee"(逃げおおせた人)の存在がいくつかの研究で明らかになっています。
その代表的な研究で、私が昔から憧れているNun studyの考察によりますと、escapeeは、高い知能、楽観性、精神的な深さ、利他的精神とそれに活動をしている人だそうです。私の考察では、そういう人は、同じような仲間にまた助けられやすく、コミュニティの中でよい循環を作っていけるようにも思います。
今回学会でNun studyを紹介してくださった古田晶子先生によると、
こういった人になるには、「小さい頃からの家庭教育が大事だと思います。」とのことでした。
生まれた時から、人を脳を作っていく。
家庭や教育は、その子の老齢期にもずっと影響を与える。
安直に予防しよっと、と思った場合には、ちょっと気が遠くなる話となりました。認知症の外来では、手軽にお伝えできないですね。
でも、現時点ではどんな薬よりも最も希望を持てる事実だと思います。
本当は私の山形LOVEネタにしようと思っていたのですが、
今回は感動したので、こちらを真面目に書いてみました。
神経内科 伊関千書
CHIFUMI ISEKI
急に肌寒くなりましたね。
台風の通過後は気温が下がるみたいですが、それにしても朝晩は特に寒いです(>_<)
そんな台風の影響等で延期になっていた娘の学校の運動会がありました。
延期になった関係で平日の運動会になってしまい、今年は見に行けないと思っていたのですが、職場の方々のご厚意により少し時間をいただけて『100メートル走と団体種目の綱引き』を見てくることができました。(職場の皆さん本当にありがとうございます。)
『100メートル走』今年は学年(5年)女子の中で、もしかしたら1位を取れるかも!と本人も期待しながら当日を迎え・・・
結果は1歩及ばず2位でした。残念(T-T)
悔しがってるだろうな。と思い、帰宅後話してみたら「来年1位取れるように頑張るから!」と言われ、なんて前向きな一言‼︎と驚いてしまいました。
(何がそんな気持ちにさせるんだろう⁉︎子どもだから⁇若いから⁇)
色んな意味で今年も運動会を見ることができて良かったな☆と思い、来年の楽しみもできた1日でした(^_^)
医局秘書 土屋千夏
今年度より第三内科 血液グループに入局しました大谷幸一と申します。
皆さんは最近スポーツしていますか?私は日頃「健康のために運動を取り入れるようにしましょうね。」と言いながらも、自らの運動は三内医局~10階西病棟の片道1000歩程度の徒歩移動のみという有様です。そんな中、久しぶりにスポーツの楽しさを感じる機会がありました。
9月某日に開催された、講座対抗野球の話です。(※試合は病院より通達された遵守事項に従って、感染対策に十分配慮して行われました。)相手は強豪 整形外科の先生方・・・野球のユニフォームを揃え、職場でお会いする時よりもいっそう躰が大きく見えました。第三内科チームはユニフォームどころかメンバー9人が揃うのかも危ぶまれておりましたが、試合時間にはぞくぞくと集結し、ここぞというときの結束力の強さを見せました。
ベースボール歴のあるスタッフを中心として、外野にその他血液グループの専攻医を配置する布陣で挑みましたが、即席のチームにも関わらずしっかり守備できており、応援団も「野球みたい!」と大喜びでした。ゲーム終了まで投げきってくれた投手、期待の新人選手や強力な助っ人達のおかげで、強豪相手に善戦し、ベスト4の快挙を成し遂げることができました。ゲームとしては負けてしまいましたが、グループ間をまたいでスポーツの楽しさを共有できる貴重な機会になりました。
なお、私は名前に反して打つも投げるもできないため、ウォーミングアップのキャッチボールを楽しんで全力を使い果たした後はほぼベンチでした。(何なら名前の読み方も違います。)講座対抗e-sports大会だったら、きっと少しは貢献できるのになぁと思いました。いつでも対戦お待ちしています。
血液内科 大谷 幸一
読書の秋
気づけばもう9月。読書の秋ですね。
4月から4年ぶりに大学に戻りました神経Gの佐藤です。
私の自己紹介はどうでもいいでしょうから、本の紹介でもすることにします。
2022年4月から高等学校で金融教育が必修化されたそうです。いい時代ですね。
不幸にも金融教育を受けられなかった皆様方におすすめの書籍3選を以下に示します。
・『漫画バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則』
活字が苦手な方にもマネーリテラシーを高めた気になれる良書です。あまり実践的な内容ではありません。お金の成り立ちや価値はどう決まっているのか学べるとは思いますので、子供が成人前に一回読ませてもいいかなとは思いました。
・『お金は寝かせて増やしなさい』
やや古めですが、1日(正直2時間程度)あればさらっと読める良書です。これさえあれば積み立てNISA、iDeCoもばっちりです。投資にあまり興味がないけど投資を始めたい人はこれだけ読んどけばいいと思います。
・『ウォール街のランダムウォーカー 株式投資の不滅の真理』
いかにファンダメンタルズ分析とチャート分析が無駄であり、インデックス投資による全世界分散投資が有用かをなんと長編512ページにわたって解説してくれています。インデックス投資を信用しきれない方には歴史的な裏付けを得られるという意味においては良書かと思います。
最後に大事なことですが、投資は原本割れのリスクを含みますので自己責任でお願います。
神経内科 佐藤 大祐
停電時や、非常時に備えて、カセットコンロを購入し、カセットガスを数本保持しておりました。幸いなことに非常事態で使用する機会はなく、日常で使用することもごく稀なため、カセットガスがだいぶ古くなってしまいました。古くなったカセットガスを捨てて新しいカセットガスを購入しようと思いましたが、古いカセットガスを捨てるには、全て使い切ってから捨てる必要があるようです。現在、普段の調理にカセットコンロを使用していますが、なかなかなかなか無くなりません。長持ちするのは省エネで良いのですが、複雑な思いです。空になったカセットガスを捨てるにも月1回しか収集日がなく、忘れてしまうとまた1ヶ月後になってしまいます。物を購入したときに、処分することまで考えてないこともありますが、物を所有することは、適切に処分する責任も考える必要があるのだと改めて感じました。
しかし、災害の時への備えは必要なので、食料品を含めローリングストックは必要だと思いますので、これからは定期的にカセットコンロも活用していきたいと思います。
代謝内分泌内科 柄澤 繁
まだまだ暑い日が続いています。
小学校の夏休みも終わりましたが、夏休みの宿題も様変わりしたようです。昔は、自由研究と言えば大判用紙にまとめたりしたものですが、今やパソコンでパワーポイントを使ってまとめるようです。時代は変わったなぁとつくづく感じます。
先日、孫がスポ少の野球の試合で、最速103kmを出したと喜んでいましたが、結果はストライクがなかなか入らず試合には負けてしまいました。負けても悔しそうでもなく、これじゃ強くならないなと思いながら見ています。
高校野球では、仙台育英高校が優勝して、とうとう白河の関を越えて深紅の優勝旗が東北にやってきました。山形県出身の選手もいて応援には力が入りました。また来年仙台育英に続く高校に期待をしながら、観戦したいと思います。
技術職員 清野智美
学生時代から第三内科の様々な方々にお世話になり、医師として再び戻ってこられたことをうれしく思います。
私は外勤で、月1回小国町立病院で当直、外来をさせていただくのですが、ただ小国へ仕事に行くだけではつまらないので当日早めに行って小国観光をすることにしています。ナカツ先生におすすめを聞いたところ梅花皮荘の温泉がいいということでした。行ってみてびっくり雄大な飯豊山(たぶん)を見ることができました。登ってみたいなと思い小国病院の方に聞いてみると命がけですと。ネットで調べてみると、総合難度レベル68とのことでした(私が1年に1回登る千歳山はレベル24)。まずはしっかり道具をそろえて飯豊連峰の展望台倉手山(レベル37)に登ってみようと思います。次回は倉手山についてお伝えできればと思います。
写真奥がおそらく飯豊山 いろいろ調べてみるとみるだけでいいかなと思ってきました。
血液内科 石澤悠樹
少々お待ちくださいませ。
「先生、それって意味あるんですか?」
水曜午後の入院患者カンファレンスで、いつも通り指示を出していると、突如、研修医が発した言葉に一瞬心が怯んだ。しかし、指導的立場の自分が4年目研修医の言葉に怯んだなどと、おくびにもだしてはいけない。一呼吸息を飲んでからポーカーフェイスを決め込み、
「なんでそう思うの?」と逆に問い返した。
「意味ないからです」と素っ気ない返事‥‥‥。
医師経験30年目を迎える自分の言葉に、3年ちょっとの研修医に何がわかるんだと、一昔前の自分だったら居丈高な態度とったところだが、歳をとるとエネルギーがなくなるのか、それとも寛容という気質が身につくのか、はたまた若い研修医に狩られる不安に怯える親父准教授の性なのか、攻撃的な気持ちよりも、何でこの子はこんなことを言うのだろうと好奇心が湧いてくる。
思えば、3年前にうちのグループは最悪の事態に陥った。前教授の退官に伴う既存の医局員の退職で、グループメンバーは5人まで減少。最も若いのが30代後半にして平均年齢45歳。若者がいないこのブラックな環境下に、全力で自己責任から逃避したい気持ちを内に秘め、石澤教授と地道に学生勧誘活動(飲み会?)を続けてきた。頭痛と吐き気(二日酔い?)を伴うほどの辛い作業であったが、その甲斐あって年ごとに6人、7人と増え、今年は9人まで回復した。20代の研修医も3名になり、先ほどの研修医からは「先生、うちはブラックでないですね♡」とお褒めの言葉を頂いた。
10月に研修医の一人が関連病院に出向となり人員−1となる。今の良い体制が終わってしまうのかと、一抹の不安が過ぎるが、何でも聞いて言う通りやっていた研修医が、自分で考え自分の意志で患者を管理しようと試みる姿勢が出てきたのは、良い兆候と思う。きっと、彼ら彼女らは、自分達の道で七転八倒しながらも、良い医師になっていくのだろう。まずは、これからもグループの組織力を堅持できるよう気配りに徹していこうと心に決める‥。
お陰様で、今年はまともな夏休みをとることができました。2014年に病棟医長を拝命して以来、まともに夏休みを取っていなかったので、久しぶりに私的な旅行を企画。前々からトライしたかった富士山登山を敢行することに。8月1日23時過ぎに御殿場口(5合目)から0泊2日の弾丸登山で出発。山の東側に落雷を眺めながら登り始め、序盤は夜道に道標を見失いながらも、仄かな電灯の明かりを頼りに何とか6合目に到達(結構危なかった)。大学生らしい若者2人組以外には誰とも会わず(彼らも2回道に迷ったと)、7合目まで約5時間、山頂で見るはずのご来光をここで鑑賞となった。流石に標高3000mを超えると寒くなり、持ってきたスキー用アンダーウェア、薄手のセーター、フリースの上にウィンドブレーカーを着込み、山頂へアタック開始(真夏の山頂の気温は5℃前後)、2時間度で山頂に到達した。山頂の山小屋(富士頂上舘)でおにぎり(持参)と味噌汁(400円)で朝食を取り、山頂郵便局で娘に手紙(結構喜ばれた)を出してからお鉢巡りをして下山へ。途中、8合目山小屋(赤岩八合舘)で早めの昼食(カレーライス:1500円、おかわり無料を2杯)を済ませ、その後、有名な大砂走りの下山道で一気に下山、を試みるも、最後にエネルギー切れで落ちてしまい、一人トボトボと何とか正午過ぎに到着。
無理な登山行程で身も心もボロボロになりましたが、それでも、まあもう少し頑張れるかな、と自信がついた日になりました。お陰様です。
糖尿病・代謝内分泌内科 諏佐 真治
本日はお休みさせていただきます。
少々お待ちくださいませ。
毎日暑いですね。もうすっかり夏です。
今年は小学校も保育園も数年ぶりにプールが解禁されました。週末は家の庭でもプール遊びをしました。子供たちは日に日にこんがりといい色になっています。
家族で海にも2回ほど行きました。大人が釣りをしている横で子供たちは服を着たままザブザブと海に入って楽しんでいました。
今週末にはバーベキューの予定も立てています。雨は降りませんように。
さらに今年は数年ぶりに町内の夏祭りも開催予定でした。しかし、最近またコロナ感染が広がっているとのことで残念ながら今年も中止になりました。
今年は子供たちと夏を楽しめるかなーと思っていたのですが、またコロナ感染が拡大してきているので今年も自粛の夏になるでしょうか…。
早く何も気にせず、マスクもつけず、みんなでワイワイ夏を楽しめるようになってほしいものです。
医局秘書 安部 萌々子
叙述トリックを使った本を好んでよく読みます。インターネットの記載を借りて叙述トリックの説明をさせていただくと、登場人物にとっては自明の事実を読者に対して隠蔽するものだそうです(男性だと思っていた人が女性だったり、違う人物だと思っていた人が同一人物だったり)。登場人物も騙されていた場合はどんでん返しと呼ばれるようです。叙述トリックはそれが含まれていると言ってしまうこと自体がネタバレになってしまうので安易に本のタイトルを紹介できませんが、似鳥鶏さんの「叙述トリック短編集」は題名から叙述トリックを使っていると宣言しています。すべての短編に叙述トリックが使われているとわかっているので、なにが隠蔽されているのか考えながら読むのですがそれでも騙されてしまいます。お時間ある方は手に取ってみてください。おすすめの叙述トリックを使った作品があったらぜひ教えてください。
代謝内分泌内科 相馬祥子
今年の4月より代謝内分泌グループで後期研修医としてお世話になっています大沼陸と申します。
さて、昨日6/25はモンテディオ山形vsベガルタ仙台のみちのくダービーでした。我らがモンテは現在怪我人続出で深刻なフォワード不足。ここ数試合も勝ちきれない試合が続いていましたが、相手が仙台となればなんとしても勝ちたいところ。試合は前半に山形 野田選手が芸術的なジャンピングボレーシュートを叩き込み先制しましたが、後半終了間際に仙台の猛攻に耐えきれず引き分けでした。逃げ切りたかった!しかし、ダービーならではの熱い試合を見ることができました。山形は今後も勝ち点を積み上げて上位についていきたいですね。
と、いきなり僕の好きなサッカーのお話でした。今後とも宜しくお願いします。
代謝内分泌内科 大沼 陸
代謝内分泌グループの羽田です。3年ぶりに県立中央病院から戻ってきました。3年間のうち2年間は大学の外来をしに来ていたたためすぐに慣れるだろうと思いましたが、いろいろ勝手が違い同じグループの先生方に聞きながらようやく慣れてきたところです。
さて、話はかわりますが、最近我が家に猫がやってきました。小さい頃から含め動物を飼ったことがなかったので、初めてづくしで、ドキドキすることもありますが、かわいくて私の癒やしがまた一つ増えました。
猫に癒やされながら仕事を頑張っていこうと思います。よろしくお願いいたします。
代謝内分泌 羽田幸里香
2年ぶりに山形大学に戻ってきました。日本海総合病院では多くの貴重な経験をさせていただき、ご指導下さった齊藤先生にこの場をお借りして感謝申し上げます。そして医局の皆様、今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。
酒田での2年間はコロナ禍に消えました。色んなお店を巡り美味しいものをたくさん食べたかったのですが、外出することもほとんどなく残念に思います。
昨年の4月に出産しましたが、それもコロナ禍のため面会も立ち合いもできず、一人で乗り切りました。分娩所要時間は57時間で、丸2日病院のベッドで一人陣痛と戦いました。本当に孤独で心細く、しかし我が子に会いたい一心で気絶しかけながらも頑張りました。人間としての経験値を積めたと思います。
コロナ禍といえば、Netflixですね。まんまと韓国ドラマにはまり、一時期は日本語より韓国語を聞いている時間の方が長かったです。自然と韓国語も覚えるほどでした。そして運動不足も問題でしたが、任天堂のリングフィットアドベンチャーという素晴らしいフィットネスゲームのおかげで、1年で9㎏痩せました。任天堂には頭が上がりません。
少しずつコロナ禍以前の状況に戻りつつあるのでしょうか。色んな事を気にせず出かけられる世の中が待ち遠しいです。
血液内科 細川 由佳
少々お待ちくださいませ。
今年度から当院第三内科血液分野で再度お世話になることになりました、佐藤諒と申します。
前年度は公立置賜総合病院で働き、郁子先生を始め多く方々の支えのもと、様々なことを学ばせていただきました。ありがとうございます。当院でも、常に患者様から学ぶ姿勢を忘れず、難しい病気に対しても貪欲に最善の医療を求め学び、成長できるよう精進して参ります。皆様何卒よろしくお願いいたします。
さて、国際宇宙ステーションの2030年での退役が決まった訳ですが、中国やアメリカの民間企業でも宇宙ステーションの計画が発表されたりと、低軌道環境は開発が益々進んでいる今日この頃です。宇宙開発の次のステージは月、火星とNASAも言っているみたいですし、未来がどんどん身近になるようで、わくわくします。
血液内科領域の治療もまた、目まぐるしい進歩は続いており、様々な新薬やCAR-T療法なども適応がどんどん拡大しているようです。かつて新薬だったリツキシマブも身近なもの?としてこれなしには治療が考えられない疾患も多くあります。
ここ数年の宇宙開発の劇的な変化は新たな時代の幕開けを感じさせるものがありますが、この変化のスピードは、血液内科領域の進歩にも通じるものがある。。なんてことを思う、さりょーなのでした。改めましてですが、どうぞよろしくお願いします。
血液内科 佐藤 諒
初めまして。今年の5月から第三内科医局秘書として働かせていただいている高橋尚子と申します。まだわからないことばかりで皆様に多大なご迷惑をおかけしていますが、これからたくさんのことを吸収しながら頑張りたいと思います。
はじめての日誌なので、簡単に自己紹介します。
生まれてから高校卒業まで山形県で過ごしました。小学校の時はバレーボールを中学校から大学4年間までをソフトボールに費やしてきました。3年くらいはソフトボールから離れていたのですが、今年からは友達に3年前から誘われているソフトボールのクラブチームでやろうかなとも考え中です。大学時代は法律を専攻し、大学院では言語学を専攻していました。言語学といっても専攻が日本語なので、外国語はたいしてできませんが、授業で第二言語が必要だと言われたので韓国語を少し勉強しました。今でも忘れずに話すことができる言語は韓国語のみです。あとはすべて消え去りました。もう少し勉強しておけばよかったと後悔しています。
これから頑張りますので、よろしくお願いいたします。
医局秘書 高橋尚子
本棚に語学の本が増えてきています。
一番多いのは韓国語のテキスト。学習歴も1年以上になりますが、週に1時間程度しか勉強できておらず、まったく上達していません。それでも、楽しむのが一番。最近はまったK-POPアイドルの動画をみて楽しみながらやっています。
その他には、ドイツ語、チェコ語、ロシア語のテキストが並んでいます。ドイツ語の勉強は大学生の時以来ですが、授業についていけなかった思い出も相まって、なかなか楽しめず。チェコ語は響きが柔らかく、付属CDを聞いていると「チェコ語かわいいな」とモチベーションがあがります。勉強は気分があがることが必須ですね。
ちなみに、チェコ語は西スラヴ語に分類されます。ロシア語、ウクライナ語などは東スラヴ語、クロアチア語、スロベニア語などは南スラヴ語になります。私の最終的な目標はスロベニア語です。(ちゃんと英語を勉強しろ、という声が聞こえてきそうです)
思い起こせば中学時代、友達と「外国語の勉強がしたいね」という話をよくしていました。「いろいろな国の言葉を勉強して、その国に行こう!」と盛り上がったり、「無理だね、挨拶と自己紹介くらいにしておこうか」と盛り下がったり。やはり心のどこかで学びたい気持ちが残っていたのでしょうか。
学んだところで私は大の飛行機嫌い・・・結局海外には行けないのでしょう・・・
それでも楽しいのでこれからも勉強を続けるつもりです。
※「ママ、これ以上本増やさないでね!」と娘から注意されています。
血液内科 相澤 桂子
「リアル脱出ゲーム」
最近リアル脱出ゲームデビューしました.
近場だと仙台に店舗があり,時期によって催しが変わります.メインストーリーがあり,複数の謎解きをして最終的なゲームクリアを目指すかんじです.何人で参加するかで変わりますが,グループを作らされ,チームで謎解きを行います.個人的には初対面の人と一緒にやるということがハードル高く,なかなか参加踏み切れなかったのですが,いらぬ心配でした.めちゃ楽しかったです.謎解きオタクみたいな人しかいませんでした(褒めています).
「古の魔術師と予言の箱」というゲームで,おすすめなんですが,5月8日まででした.残念.同じチームには,リアル脱出ゲーム大好き経験者たちが多く,最終問題までサクサクと進んでいけました.比較的簡単な問題を「わかんないなー」とか言ってしれっと私に回してくれたり,初心者にも楽しませてくれようとする参加者ばかりで居心地よかったです.最後の謎は解けず,失敗に終わりましたが,大満足の内容でした.謎解き×マジックで,マジック自体も生で見ることないので楽しめました.
オンラインリアル脱出ゲーム(リアルとは?)もあるみたいなので,やってみようかなと思いつつも時間溶けるなと踏みとどまっています.TRPGもやりたいけど出来ていません.時間作らなきゃですね.
T=1
D=1
F=2
K=?
最近ちまちま謎解きしています.解けたら教えてください.
神経内科 川原 光瑠
久しぶりに三内日誌が回ってきました。相田と申します。
4月の第三週の週末に上山の月岡公園にお花見に行ってきました。コロナ禍という事もあり、お花見に行くのは二年ぶりでした。
急に暖かくなり一気に桜が満開になり、子供達は花より団子でしたがとても綺麗でした。今年は雪が降るのがとても速く雪も多かったので家のプランターに植えたパンジーも植えて一か月でかまくらのようになり、4か月もかまくら状態の雪に埋もれ、大丈夫か!?と思っていましたが、春になりあたたくなると元気に顔を出して咲いてくれました。どんなに厳しい冬でも春になると頑張って咲くお花に心が癒されました。写真は上山城を忍者になって登る!と頑張る子供たちとパンジーです。
医局秘書 相田 あゆみ
今年度から再度山形大学で勤務することになりました血液グループの細川雅司です。
去年は地元の日本海総合病院での勤務でしたが、4月に第一子が生まれたこともあり、ジェットコースターのような1年でした。
育児ははじめてのことばかりで、作ったばかりの離乳食をひっくり返されたり、寝かしつけで自分の方が先に寝落ちしてしまったりと、いろいろなハプニングがありましたが、息子は全てを吸収してすくすくと成長してくれているようです。
今日は帰宅するやいなや、満面の笑みを浮かべて家に迎え入れてくれました。救急当直明けでしたが、疲れが一瞬で吹っ飛びました。
仕事も家庭も疎かにせず、日々精進していきたいと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。
血液内科 細川 雅司
すっかり子供中心の生活になっています。
最近驚いたのは、まだほとんどしゃべれないはずなのに、何か呪文を唱えている・・と思ったら、歌だったことです。有名すぎる絵本『はらぺこあおむし』の歌で、お腹をすかせたあおむしが一週間に食べた物を並べている歌詞なのですが、特に土曜日が難しくて、
「どようび どようび あおむしの食べたものは何でしょう~チョコレートケーキとアイスクリームとピクルスとチーズとサラミとペロペロキャンディーとさくらんぼパイ、ソーセージ、カップケーキ、それからスイカですって~~」
私も一緒に歌いたくて、なんとか覚えました。〝ピクルス〟〝さくらんぼパイ〟〝カップケーキ〟の部分に海外っぽさが出ているなと思います。子供が大きくなったら、日本らしい感じにするにはどんな食べ物がよいか、という替え歌遊びをしても面白いなと思いつきました(まだまだ先になりそうですが)。
・・・育児と仕事、どちらもやってますというアピールになってしまいました。
頑張ってるねと思ってもらえたら、嬉しいです。
内分泌代謝内科 長岡杏子
先日、学務課より医学部生にリベラルアーツ(liberal arts)として読んでもらいたい本の推薦依頼があり、大変困りました。リベラルアーツとは、様々な学術分野(人文科学・社会科学・自然科学)を横断的に学ぶ教養と理解しましたが、自分が今まで他人に誇れる教養本を読んできたという自負がありません。しかし、医学部生は基本的には読みたい本をたくさん読んだらいいと考えており、年齢とともに関心は変化していきますし、本を通じて様々な考え方や思考、人生哲学に触れることで、「人(ヒト)」や「人生」を自分なりに理解していけばいいと思います。私は今までたくさんは本を読んでいませんが、今回、自宅の本棚を探して、いくつか自分の考え方に影響を受けた本がありましたので列記します。
「こころの処方箋(河合隼雄)」医学生のときに河合隼雄先生について知らずに何気なく買いましたが、人の心理についてわかりやすく書いてあり、普段の物事の考え方で参考にしていました。
「大河の一滴(五木寛之)」おそらく研修医の時に買いましたが、著者の人生哲学に共感して、今でもそれに近い考え方を持っています。
「研究者の仕事術(島岡要)」研究者向けに書かれた啓蒙本ですが、海外留学中に今後どうやって生きていくかを考えており、アマゾンで取り寄せました。考え方で勇気づけられる点や共感する点が多く、今でも参考にしています。
「壬生義士伝(浅田次郎)」「ながい坂(山本周五郎)」「峠(司馬遼太郎)」留学から帰国して、日本人について考えるようになり、今は日本人の人生哲学や日本人組織の哲学は江戸時代の藩制度で基盤が形成されたと考えています。そこで、当時の武士の生き様をテーマにした文学に興味を持つようになりました。日本の組織および社会の中で、主人公が信念をもって生きる姿に感銘を受けます。
4月は新年度の始まりであり、新鮮な気持ちになります。3年目を迎えますが、大学に課されている診療、教育、研究について、自分の考えと信念を基に、医局および関連病院の先生方の意見を聞きながら、山形に馴染み発展する形を作っていきたいと思います。今年も山形大学第三内科および脳神経内科をよろしくお願いします。
脳神経内科 太田康之
今回は写真で。
下の子(3歳)が書いた絵です。顔から足が出ていますが、だんだん人らしい絵になってきていて成長を感じます。
単身生活のため、コロナ禍の規制でゆっくりと会えない日々が続いていますが、僕も書かれていて良かったなと思った一枚です。
血液内科 伊藤巧
卒園・卒業の時期ですね!
私の娘の所属するスポ少(野球)でも卒団式(6年生を送る会)があります。
今まで一緒に頑張ってきた6年生と、これから活動することができなくなると思うと、寂しいですが、中学生になっても野球を続ける子もいるみたいなので、新しい環境でも頑張ってほしいな☆と思います。
今シーズンもコロナの影響で練習や試合、大会への参加が思うようにできないかもしれませんが、少しでも多くの時間、子供達が好きな野球に関われるように、サポートしていきたいと思っています。
・・・て、言ってますが、もう1人の私は、「あー、また野球が始まるーー(-_-;)」「休みの日はほとんど野球だよーー(>_<)」て、思ってます。
でもやっぱり、子供達の楽しそうな顔を見たいので、今シーズンも頑張らないとです(^_^)
医局秘書 土屋千夏
本日はお休みさせていただきます。
一時は雪解けとともに春を感じさせる陽光が射していた気がしましたが、また冬に戻ったようなこの数日です。今シーズンは雪が多いと、(病棟や外来にいらしている)県内のあちこちの地域の方からお話を伺いました。県内でも特に降雪量の多い地域の方々は大変だったのではないでしょうか。
個人的には冬は好きな季節で、小さい頃は雪だるま、かまくら、雪合戦はもちろんのこと、雪上での鬼ごっこやプロレスごっこなどで遊んでいました。また、地元の町にスキー場があるためスポ少に参加して毎日のようにスキーをしていました。こちらは沢山泣いた覚えがありますが、おかげである程度の上達は出来たのかなと思っています。県内は小さな町村でも大きな市でもウィンタースポーツが出来る環境があり、大変恵まれているように思います。地域にもよると思いますが、私の小学校時代は自分のスキー板とストック、スキー靴を学校に持って行き(経験者はお分かりでしょうが、総重量はかなりのものです)、体育の授業で使っていました。さすがに今時は、と思っていましたが、昨年まで住んでいた置賜地方では、通勤時に小学生がかつての自分と同じような姿で学校へ向かっていくのを見て驚きと懐かしさを感じていました。
成人になり、家庭を持った今では「雪かき」という仕事もこなさなくてはならず、この歳になってようやく雪国の大人の苦労というものが分かってきました。言わずもがなですが、朝早くに起きて埋まった車を掘りかえし、黙々と敷地内の雪を片付けるという作業はなかなかの重労働です。「折角なら運動部に所属していた中学〜大学時代にトレーニングがてら手伝っておけばよかった」と感じる一方で「これを心肺機能や筋力が落ちていたり、骨が脆くなっている患者さんが行うことがどれほど危険か」ということも考えるようになりました。患者さんにはストップをかけたくても、これをしなければ生活が成立しないという雪国の環境の厳しさというものをこの数年で実感しました。
小さい頃に冬のアクティビティを思う存分楽しめたのは朝早くから雪かきをしてくれていた両親・祖父母のおかげなのだなと感謝しつつ、今度は自分の子ども達が冬を楽しめるよう頑張らなくてはと思った次第です。早起きは得意ではありませんが、健康な身体づくりの一環として取り組みたいと思います。
血液内科 鈴木琢磨
アンパンマンといえば、皆さんおなじみやなせたかし氏原作の国民的ヒーローです。私も幼い頃、熱心にアンパンマンのアニメを見ていた記憶があります。個性的なキャラクターが多数登場するのも魅力のひとつで、2022年現在、私はロールパンナ推しです。さて、大学病院での勤務の特徴としていくつかの市中病院で外来勤務をしていますが、とある出張先では週代わりで手書きの絵が飾ってあります。キャラクターものが多く、訪れるたびに楽しんでいます。アンパンマンのゆかいな仲間たちがよく登場するのですが、カップラーメンマン、ふでじいさんなど相当なマイナーキャラばかりなのです笑。一体どなたが描かれているのでしょう?そんな小さな楽しみを持ちつつ、外勤先においてもアンパンマンのように正義感をもった多彩な医療を提供できればと考えています。
代謝内分泌内科 芳賀 博凱
北京オリンピックで、日本人選手が活躍をしています。
その中でも平野歩夢選手のハーフパイプは圧巻でした。念願の金メダルと兄弟揃っての出場、少なからず山形と縁がありますので、とても嬉しく見ておりました。
羽生結弦選手は残念でしたが、まだ現役での雄姿が見られるとの事でほっとしています。
日本人選手の活躍を楽しみにしながら、引き続き観戦したいと思います。
技術職員 清野智美
いつも患者さんにお薬を処方しており、院外処方なので、調剤薬局からお薬をもらっていただいております。
私も患者さんとして、お薬を処方してもらうことがあります。
院外処方で、調剤薬局はどこでも良い訳ですが、どこの調剤薬局にすると良いのか最初の頃は迷いました。せっかくなので、社会勉強にと、色々な調剤薬局に行ってみました。
どこの調剤薬局も薬剤師の先生が説明してくれるのですが、皆さん親切で詳しく教えてくれます。正直な感想としては、どこの調剤薬局も良いので、どこの薬局がおすすめとかはありません。
調剤薬局では割引とかはありませんが、クレジットカードや電子マネーで払って、わずかですが、そのポイントをもらうと良いかもしれません。一部のドラッグストアの系列の調剤薬局で、ドラッグストアのポイントと楽天などのポイントを、わずかですが、もらえるところもあると思います。
処方されることが稀な薬剤だと、在庫がなくて、取り寄せになるところもあるようです。
患者さん本人が、安心できる信用できる薬局が一番かと思いますが、色々な理由で選んでいただくと良いと思います。
代謝内分泌科 柄澤 繁
いつもお世話になっております。血液グループの長野です。
日誌に書く内容を探していたのですが、コロナ禍という事もあり、中々これといった題材を見つけられておりません。
コロナ禍といえば、私は出身が関東で、大学からご縁あって山形でお世話になっております。現在の感染状況を鑑みると中々帰省するのも困難であり、気がつけば3年実家に帰っておりませんでした。
関東に住んでた頃と比べると、山形に来てから四季を強く感じるようになりました。四方を山に囲まれているからでしょうか。季節の移り変わりを山の色の移り変わりで感じます。
これまで私は毎シーズン、山寺に登っておりました(冬は寒いので登っておりませんが)。近場にあって、登るのがそんなに大変じゃなくて、シーズンごとに景色が変わる、四季を感じられる場所だなと思いました。とは言え、運動をしていた学生時代から体力も落ち、さらにマスクをつけて低酸素の状態で階段を登るのは骨が折れますが、コロナ禍でも頂上の景色は変わらずです。
今度はまた桜の咲くシーズンに山寺に登ろうと思っていますが、その頃までにもう少しコロナが落ち着いてほしいですね。
(桜のいい写真がなかったので春の山寺にいた猫の写真でどうか)
血液内科 長野 裕祐
この冬のドカ雪で、朝からひと仕事をしてから出勤された方も多かったと思います。自分もその1人で、忙しい朝は取りあえず車を出せるようにⓅの奥に雪を追いやり、帰宅後は車を停めるためにまた雪はⓅの奥に追いやり・・・・・
雪が降るたびにその繰り返しで、車はドンドン前の方に駐車しないといけなくなり、週末はその雪の後始末でした。ようやく車を元の位置に停めることができましたが、これからまだまだ降ってくるでしょうか!?
各地の雪まつりもコロナ陽性者の増加でだんだん怪しくなってきましたが、来月開催予定の米沢の雪灯篭まつりは今のところ開催予定のようです。今後のコロナの状況次第だと思いますが、何かしらの形で開催してせっかくのドカ雪をぜひ活用できたらいいなと思います。
医局秘書 今野佳子
3内日誌では読んだ本を紹介しようと決めましたが、絶望的に本の紹介を書く文才がありません。ということで、今回は好きな本をいくつか、一言で紹介してみることにしました。
タルト・タタンの夢/近藤史恵さん 日常の謎×フレンチ
真実の10メートル手前/米澤穂信さん 推理小説、各題名が秀逸
烏に単は似合わない/阿部智里さん 和風ファンタジー、読むならぜひシリーズ全部を
フィッシュストーリー/伊坂幸太郎さん 1つの曲が世界を救う
次は1冊の本をちゃんと紹介できるといいです。
代謝・内分泌内科 相馬祥子
本日はお休みさせていただきます。
新年あけましておめでとうございます。
寒波に見舞われたお正月ですが、如何お過ごしでしょうか。
当方は相変わらず”徳利”のお正月でした。歳のせいか空けた酒瓶の量が年々少なくなり、家族は喜ぶものの若干寂しくもあります。
お正月といえばゲームでしょうか。最近のゲーム機器本体、ソフトの充実には目を見張るものがあります。子供たちが持ち込んだゲームをついつい夜中まで・・・。若者が勉強そっちのけでゲームに没頭する気持ちがよく解りました。
伝統的なゲームといえば将棋と囲碁でしょう。お正月の特集番組もよく観ます。将棋は小学生の頃に父に手ほどきを受けて覚えたのですが、すぐに父を追い越しました。当時は大山康晴名人の全盛期で新聞の将棋欄は毎日欠かさず読んでいましたが、回りにあまり強い対戦相手がいなく、さらに転校もありその後何となく疎遠になってしまいました。囲碁は理学部時代に覚えました。きっかけは良く覚えていませんが、近所に強い人がいて溜まり場もあったため、夜な夜な碁を打っていた時期がありました。さらに当時は町中に碁会所があり、他流試合で腕を磨いていました。特に免状は持っていませんが、碁会所では初段格で打って勝ち越すぐらいのレベルでした。当時の碁会所は、”おじさん”という人種を理解するには絶好の場所で、今の仕事に間接的に役立っていると思いますが、知らない間に自分が”おじさん”になってしまいました。
将棋と囲碁はご存知のように二人で対戦するゲームですが、そのコンセプトは全く異なります。将棋の目的は極めて明確で、相手の王将を取ることです。王将以外の駒は様々な働きを有しており、それらを駆使して、場合によってはそれらを捨てて相手方の王将を取ったほうが勝ちです。つまりコマの中では王将が唯一無二の特別な存在です。王将は取られてはいけない存在です。一方囲碁は碁石を盤上に並べて陣地を取り合うゲームで、碁石に特別な序列は無く皆同じ、同列です。いくら盤上の自分の碁石を取られても、最終的に相手の陣地に比べて自分の陣地が多ければ勝ちです。決して取られてはいけない碁石は存在しません。ここが将棋と囲碁の根本的な相違点です。
臨床医学に従事して30年以上になりますが、対応に苦慮する場面との遭遇は日常茶飯事です。臨床医学の難しいところは、将棋の囲碁の両方の側面を有している点かもしれません。急性期の医療は生命の維持が究極の目的、つまり王将が絶対的であるという将棋的なコンセプトが主でしょう。しかし慢性期に移行すれば、全体としてどうすれば最も患者さんにとって望ましいのかという囲碁的なコンセプトが要求されるようになります。この境界は個人で異なり、しかも時代と共に境界が揺れ動き重複もあります。絶対的な視点と相対的な視点の両方を要求される極めてファジーな領域で日々もがいているのが臨床医でしょう。
状況は益々難しくなっていますが、第三内科は常に最善の医療を提供するように努めています。
本年も第三内科を宜しくお願いいたします。
主任教授 血液内科 石澤 賢一
少々お待ちくださいませ。
少々お待ちくださいませ。
本格的に寒くなってきました。肥える季節です。最高体重をちょっとずつ更新中で、そろそろ歯止めをかけたいところです。大学3年生の時にサウナ通いをしていたら10kg近く体重が減りました。あの痩せ方はよくないです。万歩計を見ると1万歩近い日も多く、やっぱり食事だなと思って水を飲んでみたりコーラをゼロカロリーにしてみたり、今のところ効果ないようです。白衣のワンサイズアップを検討していたら、山本先生が着ていた白衣が軽そうでよかったなと思い出しました。このまえ清野さんがクリニックに行った際に「諒先生に薬でも貰いに来るよう言ってみて」と言伝を受けたそうです。良い機会かなと思い今年中にお邪魔して聞いてみようと決意しました。そして春が待ち遠しいです。
血液内科 高橋諒
雪が降ってきました。依然として毎日仙台から通勤していますが、笹谷トンネル付近は雪が積もり始めました。去年は雪が多かったので、今年はそこそこでお願いしたいところです。
雪道の運転、皆様も気を付けてください。
通勤に関することですが、最近、仙台市内・近郊の車の通行量が増えています。渋滞も増えていて、通勤時間が10分くらい長くかかっています。COVID-19感染症が落ち着いてきて、人の流れが回復してきているせいだと思います。遅刻しないように頑張っています。
さらに通勤ネタですが、山交バスの仙台上山線が、山形大学病院前にも停車するようになりました。一度だけ利用しましたが、朝夕は芸工大のスクールバスのようです。雪が多くて運転が嫌な時は使ってみたいと思います。
さらにさらに通勤ネタですが、外勤の帰りにタイヤがパンクしました。セルフのガソリンスタンドが増えた影響で、パンクが増えているとのことです。日々の点検が重要だと感じました。JAF会員だったので、レッカーは無料でした。
えーいっ、もう一つ通勤ネタ。最近ガソリンが高いです。ハイブリッドカーに乗っていますが、ハイブリッドカーは冬、エアコンで暖房を使うと燃費が落ちるそうです。それで、寒い中、エアコンを止めるという実験してみました。確かに燃費は4-5km/L程度改善しました。しかし、車の中は寒くて、ガラスが曇ったりして、あまりよくありませんでした。
こんなことをしながら、車通勤しています。
血液内科 氷室真仁
「梅の花 にほひをうつす 袖のうへに 軒洩る月の かげぞあらそふ」という歌をご存知でしょうか。新古今和歌集の中の一首で藤原定家が詠んだものです。美して物悲しいので好きな歌ではあるのですが、個人的には香りと光で争うというのはよくわからないな、と思っていました。
現代は「感覚」というと「五感」として視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚がそれぞれ独立したものとして扱われていますが、昔ははっきりと区別していなかった様です。たとえば「黄色い声」、「柔らかい光」「臭い話には蓋」といった表現は、聴覚→視覚、視覚→触覚、聴覚→嗅覚といったように刺激された感覚とは別の感覚を感じるために起こります。複数の感覚がクロスすることであり、これは共感覚といわれます。
こういった共感覚は音楽家や芸術家などに多いようですが、上記の定家の歌のように千年近くも昔のものを人々が慕い語り継いできたということは、程度の違いはあれ、数多くの人に共通する感覚でもあるのでしょう。実際に、共感覚に関する有名な実験に「ブーバ・キキ効果」というものがあって、丸みのある図形と尖った図形(一つがブーバ、一つがキキ)をみせて、どちらがキキだと思いますが?と訊くと95~99%の人が尖った図形を選ぶそうです。
和歌は特に字数に限りがある中で情景を詠み込む必要があり、共感覚というものを人が持ち合わせているからこそ成り立ち、深みを増し、時代を超えて人々から愛され残っているのかもしれません。
脳神経内科 川原光瑠
おまけ:平安ギャグ漫画『千歳ヲチコチ』面白いのでおすすめです。
先日、久しぶりにホットケーキを食べました。市販のホットケーキミックスで作り、バターとシロップだけ添えたシンプルなホットケーキでした。何年か前には、わざわざ調べたお店まで出向いてホイップクリームやフルーツが山盛りのパンケーキを夢中で食べていたことを思い出しました。その流れから、昔読んだ絵本『ぐりとぐら』に出てくる大きなカステラがおいしそうでいつか食べたいと思っていたこと、『ちびくろサンボ』でトラが溶けてバターになる場面が好きだったことも懐かしく思い出しました。まだ読んだことはないのですが『しろくまちゃんのほっとけーき』という絵本も有名な様です。食べ物の絵本はたくさん出ていますが、ホットケーキほど味覚と記憶を刺激する題材はないのでは?・・なんてことを考えてしまいました。
ホットケーキを口いっぱいに頬張る息子をみながら、ささやかな幸せを感じた週末でした。
内分泌代謝内科 長岡杏子
少々お待ちくださいませ。
秋真っ盛りですね。
先月から今月にかけて、祖父母の家でさつまいも掘りをしたり、保育園で運動会や遠足があったり、晴れていれば土日は公園を渡り歩いてトンボやバッタを捕まえたり、子供たちは秋を満喫しているようです。
私はというと、虫も寒さも苦手なので公園に付き合うのも最近はかなり腰が重くなってきました。運動不足は自覚しているので、前日の夜ぐらいまでは「子供たちと走り回って体を動かすぞ!」と意気込むのですが、いざ当日を迎えると途端に外に出るのすら億劫になってしまい、「あー、外寒いし温泉にでも行ってゆっくりしたいなー。」などと考え始め、結局公園に行っても走り回ることなく日向のあたたかいところで子供たちが遊んでいるのを眺めるのです。
意志が弱くてダメですね。
毎週は無理にしても、この秋に1回でも子供たちと思いっきり体を動かす日を作れるといいなーと思っています。(でもやっぱり本音は温泉に泊まりに行ってゆっくりしたいです。)
医局秘書 安部萌々子
私は虫が苦手です。
娘もその影響を受け虫が大の苦手でした。
階段の踊り場にいた日にはそれ以上進めなくなるような状態でしたが、先月の秋の遠足で虫取りをしたり、虫の生態について勉強したのをきっかけに娘は虫が好きになったようです。
遠足ではコオロギのコロちゃんを連れて帰ってきました。祖父母の家に虫かごを置かせてもらい、キュウリやナスを入れて観察していました。コロちゃんは雌だったようで鳴きませんでしたが、ある日コロちゃんに呼び寄せられたのか、虫かごの近くに別のコオロギがいたこともありました。
そんなコロちゃんは先週まで元気にぴょんぴょんしていたそうですが、ある日急に亡くなってしまいました。娘は大変ショックをうけ、「コロちゃんに土を入れてあげなかったからかな、自然にかえしてあげればよかったのかな」と泣いて泣いて悲しみました。
コオロギの成虫は1カ月程度で死んでしまいます。コロちゃんは先月の遠足から1か月元気に生きていました。実は主なお世話は虫に詳しい近所のお兄ちゃんがやってくれていましたが、娘にとっては大事な家族だったようです。
祖父母の家の庭に小さなお墓を作りコロちゃんを送りました。「埋めるといつの間にか消えちゃうんだよね、微生物がパクパク食べるんだよね」といろいろと学んでいるようでした。
血液内科 相澤 桂子
少々お待ちくださいませ。
最近楽しみなことは、去年から心待ちにしていた「鬼滅の刃」遊郭編の放送開始日がやっと決まったことです。我が家は夫婦とも元々漫画好きで、世の中で話題になった漫画は大概読んではまっているのですが、子供達からの人気もすごいようで、娘も含めて家族みんなではまりました。娘は去年は毎日のようにトイレットペーパーで禰豆子の竹を作って口にくわえていましたが、最近は禰豆子ブームは終わったようで、蝶屋敷のお姉様達に夢中です。女性キャラの他、幼稚園女子に人気なのは富岡義勇、煉獄さん、時透無一郎くんのようで、アニメや映画で活躍している義勇さん、煉獄さんの人気はわからなくはないのですが、まだアニメでほとんど出番がない無一郎くんが人気なのは、やっぱりみんな美少年が好きなのでしょうか。
余談ですが、夫と娘からは、鬼舞辻無惨に似ていると言われており(鬼のように恐ろしいからではなく)、着物を着た女形の無惨の顔が私に似ているらしいのです(下弦の鬼を集めて殺していった通称パワハラ会議の時の無惨ですね)。テレビにその無惨が出てくると「母ちゃんだ!母ちゃんだ!」と言われます。あそこまで目力はないし、自分ではあんまり似ているとは思わないのですが、どうでしょうか?(答えにくい質問をしてすみません。)
血液内科 山田茜
最後の20代
毎週聴いてるラジオ番組で、ある日ふと耳に入った言葉…
人生で一番なりたくないのが30歳
30を超えたら、もう若い人の側じゃないって自覚しないといけない
30を超えたら、あとはただ歳をとるだけ
リリー・フランキー
僕もあと半年で三十路です
きっと四十路もすぐでしょう
でも私は負けません
毎日運動して、よく寝て、栄養に気をつけて、勉強もして
自分史上最高、常に目指して行きたいです
あと、昨日久しぶりに、明日センター試験という夢を見ました。
大学受験から10年弱経ちますが、いまだに年1、2回は見る夢です。
だいたいいつも、数学を後回しにしてしまって、焦って焦って目が覚めます。
忙しくて余裕がなくなると、きっとこの夢を見るんだと思います。
辛くも若かったあの頃を思い出して、少し寂しい気分になりました。
TOKYO FM系列 Saturday 16:00-16:55 「リリー・フランキー スナックラジオ」
オススメです、ぜひお聴きください
血液内科 市川翼
今回は久々にCoke Onの歩数進捗状況を見てみようと思います。
2020年6月30日時点は4375697歩(1日平均8000歩程度のペース)でした。本日2021年9月21日20時30分時点では8691546歩。その間449日で1日平均9600程度とペースが上がっていました。土日の勤務は半日が多く歩いていないことを考えると、平日の院内業務が忙しくなったのでしょうか、、、。日々の運動量が落ちるよりは良いことと思って、また明日もてくてく院内を歩いて仕事したいと思います。
血液内科 伊藤巧
朝晩はだいぶ涼しくなってきましたね。
この前まで甲子園での高校球児たちの熱戦を、毎日のように(某テレビ局の、『熱闘甲子園』)見ては感動し、涙していたのに…(^_^;)
暑い夏も終わり、秋ですね。
その高校野球、実は女子もあるのをご存知ですか?
(私は娘がスポ少で野球を始めた昨年、初めて知ったのですが。)
今年の夏が第25回大会。そして“史上初の甲子園球場での開催”でした☆
日々、男の子に混じって練習をしている娘には、「自分も甲子園に行きたい!!」という夢ができ、「もっと野球を頑張ろう!」と思わせる嬉しいニュースでした。
まだまだ色々なことが例年通りには行かず、我慢の生活をしています。
早く普通の生活ができる日が来ることを願いながら…
今週末にある運動会(無観客開催ですが)、スポ少の練習、スポ少(女子)の練習…と、相変わらず慌ただしい毎日です。
お月見しながらゆっくりと秋の夜長を楽しめるのは、いつになったらなんでしょう…
医局秘書 土屋千夏
本日はお休みさせていただきます。
はじめまして。4月より大学病院の血液内科で仕事をさせていただいております鈴木と申します。他大学卒ではありますが現酒田市(合併前は小さな町でしたが)出身で、医師となってからは大学院での4年間を除いて地元である山形県内の病院を移りながら仕事をしておりました。山形市は医師として駆け出しの頃にハードながらも充実した3年間を過ごした思い出の地であり、8年ぶりに戻って来た事を感慨深く思っております。山大で仕事をするのは今回が初めてであり、施設内の構造(はじめの1ヵ月はよく迷いました)から電子カルテのシステム、院内の細かなルールに至るまで順応するのに時間を要しましたが、ようやく人並みに動けるようになってきたところです。これからは第三内科の一員として精一杯尽力させていただく所存です。
さて、今回は大学病院での診療業務で感じたことの一つである言語(方言)の多様性についてお話させていただきます。まず私は生まれて18年間は庄内弁しか使ったことがなかったため、大学1〜2年の頃は標準語の習得に苦労したのを覚えています。「そう(んだ)」、「〜だよね(〜だよの)」、「〜だから(〜ださげ)」、「それじゃあ(したば)」などの標準語を話すのが苦手で、ついつい()の言葉を用いがちでした。仕事を始めてからの主たる会話の相手(=患者様)は山形の方になるので、もとのような言葉遣いで仕事ができるのは非常にありがたいことでした。地元の酒田で仕事をしていた1年間は、標準語を使うことはほとんどなかったかもしれません。直近の2年間は置賜地方でしたが、そこで仕事をしている間は自然と現地の方言が身についてしまって、気づいたら庄内弁とは違う喋り方になっていました(「おしょうしな」までは使いこなせませんでしたが。庄内だと「もっけだの」に相当するかと思います)。大学病院では、当然ながら山形県全域から患者様が集まって来ます。すると、同じ病室の中でも庄内、最上、村山、置賜の方で扱う言語が異なってくるわけです(山形県民ながら、同じ県内でもここまで差異が生じるのは本当に驚きです)。これまではその地方の1種類の喋り方だけで良かったものが、その方その方で使い分けなければならない環境となりました。通常のコミュニケーションであればいずれの言葉を使ったとしても大きな支障はないわけで、それこそ標準語で話してしまえば何も困らないのですが、個人的にはできるだけ相手の方に合わせた言語でお話ししたほうが良いのではないかとも思ってしまい、ついつい方言混じりの会話をしてしまいます(無論、標準語での会話を好む方も居られるとは思いますが)。変なところに神経を使ってしまうせいで時々複数の地域の方言が混ざったおかしな喋り方をしていることもしばしばですが、大目に見ていただけましたら幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。
血液内科 鈴木琢磨
私と血液学との出会いは今から40年以上前に遡る。小学校2年の時に同級生が「白血病」で亡くなって以来、「白血病」=「不治の病」というイメージが定着し、「白血病」というのは恐ろしい病気だと感じながらも興味を持っていた。その後、医学部に進学、医師となり血液内科を志して実際に白血病の治療に携わって既に20年以上が経過した。この間、白血病のタイプによっては、分子生物学の進歩で発症機序が明らかになったことや造血幹細胞移植の進歩により、既に「不治の病」ではなくなっている。医学の進歩は本当に素晴らしく、先人たちの並々ならぬ努力の賜物で現代の医療は成り立っていることはいうまでもない。
果たして、自分は?血液内科医になり20余年、同種造血幹細胞移植を札幌北楡病院(当時の笠井正晴副院長:第31回造血細胞移植学会長)で勉強し始めて以来、今年でちょうど20年が経過した。移植医としての駆け出しの頃に、半日で移植片対宿主病(GVHD)により全身真っ赤になった患者さんを診療し、あまりにも急激な変化に驚きを隠しきれず、途方に暮れた日をつい昨日のことのように思い出す。その経験から、「これをなんとかしよう」と移植・GVHDを学位研究のテーマと決めた。以来、今では当たり前の強度減弱前処置を用いた同種移植を北大で田中淳司先生(現東京女子医大教授)と、当時はタブーであった成人に対する臍帯血移植を太田秀一先生(現札幌北楡病院血液内科部長)と開始し、それぞれが現在では標準治療となっている。GVHDの基礎研究は恩師、北大今村雅寛名誉教授から手ほどきを受け、生涯の研究テーマとなった。約10年間滞在した米国ミシガン大学では、ボスのReddy教授とともに新たな知見を世界に向け発信し続け、いくつかの成果は臨床応用に向けた研究が行われている。そして、現在。研究者として「臨床にどう貢献するか」を考え、若い大学院生たちと研究を続けている。その理由はただ一つ、一人でも多くの血液患者さんを治癒に導き、移植の合併症で苦しむ人を減らすために。
人生とは人との「縁」の積み重ねではなかろうか。患者さんとの「縁」、学生・大学院生との「縁」、臨床・研究仲間との「縁」、友人との「縁」、家族との「縁」。基礎研究はすぐに臨床成績とは直結しないが、これからも色々な「縁」を大事にしながら、少しでも多くの成果を世界に向け発信し続けたい。
血液内科 東梅友美
左から、私、ボスのReddy教授、Talpaz教授=CMLの世界的権威、友人のDr. Wilcox
私とGinsburg教授=世界で初めてvWFのクローニングに成功
この春から、第三内科で糖尿病・内分泌代謝内科の後期研修医としてお世話になっている芳賀博凱です。突然ですが、僕の好きなものについて紹介しようと思います。昔から水族館が好きで、なかでもチンアナゴがオススメです。砂から顔を出して、ゆらゆらしている姿がたまりません。ところで、和名の由来は「狆」という犬に似ていることからきているようです。珍穴子ではないのですね笑。さて、この愛らしいチンアナゴに会える水族館は、近場では仙台うみの杜水族館、新潟市水族館マリンピア日本海、アクアマリンふくしまなどでしょうか。山形県が有する加茂水族館には、僕が記憶する限りチンアナゴはいないようです。すでにクラネタリウムなど魅力的な水族館ですが、チンアナゴもお仲間にいかがでしょうか。関係者様各位ご検討お願い申し上げます。最後に、皆様もご存知の通り、11月11日はチンアナゴの日ですね。この頃には今よりコロナ感染症が落ち着いていることを願います。
糖尿病・内分泌代謝内科 芳賀 博凱
オリンピックが無事に閉会しました。史上最多のメダル獲得数だったそうです。
こんなに色々な競技を予選から観たのは初めてでした。新競技あり、10代の選手の活躍あり、特に印象に残ったのは、水谷隼選手と伊藤美誠選手の卓球男女混合ダブルスの金メダルと、サムライジャパンの悲願の金メダルです。
ほとんどの競技が無観客で行われましたが、静かな分、選手の息づかいや声、ボールの音やバットの音、緊張感が凄く伝わってきました。
さぁ今度は、高校球児たちの熱い闘いが始まります。
まだまだ夏は終わりません。
技術職員 清野智美
今年はコロナ禍での東京オリンピック開催でした。TVで開会式を観ていたときに過去のオリンピックを思い出しておりました。
札幌オリンピックを観て長靴スキーでジャンプ。
モスクワオリンピックを日本がボイコット。学校が荒れて授業のボイコットが流行。
ロサンゼルスオリンピックの開会式でロケットマン登場。
ソウルオリンピックをプロジェクターで学生寮の壁に投影。
その後はかなり飛んで、
ロンドンオリンピックの007。
大学生から医師になって暫くはオリンピックの開会式を観ていませんが、今年は家にいたので観られたのだと思います。「退職すると毎回観るのかな?札幌オリンピックの頃からと思うと月日が流れたな」などと思っていました。
外来では、99歳の患者様が、これで二回目の東京五輪とのこと。この数十年に色んなことがあったでしょうね。とても真似ができないと思います。
TVではオリンピックと一緒に医療崩壊の危機を伝えています。
コロナに感染して具合が悪くなっても救急搬送先が中々見つからないこともそうですが、他の病気で免疫力が弱っている人がいることも認識して欲しいと思います。
2021年夏の雑感でした。
糖尿病・内分泌代謝科 亀田 亘
週1回外勤で米沢の病院で外来診療をさせてもらっています。片道1時間程度ですが、この時間を有意義に過ごしたいと考え、医学雑誌NEJMのpod castを、英語の勉強もかねて聴いてみましたが、眠くなり危険なので、諦めました。Spotify、Amazon audible、you tube premiumテレ東bizの音声のみなどのサブスクを無料お試し期間のみ聴いたりしていましたが、毎月支払ってまで聞くほどの内容とは感じず、結局昔から聴いているpod cast、ラジオクラウドで、お笑い芸人などの聞きやすい番組に落ち着きました。昔は、世界一周旅行をテーマにしたpod castを聴いていたのですが、無くなってしまったようです。昔のように、ゆっくり映画をみたり、24などの連続ドラマをみたり、テレビ番組をみたりする時間はなかなか取れないので、通勤時間など日々のちょっとした楽しみを探していきたいと思います。
内分泌代謝内科 柄澤 繁
こんにちは、今年から第三内科血液グループでお世話になっております。3年目の長野と申します。三内日誌について、何を書けばいいか悩んでいたところでありますが、最近ちょうどよく人生の転換点がありましたのでそれについてお話ししたいと思います。6月の半ば、左奥歯に痛みを覚えました。最初は虫歯かと思ったのですが、特に水が染みることもなく虫歯にしては少しおかしいとは思っておりました。ともかく清潔にした方が良いものだと考え、痛む奥歯をガシガシとブラッシングしていた次第であります。数日経てど一向に収まらぬ痛みにいよいよ危機感を覚え始めた私は、歯科受診を決意します。大学以降一度も歯科受診をしておらず、まず市内の歯科についても明るくない状態。どこを受診するか、そもそもどこに歯科があるのか、そもそも受診するタイミングがあるのか、26歳の男が歯科受診でここまで手こずるものかと歯噛みしたのを覚えています。
科内の先生にも情報をいただき、大学病院歯科の受診を御教示いただきました。
そうして迎えた受診日。私の口腔内を見た先生が一言。「すごい腫れてるね」
いわゆる智歯周囲炎と言う状態、智歯の生え方で上手くブラッシングできない dead spaceが出来てしまい、そこで炎症が起きてしまうそうです。ひとまず炎症への対応のため抗生剤、消炎剤を処方頂きました。
炎症も落ち着き、智歯の対応のために画像評価をすることになりました。そこでもう一つトラブル。
私の智歯は真横に生えていたそうです。加えて運悪く歯根が下顎槽神経に接していたそうです。それがどのくらい大変なことか私は分からなかったのですが、簡単に言うと抜くなら全身麻酔が必要とのことでした。
全身麻酔だとすると初めてのことであり、半分不安、半分ワクワクを胸に抱きつつ精査を進めておりました。
抜く以外の選択肢として、「歯を切る」という方法もあるそうで、それならば外来で可能とのことでした。なるほど、そういう方法もあるのか。ここで比較、まず全身麻酔となると4日の入院が必要かつ9月になるとのことでありました。切る方法であれば7月中に1時間くらいで可能とのこと、であれば、と私は切る方を選択しました。
7/16そういうことで智歯を処置してまいりました。局所麻酔をかけられる感じ、患者さんの気持ちが少し分かった日でした。局所麻酔って本当に痛くないんですね。
7/18腫れた頬をさすりながらこの文章を書いております。
血液内科 長野 裕祐
先日娘のランドセルを買いました。
3月頃からSNSで「ラン活始めましたー!」というママたちをちらほら見かけてはいましたが「え、まだ年長さんにもなってないのに?!さすがに早いでしょ」と完全に他人事でいました。(そもそも「"ラン活"って言うんだ…!」という衝撃の方が強かったかもしれません。笑)
しかし5月頃には「ラン活終わりましたー!」の声が増えてきて、実際に知り合いのお家でもランドセルを決めたという話を聞いて少し焦りを感じ始め、実際に見に行くことに。
娘はあまり悩むことなくラベンダー色のランドセルを選びましたが、親が目移りしてしまって、「まだ入学まで1年近くもあるし、子どもの好みも変わるかも…」などと理由をつけて買うには至りませんでした。
そして先日、「ランドセルはお盆がピークでそれ以降は品切れも増えてきます」と店員さんに聞いていたのもあって再び見に行きました。色々見て結局、自分で全部カスタマイズしてオーダーするランドセルに決め、アイスブルーのランドセルになりました。
かくして我が家の「ラン活」も終了したわけですが、今のランドセルは色も刺繍も豊富なので、「やっぱりこの色が良かった」などとならないことを祈っています。
来年から小学生。子どもの成長は早いなーとしみじみしつつ、同じ分だけ自分もしっかり歳を取っていると思うとゾッとするところもあります。笑
有意義に過ごしていきたいものです。
医局秘書 安部 萌々子
息子が引き籠りになって
今年の4月から大学生になった息子が引き籠り生活を過ごしている。大学にも行かずに朝からゴロゴロと、毎朝妻の罵声を浴びせられては起きてくる。それでも、最近はバイトを始めたのか、深夜に出かけてくれるようになった。
昨年から新型コロナウイルス感染拡大予防対策でリモート講義が続いている。講義は、個室で孤独にノートパソコンに向かって100分間語り続ける作業だが、最初の頃は話の間合いが取れず、息が詰まって苦しくなることが多かった。最近はだいぶ慣れてきたのか、一人自室に籠っては違和感なく独り言を話せるようになった。
先月は、1年生向けの医学概論の講義を担当した。パソコンの向こうに息子と同じような境遇の学生がいるかと思うと、少しでも面白い授業にしなければと思い、山形の紹介含めた自己紹介やYouTubeの動画を組み合わせた講義をやってみた。当然、反応はないので良かったのか悪かったのかは分からない。いつものことだが、学生の顔も見ず声も聞くことなく、何とも達成感のない講義だと思う。
昨日からようやく対面講義が始まった。学生は感染予防のため、入室に検温、消毒と長蛇の列を作り、ようやく入った広い講義室でも間隔を開けて座っていた。最後尾は遥か遠く顔もはっきり見えないが、やはり顔を見ながらやる講義は少し気合が入る。総論の講義なので、ややつまらないのか数人が熟睡していたものの、それでも大方がしっかり聴いてくれた。久しぶりの対面講義にやや緊張し、持ちネタの披露では寒々とした空気を作ってしまったが、それでも、まあ良い講義になったかなと安堵した。
これから予防接種が進み、徐々に通常生活に戻るだろうが、この1年間は色々な意味で、人との関わり合いが尊いものだと気づく良い機会になった。今後は、どんな講義でも手を抜かず、しっかり学生の心を鷲掴みできるネタを修練します。
(しかし、大学1年生達は引き籠り生活からきちんと復活できるのだろうか?)
代謝内分泌内科 諏佐 真治
代謝内分泌内科に後期研修医1年目として入局しました相馬祥子です。
「血糖がなかなか下がりません泣」なんて質問しても優しく答えてくれる諸先輩方の指導の元、愉快な同期達と日々業務にいそしんでおります。
神経内科の先輩に3内日誌はテーマを決めると楽だよ~と言われたのでなにか1つテーマを決めたいなあと思っていました。趣味は睡眠と読書なので、好きな本の感想など書いていこうかなと思います。
好きな作家さん何人かいるのですが、今回は辻村深月さんの本を紹介しようと思います。
直木賞や本屋大賞なども受賞されている方なのでご存じの方も多いかもしれません。高校生くらいまでは「冷たい校舎の時は止まる」や「名前探しの放課後」等学園を舞台にした作品をよく好んで読んでいたのですが(もちろん今も好きです)、大学以降になってくるともう少し別のモチーフのものも読むようになりました。
今回紹介させていただくのが「東京會舘とわたし」という作品です。大正11年に民間初の社交場として皇居前に建設された東京會舘が創業から現代まで辿ってきた歴史を元に書かれた連作短編集になります。
ここまで書いておいてなんですが、本の感想書くのが得意ではないのでうまく皆さんに面白さを伝えられません。でてくる人が皆素敵で、でてくる料理が美味しそうです。
本に登場するお菓子を買いたくて、大学の卒業旅行の途中に東京會舘に寄って購入しました。現物も美味しかったです。興味を持った方がいたらぜひ読んでみてください。
次回までにまたなにか紹介したい本を探しておきます。
代謝内分泌内科 相馬 祥子
まだまだコロナ禍が続いており、ちょっと油断するとす〜ぐクラスターが発生してしまい、なかなか思うように行動が出来なく燻っている今日この頃です。
オリンピックも結局どうなるのかなぁ・・と他人事ですが、先日、山形市の聖火リレーを見る機会がありました。TVでは、トーチを持った人が走っているところが流れていますが、実際は本人が走って来るまでの間に、ディズニーのパレードのごとくスポンサー数社の電飾のクルマやスタッフが踊りながらやってきました。そして我が家は何も貰えませんでしたが、それぞれのスポンサーグッズを配っており、翌日、東根で聖火リレーを見た友人は山ほど貰ってきたということです。
でも、何より数珠繋ぎのスポンサーのクルマを見て、医局の〇〇先輩と「早くディズニーに行きたいねぇ〜」と世の中のコロナ終息を願うばかりでした。
ワクチン接種も加速してきたので、我慢もあとちょっとかな・・・
医局秘書 今野佳子
本日はお休みさせていただきます。
日記や日誌が書けない続かない症候群の伊関です。安部さん(取り立て係の秘書さん)の優しい顔を思い浮かべてがんばります。たぶんSNS記事が書けないのと一緒でしょう。誰に宛てて書いているのかわからないときに、どう書いたらいいのかわからなくなります。いっそ、誰に宛てて書いているのかというよりは世界に向けて全方向的に書いているような科学論文が、潔くて好みでしょう。でもこちらも渋滞してます、はい。
コロナ期・コロナ時代を過ごしている真っ最中。前から気づいていましたが、改めて、医局の皆さんの顔を見ている、声を聞いている時間が長いです。Iくんの声を聞いている時間が一番長いかな。仕事しすぎなので、家族のそれよりも長いです。家族以上。すごいです。医局の皆様の有り難さに気づいています。ありがとうございます。医局会で挙手して述べてもいいくらいですが、いつも忘れていてすみません。医局で過ごす時間の長すぎは自分の問題も大きいですが、質は悪くない、いや失礼、良いです。たぶんお一人お一人が良性の性質をお持ちなのでしょう。本当にありがとうございます。
神経内科 伊関千書
専攻医として第三内科に入局した高橋諒と申します。患者さんに話を伺うと第三内科のHPをご覧になっている方も多いようで、自己紹介を簡単にしたいと思います。
1995年1月生まれの26歳です。医者というともっと年上のイメージがあるらしく、26歳と言うのが何となく恥ずかしい時があります。宮城県大郷町の出身で、何もない町ですが、日本三景の松島町、コストコのある富谷市、新しいイオンのある利府町、仙台市にもアクセスが良いのは取り柄です。Mr.Childrenが好きです。小さい頃からベガルタ仙台のファンです。週に1回200円位サッカーくじを買って一攫千金を試みています。こんな話をこの前の医局リサーチミーティングでもしました。すみません。
くじを少ない金額でも買うようになったのは一生働かないで暮らそうという夢があったからです。でも色々な患者さんを受け持ち、喜ばしい場面に限らず難しい場面にも遭遇し、そんな日々の中で十億くらい当たったとしてもなんだかんだ仕事はやめないんだろうなと今は思います。医者という仕事の大変さも実感しながら医者という仕事に従事できる喜びも感じられているような気がします。どれだけ忙しくてもどれだけ余裕がなくても、初心を忘れず謙虚に真摯に患者さんと向き合う事が目標です。
とりとめのない話になってしまいましたが、第三内科の皆さんや、10階西病棟の看護師の皆さん、病院職員の皆さんの支えがあってこそ働く事ができています。こんな自分ですが今後もよろしくお願いいたします。
血液内科 高橋 諒
キーボード
仕事柄、パソコンを使用する機会は多いのですが、普段何気なく使うキーボードにもさまざまな種類があります。仕事の多くでパソコンを使用するため、キーボードでの入力は年間を通すとかなり多くの時間をかけているわけです。
しかし、現実にはこのキーボードの性能というのは、パソコンを使用する多くの現場であまり重視されていないように思います。快適なキーボードというのは、長時間入力作業をしても苦にならず、手や腕や肩や頸の疲れなども軽減できるものです。キーボードにあらためてコストをかけることは、キーボードがもともとあるものだけに(キーボードが別売りというパソコンは通常はないので)、重要な問題ではないとみなされがちです。
実は優れたキーボードの世界というのは奥が深く、個人の好みやこだわりなどもあり、万人への正解というものはありませんが、一定以上の質を保つことは仕事の効率を上げる面からも重要な問題なのです。中には数万円するような高額なキーボードもありますが、年間にキーボードを使用する時間を考慮すると、キーボードへの投資は費用対効果は非常に高いものと言えます。
キーボード、これも大切な仕事道具の一つです。
神経内科 猪狩 龍佑
クマ肉を25歳のときに初めて,焼き肉で食べたのですが,なかなか美味でまた食べたいと思いつつも出会う機会がありません.クマは全身を食用にできるらしく,体格もいいのでたくさん食べられるところがあって良いですね.熊汁が一般的なようですが,まだ熊汁は食したことがありません.小国町の小玉川熊まつりで食べられるそうですが,残念ながら去年も今年もコロナのためお休みです.ちなみに生食は旋毛虫などの寄生虫がいるため禁忌で,1897年の北極探検隊が遭難死したのはホッキョクグマの生肉が原因と考えられているようです.北極探検隊の3人の遺体は火葬されて詳しいことはわからないですが,日記からホッキョクグマの肉を生食し,その後腹痛,下痢,足の痛みを訴えたことから旋毛虫症ではないかと考えられているようです.日本でもツキノワグマやヒグマでの集団感染があり,嘔吐下痢,顔面浮腫,発熱,筋肉痛,発疹,心筋炎,中枢神経症状(麻痺,痙攣,眼球運動障害,視野障害,めまい,感覚障害)など来すようです.音楽家モーツァルトの死因については諸説ありますが,旋毛虫症であったと言う説もあるようです.モーツァルトはクマではなくブタを食べて44日後に亡くなったようですが.旋毛虫症といえば,加熱が大事だと広めたRudolph Virchowが決闘を申し込まれ,旋毛虫入りの加熱済みのソーセージと未加熱のソーセージでどちらを食べるかの決闘を提案し,見事決闘は流れたとの逸話があるようです.人生において決闘を申し込まれたことがないので,どういう状況だったのか気になるし,2本のソーセージとはかなりシュールな絵ですね.
だんだんクマ肉を食べることが恐ろしく感じてきました.あのとき焼肉屋で自分で焼いて食べたので生焼けじゃなくてよかった.ちなみに河北にある黒毛和牛雌牛専門店で食べました.メニューにはないので冬眠前のクマが手に入ったら出してくれるかもしれません.よく焼いてお食べください.
脳神経内科 川原 光瑠
本日はお休みさせていただきます。
去年の1月に思い立って、日記を書き始めました。
たくさんの種類の中から、悩みながらも5年分の記載が1ページで見られる『5年日記』を選び、毎日寝る前に書いています。「日記つけてる私って素敵じゃない?!」という日記ハイ(?)はすぐに終わり、ほぼ毎日、面倒くさいと思いながらもどうにか続けてきました。しかし1年経過すると、1年前の記載分が上段にくるので「去年はこんなことがあったんだなぁ」と振り返ることができるようになり、やっぱり記録するっていいことだなと実感しています。同時に、たった1年前のことでも書いておかないと忘れてしまうのだということに驚きました。
これから日記を書き始めてみようかなと思った方へのアドバイスですが、まずは形からということで、日記帳は素材や色など、気に入った物を購入するとモチベーションが上がると思います。そして、書いてみると意外と書けてしまいスペースが足りなくなることもあるので、毎日2-3行しか書かないつもりだったとしても、4-5行のスペースがあるものを選んだほうがよいかもしれません。
コロナの時代もあったなと、過去の出来事として振り返られる日が、早く来ますように。
内分泌代謝内科 長岡杏子
山形に来て12年目の春を迎えました。今年は例年になく早い桜の開花のおかげで、新緑まで春~初夏の彩を楽しむことが出来ました。
2020年4月に日本海総合病院から戻って来て1年間、内科学第三講座や附属病院10階西病棟・外来・検査部・輸血部などのスタッフの皆様、またMRの皆様など多くの方にお世話になりました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
私は、来年(2021年5月)から暫くの間、神奈川県伊勢原市にある東海大学医学部に国内留学することになりました。今の自分では、また今の臨床血液学では対処できない多くの問題が臨床の現場にあることを、この5年間で学んできました。今度はそれを基礎医学の立場から見つめなおし、自分が今後30年間どのような血液内科医として歩んでいくのかを見定めたいと思います。
医者は、人格者であると同時に科学者でなければならないと思っています。特に血液内科は手術やカテーテル検査・内視鏡検査のような「治療的手技」を持たない診療科であり、腫瘍学、薬理学、生物学など様々な学問的見地に立ち、極めて「学術的に」患者を診療することが要求される診療科だと考えています。今回の国内留学を通して、血液疾患を学問的見地から捉えなおすことで、より成長した血液内科医として数年後山形に帰ってこれたらと考えています。
初期研修を合わせてこれまで5年間の間、大変お世話になりました。ありがとうございました。
血液内科 栁谷 稜
少々お待ちくださいませ。
2021年4月になり、山形大学第三内科に着任して1年が経ちました。この1年を振り返ると、やはりCOVID-19感染拡大に翻弄された1年でした。ワクチン接種が山形大学医学部でもようやく開始されていますが、感染状況は未だ収束が見えず、先行きはまだ不透明なままです。
活動に制約がかかった1年でしたが、脳神経内科診療体制と医学部生・初期研修医・脳神経内科専攻医への教育体制の構築には取り組めたと考えています。診療では問診と診察を主体にして、患者さんをじっくり診る姿勢を示してきました。入院サマリーの書式を新たにしましたが、特に問診と神経所見を基に考察することを目的とし、クリニカルクラークシップの医学部生と初期研修医にも主治医として入院サマリーを作成してもらうことで教育しました。脳神経内科の診療の仕方は推理小説に例えられ、特にシャーロック・ホームズ(Sherlock Holmes)の作品が代表として考えられています。著者のコナン・ドイル(Conan Doyle)はイギリス人医師ですが、副業として作家活動を行い、観察眼と推理力に優れた探偵であるホームズの活躍を執筆しました。この探偵のモデルは、自身が医学を学んだエディンバラ(Edinburgh)大学の外科医ジョセフ・ベル(Joseph Bell)博士であり、ベル博士は患者の発音、服装などから患者背景を明らかにする診察力があったようです。また、ホームズの作品には、薬物中毒などの神経疾患が神経症候の記載と共に、推理の鍵としてとり取り上げられている点も興味深いところです。
今は診療における検査手法と技術が発達しており、検査結果の確認のためパソコン画面を見る時間が増えていますが、脳神経内科は検査結果だけでは患者さんを理解することはできません。目の前の患者さんそのものを診ることで真実を知ることができ、自身の診察により真実に迫れる点が脳神経内科の魅力と言えます。経験を積むことで脳神経内科診療の醍醐味をますます感じることができており、私の「脳神経内科を楽しんでいる姿勢」を若い先生や学生に見せていきたいと考えています。
今年も昨年と同じく、医局の部屋の窓から見える桜が綺麗な花を咲かせ、昨年の新鮮な気持ちを思い出します。COVID-19感染拡大下でも、可能な活動は進めていきますので、今年も山形大学第三内科および脳神経内科をよろしくお願いします。
脳神経内科 教授 太田 康之
少々お待ちくださいませ。
本日はお休みさせていただきます。
少々お待ちくださいませ。
梅の香りが爽やかに漂う春暖の候、皆さんいかがお過ごしでしょうか。前回もコロナネタを書いていましたが、今回もコロナネタを引っ張ります。医局日誌を書くのが大変だから、使い回しをしているとかではありません。世間がそうなのです。やむなし。
はてさて、最近の関心事といえば、ですが、ネタが多すぎて正直困りますね。はやぶさ2然り、ドラゴン宇宙船然り、宇宙飛行士公募然り。。。。しかしまあ、これほどまでに宇宙の話題がたくさん出てきているのも、すごい時代になったなあ、思うわけです。ホントに。
ところでと言いますか、今年のJAXAのシンポジウムはコロナの影響でオンライン開催となっておりました。当然、拝聴させていただいたわけですが、実は今回初参加でした。なかなかつくばまで行くのは田舎民には厳しいもので、いつもはサイトの文字列を指を咥えて眺めていたわけですが、動画で生の熱いメッセージが聞けたので、感無量でした。
最近は、医学の世界でも学会などはオンラインで開催することも多く、移動が大変な人にとってはむしろ良い方向に傾いていることも多いと思います。コロナの影響で色々変わったことも多いようですが、まあ、地球46億年の歴史と比べれば取るに足らない些細な変化でしょう、とどっしり構えていきたいものですなあ、なんてことを思うさりょーなのでした。
来年は市中病院に異動になるのですが、これまでありがとうございました & 今後もよろしくお願い申し上げます。かしこ。
血液内科 佐藤諒
昨年秋に、狭いながらも庭のある家に引っ越しました。それまでマンション暮らしだったので、冬の連日の雪かきには閉口しましたが、雪が溶けてきたら、花を植えてみたくなってきました。農家の娘ですが、あまり植物を育てたことがなく、性格もずぼらなので、手入れが楽なものを選んで植えてみようと思っています。
血液内科 山田 茜
今シーズンは久々に雪の多いシーズンとなり、音に聞きし米沢の雪の壁も体験しました。
春の訪れを待ちわびています。
内分泌代謝内科 高窪野恵
コロナでなかなか出かけることもできず、娘とネットで動画を見る機会が増えました。主にミュージックビデオを見ています。
娘のお気に入りは「NiziU」です。縄跳びダンスやうさぎダンスを毎日踊っています。ラップパートも好きでやっています。娘がやるとだいぶ癖が強いのですが笑。。
また、「BTS」も好きでよく一緒に踊っています。関連動画にあがったため偶々見たのですが、「この人すごくイケメンだね」とすぐにはまってしまいました。
BTSに関しては今では私の方が夢中になってしまいました。知人に韓国出身の方がいることもあり、韓国語入門の本を買って勉強を始めました。娘もハングル文字に興味津々ですが、まだ日本語すら身についていないのでもう少し大きくなってから解禁したいと思います。
ほかにも、BSで再放送中の時代劇「長七郎江戸日記」や中国・韓国のドラマをみたり、「鬼滅の刃」のキャラクターの絵をひたすら描き続けるなど、小学生にしてなかなかインドア適応がありそうです。体力が落ちないようにたまには外で遊ばせないといけませんね。
血液内科 相澤 桂子
「三十而立」
20代最後の1年となりました。
やり残したことは多々あるけれど、後悔のない10年でした。
きっと次の10年にも、人生の様々なイベントがあるのでしょう。
頭脳も身体もこれまで以上に鍛えて、自分史上最強の30歳を迎えたいです。
楽しみです。
血液内科 市川 翼
©︎藤子・F・不二雄プロ
1日依央(いちか)
1歳3ヶ月大きくなりました。早く帰って逢いたいです。
神経内科 髙橋 なおみ
あっと言う間に自粛の一年が過ぎました。
昨年の花火大会はことごとく中止で、本当に残念でした。
今年に入って、初市は中止になりましたが、霞城公園での花火は冬の夜空に大きく上がりました。
毎年寒いので家の窓から見ていましたが、今年は気合を入れて外に出て思いっきり花火を楽しみました。
今年こそは、各地で花火大会が開催されますように❕
祈るばかりです。
技術職員 清野智美
諏佐先生からもらったお年玉
皆さん年末年始はゆっくりできたでしょうか。僕は例年と同様、大学と日本海病院の当直でしたが、ありがたいことに非常に落ち着いた勤務となりました。12月29日夕方から12月31日夕方まで大学病院にいたわけですが、仕事が落ち着いていると時間が長く感じるためなのか、加齢により体力が落ちて疲弊しているだけなのかわかりませんが、48時間病院にいるのはなかなかしんどかったです。
日当直勤務では第3内科専用の携帯電話を手渡しで次の当番に引き継いでいきます。12月31日17時に次の当番の先生に引き継ぐわけですが、早く終わってほしいいなぁと思っていたところ、少しずつ日も落ちてきた16時位でしょうか、次の当番の諏佐先生が医局に現れ、「少し早いけど変わるよ~、ちょっと早いお年玉」と引き継いでくれました。もともと諏佐先生は細い体格でやや神仏感がありますが、あの時は後光が差しましたね(笑)。お年玉ありがとうございました。
当直携帯を手渡しで引き継いで勤務交代していくのは、以前の勤務地でもずっとあったため、開始の時も終了の時の引き継ぎも区切りがついて好きですが、今回の年末の引き継ぎはとても記憶に残るものとなりました。コロナ禍でコミュニケーションが減る中ですが、当直携帯の手渡し引き継ぎは残ってほしいなと思います。
血液内科 伊藤巧
人工知能(AI)というと、未だに未来の生活で活かされるものというイメージを抱いておられる方も多いのではないでしょうか。しかし、近年AIの発達は目覚ましく、AIアシスタントのSiriがiPhoneに搭載されるなど、身近なものになっています。
糖尿病治療でもAIを活用する動きが出てきています。糖尿病の発症を予測するものや、糖尿病治療における経口血糖降下薬の処方の最適化にAIを活用する研究が進んでいます。AIの膨大なデータを利用して予測をする能力に、ヒトは敵いません。しかし、診療は科学的能力で完結できるほど容易いものではなく、ご周知の通りこれは揺るぎない事実です。特に生活習慣病であることが多い糖尿病治療は、AIの得意とするデータ解釈のみで成し得るものではなく、生活習慣や社会背景、各々の人生観にまで左右される「機微なるもの」です。診察から治療まで全てをAIが担う世界はまだまだ先のことかもしれません。医師と患者さんの信頼関係を基盤として成り立つ生活習慣病の診療においては、AIが「心」をもたない限り不可能に近いのではないかと予想されます。
2021年もヒトである私にできることを、患者さんのために心を込めて頑張ります。
代謝内分泌内科 杉山琢真
新年明けましておめでとうございます。
皆様方は、どのような新年をお迎えでしょうか?当方はこの職業についてから30有余年、年末年始は仕事か実家、自宅で飲むばかりでしたので、コロナ禍にあっても例年通りでした。
そんな中、1月3日に出現するしぶんぎ座流星群の新聞記事を読んで、高校時代に流星群を観測したことを思い出しました。
流星群とは年に何度か決まった時期に1時間当たり20~60個程度の流星が見られる現象で、その出現する星座にちなんで〇〇座流星群と呼ばれています。今から四十数年前、高校の地学部天文班のメンバー数名である流星群の観測に行きました。場所は仙台から電車で40分ほどの、常磐線沿いの浜吉田という海岸沿いの町でした。午後、寝袋、コッフェル(携帯用小型調理器具)、水の入ったポリタンク、固形燃料、インスタントラーメンなどを背負い、仙台駅を出発。浜吉田駅に到着後、日が暮れないうちに海岸のそばの見晴らしがよくて街灯のあまりない場所を探して、暗くなるのを待って観測開始となりました。寝袋に入り地面に仰向けに寝転がって、いわば大地を背負ってそれぞれが異なる方角の夜空を眺めて、流星が出現するのを待ちます。流星が出現したら、時刻(短波ラジオで日本標準時を受信して確認)、目的としている流星群に属するのか否か(流れた方向から判断します)、光度(何等星相当か)、流星痕(流星が通った後に残る物質。煙のように見える)の有無などを記録していきます。これを夜明けまで続けるのですから、何とも良い時代でした。当然お腹がすくので、夜中はインスタントラーメンの出番となります。固形燃料でお湯を沸かして、袋入りのラーメンを食べました(当時カップヌードルは100円、袋入りのラーメンは30円ぐらい、山手線1区間30円でした。)。その晩の流星の美しさは、今でも鮮烈に記憶に残っています。水平線に向かって落ちながら消えゆく流星、続けざまに追いかけるように同じ方向に流れていった二つの流星、一等星よりもはるかに明るく天空を横切り鮮やかな流星痕を残した流星・・・ そして潮騒を聞きながら夜明けを迎え、始発の電車で仙台に戻りました。
今でも帰宅途中、時折流星を目にすることはありますが、さほどの感動は覚えないようです。
何が異なるのか? 少し大げさになりますが、浜吉田では大地を、地球を背負って流星に真正面から体全体で向き合って受け止めていたような気がします。今帰宅途中目にする流星は、たまたま見かけたいわば片手間の存在、半身で向き合っている存在なのでしょう。対象が同じであっても、感じ方は、向き合う姿勢で大きく異なるようです。改めて向き合う姿勢が大切だと思いました。
今年も当分不透明で先行きが見通せない状況が続きそうですが、このような時期にこそ何事にも真正面から向き合い対応することが特に大切だと思いました。
取り留めのない話になりましたが、今年も皆様にとって実り多い年になりますように、そして第三内科をよろしくお願いいたします。
主任教授 血液内科 石澤 賢一
ここ最近寒さも増すばかりで、雪の日も多くなっております。また日本各地にもコロナ感染者が増加の一途を辿っており、東京五輪の開催などを含めて今後の日本や世界情勢が気になるところです。
そしていよいよ2020年が終焉を迎えます。みなさんはどのような一年でしたでしょうか?僕個人としては長いようで短く、コロナはありましたが、医学の勉強に専念できた一年だったと思います。2021年の豊富としては去年学んだこと以上に学ぶことかなと思いますが、体調とも相談してやっていきます。
みなさんも年末年始はステイホームで家族団欒しつつ、今年を振り返り、来年についても語り合ってみてください。
それではこの辺で失礼します。よいお年を!
神経内科 鈴木大介
雪、降りましたね(>_<)
雪国山形ですから、12月のこの時期、降って当然なんですが、いざ降られると…。
色々大変な事ばかりで(^_^;)
早いもので、今年も残りわずかになってしまいました。
コロナに振りまわされ、娘の野球(スポ少)の活動に振りまわされ、あっという間に1年が過ぎようとしています。
気がつけば、週末にしようと思っていた家の事が、ほとんど出来ていないような…
ヤバイです!(◎_◎;)
今年の年末年始は、帰省せずに自宅で過ごす事になりそうですし、今週末から頑張って家の片付けしないとです!!
(でも、毎年のように年末に慌てて家の事してるような…)
医局秘書 土屋千夏
血液内科の山本です。おかげさまで、とても充実した日々を過ごさせていただいております。先日、学生さんから「学生のうちにしておくことは何ですか?」と質問されました。「本でも読んだら。」と答え、その会話の流れで、最近どんな本を読んだかで話が盛り上がりました。栁〇先生は「数学ガール」、、、らしいなと思いました。細〇先生は「本?読んでません」、、、仕事が忙しいのだろうと思いました。
最近読んだ本の感想を列挙します。『サル化する社会』★★★、自分さえ良ければそれでいい人が増えている。自分自身、反省させられる本でした。『虫とゴリラ』★★★、感性と共感が失われた社会は、管理とルール化が進む。という言葉が鮮烈でした。『LIFESPAN 老いなき世界』★★★★、まだ半分ぐらいしか読んでいませんが、“不老不死”の研究が進んでしまっていることに驚きです。『キングダムで学ぶ最強のコミュニケーション力』★★★★★★。★6つです。『がん診療レジデントマニュアル』★★、試験勉強も兼ねて読みましたが、本としても面白くオススメです。
血液内科 山本 雅一
本日はお休みさせていただきます。
フロッピーディスク
最近、フロッピーディスク(フロッピー)を扱う機会があったのですが、今や新品のフロッピーは店頭では購入できないことを知り、驚きました。以前はワードプロセッサ(ワープロ)などの保存媒体といえばフロッピーが主体であったのですが、その後のコンパクトディスク(CD)の台頭などにより、フロッピーは衰退しました。そして、ワープロ専用機の時代から、パーソナルコンピュータ(PC)の時代に変化を遂げたわけです。とはいえ、ワープロの黎明期はフロッピーとともにあったわけです。
表舞台からは姿を消しつつあるフロッピーですが、いまだに私たちの身近に残っている場所があります。それは、ソフトウェアの「保存」を意味するアイコンです。このアイコンにフロッピーが描かれているのを見ると、先人への敬意を感じます。
神経内科 猪狩 龍佑
今年も寒くなり、ついつい缶コーヒーに手が伸びてしまう時期になりました。例年どこまで暖房やコートを使わず生存できるか一人チキンレースを繰り広げている時期ですが、今年は早々に冬支度となりました。もう若くないのかなと少し寂しい今日この頃です。
夏に念願の一軒家に引っ越し、隣人を気にすることなく生活が出来るようになり、今年は実家生活以来の灯油ストーブを導入しています。ファンヒーターと違って穏やかに部屋全体を温めてくれるだけでなく、やかんを沸かしたり鍋を保温したり干し芋やベーコンを焼いたりと使い勝手の良い天板を有する石油ストーブは雪国最強アイテムだと信じてやみません。灯油が燃える匂いも、どこか懐かしさを感じます。火傷や火事には十分気を付けて、快適で暖かな雪国ライフを満喫できればと思っています。
広い家に2人暮らし。正直持て余してます。コロナが明けたらみんなで遊びに来てください。
血液内科 栁谷 稜
今年は例年になく松茸が豊作!と、以前テレビで流れていました。
先月、とある山形ではとても有名なスーパー「Y」に行きましたら、あったんです。松茸が!!
パックの中に15cmほどのちょっと大きめな物が2本、隣のパックには10cmほどの小ぶりの物が4本くらい、他にもいくつかのパックが2千円台で店頭に並んでいました。産地は「岩手県産」です。安価な時だけでも贅沢に国産の松茸をいただいてみたいなぁ・・と思いましたが、その日は買わずに少し考えることにしました。
数日後、「よし!買うぞ!!」と思い、売り場に向かいましたが、その日は出ていませんでした。そのまた数日後に行ってみました。が、ありません。そして、未だに見かけません・・
松茸は、もう終わった??という事なんでしょうか・・・・
あの時、迷わず買っておけばと残念で残念でなりません(ToT)
来年も豊作で、安価であることを願うばかりです。
医局秘書 今野佳子
2020年11月02日
明日は「文化の日」。何をすれば良いのか?元々は明治天皇のお誕生日で、Wikipediaによると、「まんがの日」や「レコードの日」でもあるようです。文化的な事をして過ごせたら良いのかと思います。私の予定は明日は午前中はWeb会議で、午後からは空きです。読書、映画、音楽、美術館などが候補に挙がりますが、鱒釣りも欧米では文化のカテゴリーに入るようです。そして、私もGo fishingしたいのですが、、、。
国内の河川の多くは内水面漁業組合によって管理されていて、釣り人に遊漁証を購入して貰い、放流事業費や河川の管理費に充てています。産卵期に入る秋から翌年春までは禁漁期間です。一部のキャッチ・アンド・リリース(返のない針で傷つけないようにして釣っても放す)区間では虹鱒のみ10月いっぱいまで許可しています。よって先日の土曜日、10月31日で今年度は終わってしまいました。残念。実は釣りの名著を数冊購入して積んでいます。ヘミングウェイ、開高健、椎名誠、など。これらを読んで来年の4月まで耐える計画とします。
という事で、明日、文化の日は、「釣りの名著を読んで過ごす」ことにします。
以上、私の3内日誌でした。
糖尿病・内分泌代謝科 亀田 亘
アメリカでは4年に1回の大統領選挙が行われており、いよいよ来週投票となる。2008年、2012年、2016年はアメリカに住んでいたので、選挙の熱気を生で感じることができ、大統領の直接選挙がアメリカにとっていかに大事なことかを肌で感じたものである。大統領選挙は州毎に割り当てられた選挙人を獲得する方法なので、結局のところSwing stateと呼ばれる選挙時の情勢で民主党か共和党か変わる州が勝敗の鍵を握っている。その州はだいたい決まってミシガン・オハイオ・ペンシルベニア・フロリダなどである。カリフォルニアは選挙人が多いが民主党なので、そういう決まった州よりも、激戦州に候補者はよく足を運んでいる。私の住んでいたミシガン州アナーバーにはそういう事情もあって、前大統領のオバマ氏が在任時にミシガン大学の卒業式に参加したり、現職のトランプ大統領も選挙遊説でよく訪れたりと常に住民を意識した活動をしている。また、実際の得票数は多いが大統領になれない人もおり、2016年のヒラリー・クリントンはその例である。日本は議会制民主主義なので、首相を直接選ぶことはできず、自分の意に沿わない人が選ばれることも多いが、いずれの方法でも問題点はある。
今年はコロナに始まりコロナに終わる年になりそうで、歓迎会もなければ忘年会もない。学会も WEB開催となり、様々な従来の「当たり前」が変化した年であった。「新しい生活様式」なるものが導入され、国際的な往来には空港検疫で陰性でも14日間の隔離が「自主」という名の「強制」で行われている。一方、国内ではGO TO トラベルなどが行われ、人の動きを活発化させるという方策が取られている。案の定というべき、地方においてクラスターが発生、感染者は増加傾向にある。感染対策と経済対策の両立は難しい。世界各地で同じ問題を抱えている。経済が苦しくなるときな臭くなるのも歴史が物語っている。国連がほぼ機能不全になりつつあり、WHOは某大国に忖度したのかどうか、定かではないが、明らかにCOVD-19の初期制御に失敗した。国際協調体制がどんどん崩れ、自国主義に走る国が多くなっているように思う。そんな混沌とした年ではあったが、今年のノーベル化学賞は初めて複数の女性研究者が受賞した。アメリカでは子育てしながら優れた研究をしている女性研究者も多く、ミシガン大学病院の先代の病院長は女性、先代のミシガン大学総長も女性であった。これからどんどん女性血液内科医が増えてくることを考えると、自分の研究室でも出産・子育てという環境下の女性にとって快適な研究環境を提供できるよう体制を整えたいと考えている。
来月はアメリカ人にとって大事なThanksgivingがある。よく家庭でターキーを焼いて食べたり、友人宅に集まりホームパーティーをしたものだが、残念ながら日本には売っていない。Thanksgivingから年末までがHoliday seasonと呼ばれ、一年で一番華やかな時期であるが、今年はコロナの影響でどうなるのだろうか。
来年にはコロナが収束することを願ってやまない。
血液内科 東梅友美
寒いです。冷え性で寒がりの私にはこれからとてもつらい季節になります。
すでに家では家族が長袖1枚で過ごす中一人モコモコのフリースを着込み、寝るときには家族が毛布1枚で寝る中、羽毛布団に包まって寝ています。
冬本番にもなると、外出時にはコートのファスナーを上までしっかり上げ、マフラーは顔の半分を覆うほどに巻き、手袋は欠かさずつけます。どのコートを着ても手袋を忘れないように、家にある全てのコートのポケットに手袋が入れてあります。「おしゃれは我慢」とは言いますが、もはやおしゃれどころではありません。私にとって寒さを前には何事も二の次で、一刻も早く家に帰り温かいお風呂に浸かりたいとばかり考えます。
年々冬が苦手になっていますが、最近エアコンを寒冷地仕様のものに新調しました。寒い日に何度か使ってみましたが、部屋の隅々までしっかり暖かくてとても良い感じです。去年のように雪も少なく過ごしやすい冬になるのが1番良いですが、大雪で極寒の冬になってしまっても、エアコンをフル稼働し何とか春まで生き延びるようにがんばります。
医局秘書 安部萌々子
今年の夏は、雨ばっかり降っていて、止んだと思ったらすごく暑くて、あっという間にそれも終わって、長袖を着ないととても寒い。と思っているともう10月中旬のもうすっかり秋という。コロナコロナと言っているとあっという間に年が明けてしまいそうです。
去年の冬はとても雪が少なく、通勤はあまり問題になりませんでした。今年の冬はどうでしょうか。降らない降らないと言っていると、突然大雪ということもあるでしょうか。過ごしやすい冬になりますように。
さて、血液内科病棟は10月から2チーム制になりました。去年までは主治医制、今年の4月から4チーム制で10月からまた病棟の診療体制に変更がありました。うまくいけばいいなと思っています。
血液内科 氷室 真仁
少々お待ちくださいませ。
最近になって初めて虫歯が発覚しました。
親知らずの虫歯のようで、1週間ぐらいは痛みのために夜も眠られないほどでした。
それも、小学生の頃に「虫歯になりづらい歯だね」と言われたことを真に受けて、ここ20年近く歯科にかかっていなかったのが悪かったのだなと反省しています。
恐縮ながら、大学病院の歯科の先生へ相談したところ、とても親切にしていただき、今後の抜歯の予定まで立てていただきました。(医局員の先生方にもさまざまなアドバイスをいただき、とても助けられました。)
この一件で痛感したことは、もう若さでなんとかなる時代は終わったのだ。そろそろ自分の健康管理も考えなくては。ということです。
そんな中で9月も終わりに差し掛かり、外の空気は肌寒くなってきました。
いつも季節の変わり目には風邪を引きがちなので、今年は油断しないようにしたいと思っています。
皆様もお体に気をつけてお過ごしください。
血液内科 細川 雅司
先日、大学の同級生である友人から本が届きました。彼女は、都内で現役医師をしているのですが、絵本を作ったとのことでした。“せかいがかぜをひいたから”というタイトルで、新型コロナウイルスのことを、こどもたちに伝えています。とても大事なことが書いてあり、You Tube で、TBSアナウンサーが朗読している動画もありますので、たくさんの方に見てもらえると良いなあ、と思いました。(本の制作費を除く売り上げは、 日本赤十字社活動資金へ寄付されるようですので、宣伝目的ではありません。)同級生の活躍をみると、自分も励みになります。自分から何かを発信していくようなことはなかなか難しいですが、まずは、普段通りの仕事を着実にこなしていきたいと思います。
糖尿病・内分泌代謝内科 柄澤 繁
一客一亭、飯後の茶事
待合には、桔梗と女郎花の掛け物。
本席には、雪月花のお軸。
吸物膳を運び、亭主も相伴。
初炭所望。
満月の菓子を頂き中立。
後座の席入り。
花所望。
濃茶手前、薄茶手前。
お薄器に描かれた半月と菓子、軸、秋のお月見の趣向。
挨拶をして、退出。
お見送り。
初秋のとあるお稽古の一日。
心静かにお茶の稽古ができることに感謝です。
技術職員 清野智美
神経内科を担当しています。病棟での業務の一つを紹介します。
週に1回、多職種カンファレンスを行っています。看護師、ソーシャルワーカー、
医師で、入院患者さんの方針・問題点の確認、病棟運営の問題点・改善点等話し
合います。医師のみのカンファとは違う意見をきけてとても参考になります。患
者さんをみていくうえでプラスとなるように、また、お互いが働きやすくなるよ
うな環境になれればと思います。
神経内科 佐藤裕康
少々お待ちくださいませ。
毎日暑い日々が続いております。昨日も東京では熱中症の患者さんが130人もいたとの事でいつまでこの暑さが続くのだろう恐ろしいです。
例年だと花笠が終わり花火大会が終わると、今年も夏はそろそろ終わりだなー、などと思っていたのですが、今年はいろんな行事が中止、中止で季節感もなく、ただ暑い…暑い…と言って夏が終わりそうです。先日、今年はおうち時間が増えて海水浴やプールに行けないという事もあり、家でするビニールプールが飛ぶように売れているとテレビでやっていたので早速便乗しビニールプールを買い込んで庭でプールをしてみました。
子供はそれからというもの毎日のように「ざぱーん!する!」と言ってプールを引っ張りだしてきて遊んでいます。個人的には、早く涼しくなって芋煮を作って食べたいなー、と思っているのですが、まだ暑さが続きそうなので家でプールや手持ち花火などちまちまと夏を楽しもうと思います。
まだまだ残暑が厳しいですがみなさんご自愛下さい。
血液内科秘書 相田 あゆみ
先月の話になりますが、ヘアドネーションカットをしました。最初はそんなに固い決意で伸ばし始めた訳でもなく、小さい子供がいるとなかなか気軽に美容院に行けず、けっこう髪が伸びてしまったので、どうせなら寄付できる長さまで伸ばそうと伸ばし始めました。寄付できる長さは31㎝以上で、人間の髪の伸びるスピードを調べてみたら、大体1か月に1㎝だそうで、3年以上は伸ばさないといけない計算になり、そこまで伸ばすのはけっこうな道のりでした。31㎝に到達してからも、実際ウイッグになる時は髪を結びつける分の長さがあるので、半分の長さのウイッグにしかならない、ということを知り、早く切ってしまいたい気持ちを抑えつつ、あと1㎝、1㎝と我慢して自分でも見苦しいと思いながらも伸ばし続けました。腰まで届く長さになるとまとめるのも難しくなり、さすがにこの夏は越えられないと思い、とうとう美容院へ。最終的に寄付できた長さは45㎝程になっていました。でも実際は全ての髪が同じ長さではないので、長い髪の毛だけを集めてウイッグを作ると、1人分のウイッグに30-50人分のヘアドネーションが必要だそうです。
実際寄付してみての感想は、伸ばすのは毎日のドライヤーがとにかく時間がかかって大変で、そこの苦労はありましたが、カットは賛同サロンにお願いすればヘアドネーション用の手順に従って対応してくださり、あとはレターパックで送るだけだったので、寄付自体の手間はそこまでではありませんでした。今回自分が寄付したのはJHD&Cという子供用のウイッグを作っている団体ですが、15㎝以上から寄付できるつな髪という団体もあり、ただしこちらは黒髪、ストレートなど髪質に少し厳しめの条件があります。白髪が目立ってくる前にもう一度伸ばしてみようかと考え中です。
血液内科 山田茜
自己紹介
出身:茨城県
趣味:献血
特技:1分で寝る
好物:辛いもの
苦手:早起き
ダイエットのために5月暮れから筋トレとジョギングを続けています。
ぜんぜん体型変わってないじゃんコイツと思っても温かく見守ってやってください。
今年度より大学で後期研修をさせていただいております、頑張ります。
血液内科 市川 翼
最近、運動をしているので膝が痛いです。
前に伊藤先生がこの日誌に書いていたCoke on アプリを私も使用していますが、2020年8月4日現在で1,412,810歩と、大きく水をあけられているので頑張ります(ちなみに、SUKSKも使っています)。
糖尿病代謝内分泌内科 高窪野恵
1日依央(いちか)
毎日を幸せに過ごさせていただいております。
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先生方、医局員の皆様、その他たくさんの方々に支えて頂き、大変ありがとうございます。1日1日を大切に生きていきます。これからもどうぞよろしくお願い致します。
脳神経内科 髙橋なおみ
暑さもようやく厳しさを増してまいりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。今年はコロナウイルス騒ぎで、顔合わせなどの飲み会もなく、やや寂しい気分です。やはり飲み会は大事ですね。
はてさて、最近の世間の関心事といえば、そう、「ネオワイズ彗星」ですね。なんでも空の暗いところでは肉眼でも淡い尾を引いた姿が見えるとのことで、久しぶりの“明るい”彗星のニュースに、私は大変沸き立っております。まあ天気も悪く、なかなかみれていないのですが。ちなみにこの彗星は、NEOWISE (Near-Earth object Wide-Field Infrared Survey Explorer) という計画の一環で見つかったとのことです。地球近傍の小惑星や彗星の検出、追跡、特徴づけを目的とする探査計画だそうです。残念ながらよくわからなかったので、論文のURLを貼ってみます。
https://ui.adsabs.harvard.edu/abs/2014ApJ...792...30M/abstract
専門とする血液内科の論文も読んでいてわからないことだらけなのに、いわんや別分野の論文をや。反省します。ただ、この辺の話を少しググってみると、スペースガードという、地球外天体の衝突や観察を行う研究分野があるとのことで、なかなか興味深かったです。そういえば「君の名は」もそんな話でしたね。
最近はコロナの影響で、自分の時間は増えたような気はしますが、他の人と話す機会もめっきり少なくなってしまったような気がします。どうしても狭い世界にばかり目が行きがちで気が滅入ることも多いですが、この際、全く知らないことを調べてみるのも面白いなあ、なんてことを思うさりょーなのでした。今年もよろしくお願いいたします。
血液内科 佐藤諒
梅雨明けが待ち遠しい毎日です。
夏といえば花火に盆踊り、海水浴など「これぞ、夏!」という風物詩が沢山ありますが、今年の夏はコロナ自粛でいくつ楽しめるのでしょうか。自粛のない、怖い(ぞっとする)話を一つ。独特な世界観から全世界でカルト的な人気を誇っている絵本作家エドワード・ゴーリーの代表作「ウエスト・ウイング」。どこの西棟(ウエスト・ウイング)なのか? 挿絵はすべてモノクロの線描で描かれ、 いったい何が描かれているのか? すべてが見るものの想像力にゆだねられてしまう、途方もなく怖い、文字のない絵本です。蒸し暑い夜にいかがでしょうか。
話は変わりますが、只今、オンライン講義期間の真っ最中です。Zoomなるものを知り得てからしばらく経ちますが、他にも、Web会議やテレビ会議システムに適した映像や音声が高品質なもの、セキュリティーが高いものが多数あるのを知り、まだまだ勉強不足と実感する今日この頃です。
医局秘書 伊藤れい子
糖尿病・内分泌代謝グループの杉山琢真と申します。
糖尿病を専門とする医師が充足しているとは言えない山形県の現状を目の当たりにし、微力ながらも地元の糖尿病診療に貢献できるのではないかと、他大学出身ながら入局の決意をした次第です。
診療する患者さんや共にチーム医療を担うスタッフの方々には、謙虚に真摯に向き合いたいと思っています。患者さんの背景を考え個別性を重視した診療を目指しておりますが、未熟者ゆえ毎日が修行であるとの自覚のもと研鑽を積んで参る所存ですので、宜しく御指導賜りますようお願い申し上げます。
糖尿病・内分泌代謝内科 杉山 琢真
前回の日誌では何を書いたかなと思って読み返したら、Coke Onアプリについて記載していました。9月3日の時点で1976772歩だったと書いてありました。今は何歩になったか気になったので確認したところ、本日6月30日で4375697歩。302日間で1日平均8000歩程度のようです。コロナによる自粛の流れで出歩かないことを考えるとまあまあ歩いている方なのかもしれません。
コロナと言えば、先日当直明けの朝に師長さんからお弁当をいただきました。病院と自宅を往復する刺激の毎日にサプライズ感があって嬉しかったです。写真に保存していたので掲載しました。「ご馳走様でした」。
血液内科 伊藤巧
梅雨に入りましたね。湿度が高くて、私には辛い季節です(>_<)
天パーの髪が、変なウェービーを作り出し、毎朝直すのにかなりの時間がかかります。それなのに…外に出たらすぐ元に戻ってしまいます(~_~;)
早く梅雨明けしてほしいです。
こんな梅雨の天気にも動じず、娘は、ようやく再開した学校に毎日楽しく登校しています。
そして待ちに待ったスポ少(野球)の活動も先週から始まり、男の子の中に1人だけ女の子ですが、頑張って練習についていってるようです。
今年は、活動を始める時期も遅かったり、ほとんどの大会が中止になったりと、例年とは違った状況にありますが、子供達はいつもと変わらず頑張ってるので、私も出来る限りサポートしてあげたいと思っています。
※子供たちを見習い、私は、最近の目標である「体型を少し細身にする‼︎」を頑張ります(^o^)/
医局秘書 土屋千夏
こどもが無事に小学1年生になりました。
3月にはコロナウイルスの影響で幼稚園の卒園式も危ぶまれる中、何とか規模縮小でやっていただき感謝の気持ちでいっぱいでした。
4月1日から始まった毎日の弁当作りと学童送迎は本当にバタバタでした。
「このおかずの隙間をいかにしてスマートに埋めるか」という変な気合がうまれたり、逆に「海苔でもしいとけばいいか」と燃え尽きかけたり、精神的にも目まぐるしく変わる日々でした。本当であれば1週間程度で終わりのはずが、まさか2カ月も続くとは思いませんでした。そんな中で「さけチ」は強い味方でしたね。さけチとは?わかる方結構いらっしゃると思います。
あっという間に時が過ぎ、気づけばゴールデンウィークも終わり。5月中旬から何回かの登校日を経て、先日からようやく毎日の通学が始まりました。やっと1年生になったと実感しているところです。
こども自身もとにかく学校生活に気合が入っているようで、毎日の宿題プリントや音読練習に一所懸命に取り組んでいます。心配なことは尽きませんが、何とか支えていきたいと思います。
血液内科 相澤 桂子
私は昨年度まで酒田市の日本海総合病院で勤務していました、鈴木大介と申します。大学に来てはや2ヶ月が経過しましたが、毎日忙しくも充実した日々を過ごしております。大学にいる間に神経診察や神経生理検査など、学べる技術は積極的に盗んでいこうと思います。また難しい症例も多いため、そのような患者さんを通じて一人一人の病態を論理的に考えられるような思考も身につけたいと思います。太田教授はじめ、神経内科先生各位、第3内科の先生方にはご迷惑をおかけする状況も多々あるかとは思いますが、ご指導いただければ幸いです。今後ともよろしくお願い申し上げます。
ところで個人的な話しをしますと、私は北海道の苫小牧で生まれ、札幌で育ちました。札幌光星高校を卒業し、2浪を経て山形大学に入学しました。なぜ山形を選んだのかというと、予備校のチューターに薦められたからです笑。最初は山形ってどこだっけ、なにが有名なんだっけとなりました。ただ、今は北海道と同じくらい山形に親近感を感じており、第2の故郷と呼ぶに相違ないと思っております。チューターが山形を薦めてくれなかったら、これまでの大学や部活での出会いもなく、職場での出会いもなかったでしょう。そのような道に私が導かれたのも運命であり、「縁」を感じる日々でもあります。まぁ、袖触り合うも多生の縁ということなのかもしれません。
こんな私ですが、皆さんよろしくお願いいたします。
神経内科 鈴木大介
本日はお休みさせていただきます。
3内日誌の当番が回ってきたのが、昨年も5月でした。
毎年楽しみにしていた「湯田川孟宗」を食べることが出来なくて残念。。。。というテーマで書かせていただきました。
さて、今年は昨年の反省を生かして早々からリサーチを頑張りました(^^)
暖冬の影響で例年と違って時期がよめず、よくお買い物に行く八百屋さんに聞いてみたところ「桜の二週間後あたりが一つの目安かな~」と聞いたので、そのあたりからちょくちょく覗いておりました。ら、朝取り孟宗、しかも欲しかった「湯田川孟宗」を手に入れることが出来ました!孟宗汁にしていただきましたが、一年お預けだったお味はそれはそれは美味しく、とても幸せなひとときとなりました。
コロナウイルスの影響で楽しみも食べることに向かいがちですが、しっかり食べて免疫力を高めなきゃ!と、勝手な解釈をしている今日この頃です。自然の恵みに感謝して、来年また美味しい孟宗が頂けるよう、健康に気を付けて過ごしていきたいと思います。
医局秘書 今野佳子
お久しぶりです。
1年間, 酒田市の日本海総合病院にて内科一般と血液内科の修練を積んで来ました. 大学病院とは違い, 「風邪から白血病まで」全ての疾患を網羅しなければならない地域の第一線で医療を支える日本海総合病院では, 多くの学びと成長を得ることが出来たと感じています. このような貴重な機会を提供していただいた内科学第三講座の諸先生方と日本海総合病院血液内科の先生方に深く感謝申し上げます. そして, 今年は専攻医最終年度ということもあり, 第三内科の一員として恥ずかしくない仕事や立ち振る舞いが出来たらと思います. これからも咤激励のほどよろしくお願いいたします.
さて, 私は長野県松本市および長野市で生まれ育ち, 山形大学へ進学したのちはずっと山形市で生活しておりましたので, 昨年1年間は人生で初めて「港町」に居を構えたということになります. 酒田市に行って一番驚いたのは, とにかく魚がおいしいということでした. 盆地では食すること自体が困難な色とりどりの艶やかな魚料理に舌鼓をうちながら, 時々口を薫らせるのは酒田の銘酒の数々. 1年間という短い期間しかいられなかったのはとても残念に思うくらい, 食と酒にほれ込んでしまいました. 惜しむらくは, 1度も酒田港へ行かなかったことくらいでしょうか… (昔から潮の香りで酔ってしまう体質なので敬遠しておりました). これからも時々遊びに行きたいと思います.
今年は診療の他に大学院生としても飛躍の一年とするべく, 色々な物事に常にアンテナを張り巡らせ, 想像力を大切に日々過ごしたいと思います. 研究面でのご指導も, どうかよろしくお願いいたします.
血液内科 大学院生 栁谷 稜
2020年4月より山形大学第三内科での勤務が始まりました。これからどうぞよろしくお願い致します。伝統のある教室の教授に着任したことに責任と重圧を感じていますが、佐々木英夫教授の「風通しのよい医局」、加藤丈夫教授の「症例報告の重要性」の方針を私も引き継ぎたいと考えています。
私は兵庫県加古川市で育ち、岡山県岡山市を中心に勤務してきましたので、東北地方での生活は初めての経験となります。山形での勤務前に、家族で山陽地域在住の思い出に姫路城を訪れましたが、姫路城城主(姫路藩藩主)の中には山形城城主(山形藩藩主)と縁があることを知りました。江戸時代、姫路城には西国探題が設置され、西国外様大名監視のため、徳川氏由来の大名が配属されていますが、松平忠弘(奥平松平家、家康外孫の松平忠明の子)は幼少のため姫路藩から山形藩に転封となり(おそらく16歳時)、代わりに山形藩から松平直基(越前松平家)が姫路藩に転封となりましたが、封地に赴く途上で死去(享年45)しています。今では、山陽新幹線と伊丹空港から山形空港までの飛行機を利用すると、4時間程度で岡山から山形への移動は可能ですが、江戸時代では主に陸路での長距離移動であり、人生をかけた相当の覚悟での移動であっただろうと想像します。
現在はCOVID-19感染拡大による非常事態宣言のため、診療は縮小方針であり、様々な活動が行えない状況で歯がゆく感じています。その中で、第三内科同門の先生方、今までお世話になった先生方より綺麗なお花をいただき、大変感激しております。今は困難な状況ですが、私も覚悟をもって着任しましたので、まずは医局の先生方の健康を一番に考え、できることをしていきたいと考えています。
「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」(上杉鷹山)
脳神経内科 教授 太田康之
春は暖かくて大好きです。が、今年はのんきに「春だ!花見だ!お出かけだ!」とは言っていられない状況ですね。
今はありがたいことに保育園も閉園せず子供たちも通常通り預かってもらえて出勤することができていますが、自粛/自宅待機になったら……1日3食分待ち構えるメニュー決めと料理、体力を持て余した子供たちによる破壊活動(片付けても片付けても散らかり汚れ続ける部屋)と終わらない寝かしつけ、削がれる私の体力と精神力…。疲労困憊で死にかけの私が目に見えます。
元気あってこそ、この状況下においてはむしろありがたいことだとわかってはいますが、この1~2ヶ月で疲れ切って死にかけのお母さんお父さん、たくさんいることと思います。
ふと、だいぶ前に某SNSで流行って書籍化までした「#名画で学ぶ主婦業」を思い出しました。名画に添える、主婦たちによる家事育児へのリアルなあるある。面白いのでお時間のある時に検索してみてください。
医局秘書 安部萌々子
ノミニモ イカズ
ジムニモ イカズ
デンシャニモ バスニモ ノラズ
ジョウブナカラダヲモチ
ネツハナク
ケッシテ セキヲセズ
イツモシヅカニ ワラッテイル
イチニチスコシノ ヨメノメシヲタベ
アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニイレズニ
ヨクミキキシ ワカリ ソシテ ワスレズ
イエニビョウキノコドモアレバ カエッテカンビョウシテヤリ
トオクニツカレタハハアレバ イッテソノテツダイヲシ
ビョウシツニシニサウナヒトアレバ イッテコハガラナクテモイイトイヒ
イキョクニケンカヤソショウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ
ミンナニ センセイトヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ ワタシハナリタイ
血液内科 山本雅一
読書
晴れた日に家の中で読書をするのも、また、贅沢なことです。
神経内科 猪狩龍佑
朝から医局の端末で仕事をしていると多田先生が入ってきた。
「諏佐先生、昨日のお土産、センス良かったですよ。」とニッコリ。
お、クールビューティーの異名をもつ多田先生(と私が勝手に呼んでいるのだが)のお褒めのお言葉。これは医局の女性医師のポイントは上がったな、とほくそ笑んだ。
しかし、暫しの高揚感に浸っていると、ふとある疑問が脳裏に湧いてきた。
(ん、それって普段のお土産はセンス悪いってこと?)。
直ぐさま多田先生に「これまでのお土産ってセンスなかった?」と尋ねると、
「‥‥‥」とニッコリ。
よく考えてみれば、これまでのお土産はいつも帰りがけの駅の売店で適当に買っていた。新潟の実家に帰省すればいつも定番の「柿の種」。贈答用が面倒臭くてスーパーの徳用大袋を買って配ったことも。あの日はたまたま帰りがけの駅でスイーツフェアをやっていたので、適当に買って帰ったら首尾良くお褒めの言葉を授かった。
しかしながら、そのお陰でこれまでの数々の所業に、沸々と反省の念が湧き上がってくることに。
3月は送別の時期でいろいろな場面で別れがあった。
今年は新型コロナウィルス感染予防のため全ての送別会が中止に。医局の送別会もカンファレンス後にケーキとお茶でささやかに行う。それでも医局の秘書さん達がおしゃれなケーキを準備してくれて、どれ食べようかでワイワイしながら盛り上がった。
出張先の県立新庄病院の外来終了の折に、看護師さんから素敵なドライフラワーの小瓶つきお菓子をいただいた。同じく米沢市立病院で転属の看護師さんから外来同席が最後とのことで、イカしたタンブラーをいただいた(一応、私も病院の売店で花を買ってお礼をしました)。転勤のMRさんから、引越し後なのに仕事の引き継ぎ+次回担当者紹介で、わざわざ東京から出向いて挨拶をいただいた(東京から来て良いの?)。
それぞれの機会でちょっとした気遣いが心に残る。大げさな企画や物を準備するわけでなく、皆、自分の気持ちをクールに伝え、素敵な印象を残した。
こんな気遣いができるって素敵ですね。自分もこんな振る舞いができる人間になりたいと心に誓いながら、寂しさ+心和らぐ3月のひとときでした。
(気遣い頂いてばかりですみません。これからはお土産をしっかり厳選します)
代謝内分泌内科 諏佐 真治
世界中が大変なことになっています。
毎日を普通に暮らせることが、どんなに幸せなことなのかを改めて感じています。
学校も野球も休みで毎日退屈している孫を連れて、東松島にブルーインパルスを見に行ってきました。行きは高速道路も下道も渋滞で、みんなも少しでも明るい話題を求めて見に来たのだろうなと思いながら、少し離れた田んぼの中から見てきました。
強風で五輪はすぐに流されてしまいましたが、その後にまっすぐ五色のラインを引いて飛んで行くジェット機を見て、胸が熱くなりました。オリンピックは来年に延期されることが決まりました。無事に開催されることを楽しみに待ちたいと思います。
朝の来ない夜はないし、春の来ない冬もありません。
霞城公園の梅も咲き始めました。まもなく桜も咲くでしょう。
技術職員 清野智美
今年度も残り数日になりました。振り返ってみるとあっという間の1年で、細かいところはあまり覚えていません。なんだかんだで帰りが遅くなる日もありましたが、よくよく考えてみると医局で先生方と雑談をする時間が大部分を占めていたような気がします。かけがえのない時間でした。来年もひとまずは大学病院に居ることになりました。今後ともよろしくお願いします。
血液内科 細川雅司
本日はお休みさせていただきます。
本日はお休みさせていただきます。
先日、かなり久しぶり(10年以上ぶりかな?)にバッテイングセンターに行きました。
いつも家族で行っても見ているだけでしたが、春からスポ小で野球を始める娘に、『誰が一番打てるかやってみようよ!』と言われ、私もすることに。
『きっと、全然打てないと思ってるんだろうな…』でも、『負けないぞ!』と思いながら、バットを振りました。予想通りほとんど空振りでしたが、娘には想像以上に打てたように見えたらしく、かなり悔しがっていました。
私は、そんな娘の姿を横目に、『私、まだいけるかも!!(^ ^)』なんてチョッと勘違いしながら優越感にひたりつつ、だんだん健康にも気を使わなきゃなお年頃。少しずつ運動しないとヤバいな(--)…と。
今年は娘の野球の練習に付き合いながら、少しずつ運動しようと思います。
夏頃に少しでも体型が変わっているといいのですが…
医局秘書 土屋千夏
血液内科の氷室です。
山形大学に赴任して1年がたとうとしています。山形に赴任する前、石澤先生に「仙台から山形に通勤するのは厳しいと思うぞ、今年は雪が少ないけど冬は通えないと思う」と言われたことを思い出します。今年はまったく雪がありませんでした。実は母親の実家が長井市にありまして、小さいころお正月は長井市で過ごしていました。30年くらい前の2月頃だった思いますが、なぜか長井市にいて、そのとき大雪のため国道113号線で車が立ち往生して数人亡くなったことがありました。そんなことを思い出しながら、こんなに雪が少ないなんてと、感慨深く山形の神々しい山々を眺めておりました。
来年度も山形大学にお世話になることになりました。またご迷惑おかけすると思いますが、またお付き合いくださいませ。
血液内科 氷室 真仁
この日誌を書こうと思って机に向かって早30分、書くことが思い浮かばないということは、それだけ退屈した毎日を送っている証拠なんだと、今実感しました。なので、今年は新しいことに挑戦しようと思いました。
神経内科 岡部裕真
糖尿病内科・内分泌代謝内科の柄澤です。
私は、2002年に他大学を卒業し出身地の山形県に戻ることに決め、糖尿病・内分泌内科をやりたかったので、山形大学第3内科に入局しました。入局当時は、第3内科の事も山形大学の事もほとんど知らず、不安もありましたが、どこで働いても医師という仕事には変わりはないし、医師不足とされる故郷で働こうと考え、山形に戻ってきました。それから早いもので18年になります。医学部に入学した当時や、医師になった頃の初心を忘れずに、今後も生きていきたいと思います。
糖尿病・内分泌代謝内科 柄澤 繁
昨年の年末頃、仕事帰りに長年通っている靴屋さんに寄り道しました。商品のPR(セールストーク?)も妙々たるものなのですが、好みもご存知なのか、お薦めの靴はどれも魅力的で購買意欲を掻き立てられます。「買っておいたほうがいいよ。」の言葉の後押しで、帰りは片手に紙袋になってしまいます。しかし、今回は靴ではなく「お財布」に一目惚れして購入してしまいました。ちょうど、「春財布」を探していたので、なかなかのタイミングでした。
春財布はとても縁起がよく、春=張る(お財布が張る)など、「春財布」にまつわる験を担いだ所説は色々ありますが、使い始める日は金運の象徴の虎「虎の日」がお薦めとか。
お薦めに弱いので、とりあえず、虎の日を調べて使い始める日を決めたいと思います。
医局秘書 伊藤れい子
神経内科で診療しています。
様々なシステムの中で、診療が成り立っているのだなと、常々思います。
医局内、院内、地域内の医療、近県・国内の様々な医療・研究施設、にご協力、ご指導していただきながら、成り立っているとつくづく思います。今後ともよろしくお願いいたします。
学生さん、研修医の方には、来ていただいた際には、病棟・診察室内だけではない側面も可能であればみていただき、興味を持っていただければとうれしいです。
神経内科 佐藤裕康
山形に帰ってきて初めての冬。今年は雪がなく、驚いています。学生の頃、初めて山形の雪を経験した際には『まずいところに来た』と感じたものです。忘れもしない大学1年生の2月の朝。当時すでに飯田に住んでいたので、小白川での一般教養の授業の際にはバスで通学していました。その日は単位にかかわる英語の試験のため絶対に遅刻できなかったのですが、起きると雪、雪、雪。一晩で70㎝積もったとニュースから聞こえてきました。外に出るとバスも遅れており、除雪も間に合ってないので至る所で車が立ち往生。歩いても間に合うはずがありません。自転車なんかこげる状況ではありません。『留年』、この二文字が頭をよぎりました。しかし、なんとか友人のお母さんの車に乗せてもらい、定刻通りに教室に入ると、半分の学生は遅刻、先生も遅刻。関東育ちの私には衝撃的な一日でした。
過ごしやすいと感じる反面、雪がないと少し寂しい気もします。清少納言が『雪の降りたるは言うべきにあらず』と言っていた意味が分かるような気がします。もう少しだけ雪が降らないかなあ、と心待ちにしている今日この頃です。
血液内科 鳥居由佳
新年明けましておめでとうございます。実は今、2020年1月1日、元旦です。朝から所用で医局に来ておりますが、一段落したので筆を執っています。私はテレビを結構観ます。昨年もいっぱい観ました。「吉田類の酒場放浪記」、「太田和彦のふらり旅 新・居酒屋百選」、「ヒロシの迷宮グルメ異郷の駅前食堂」、「町中華で飲ろうぜ」、「新日本風土記」、「鶴瓶の家族に乾杯」、「にっぽん縦断 こころ旅」、「カミングアウトバラエティー‼秘密のケンミンSHOW」「家、ついて行ってイイですか?」、「ポツンと一軒家」etc. こう書いていても頭の中にテーマ曲が流れてきます。因みに私は酒が全然飲めないのですがヒロシもだそうです。これらの番組の魅力は、旨い酒と肴、見慣れない景色、珍しい風習、人との出会いなどかと思います。私が飽きもせずに観るのは、何といっても、そこで暮らす人々の日常に興味があるからです。旅願望もあるのでしょうか。でも、旅の夢を見るときは決まって締め切りに追われているときで焦っているときですから、願望ではないかも知れません。それに子供時代は2年に一度は転校してたので(親は転勤26回とケンミンSHOWの連続転勤ドラマさながら)もう沢山です。「好きだから好き」なんでしょうね。人は出来れば人と共感したいと思います。初めは「えーっ?」と思っても慣れるまで待つ、すると「ああ、そういうことね」と腑に落ちてくる。興味と共感があれば相思相愛になる。番組ではこの起承転結に惹かれますね。今年で医師生活25年、ど根性ガエルでは町田先生がひろしに向かって「教師生活25年、このベテラン町田、こんなに~だったことはなーい」と泣きながら語る場面を思い出さずにはいられません!もうそんな年になってしまいました。外来をしていて思うのは、「ああ、本当にそうですねー」ということ、人の日常に共感することが増えました。内分泌・代謝道を志す者としては自然と良い仕上がりになってきたかなと思っています。正月早々に自画自賛ですみません、まだまだこれから精進しなくてはと自戒の念も持っていますのでお許しください。最後に、今年も皆様のご多幸と益々のご活躍を祈念して私の三内日誌とさせていただきます。
糖尿病・内分泌代謝科 亀田 亘
このところ、一年が過ぎてゆく時間感覚が、年々猛スピード化してきているような気がします。年が明けたと思ったら、もう年末。それと同時に、一日もあっという間に過ぎてしまい、もう少しスロー化していきたい・・と思うところです。
今年は、人生二度目の時代が変わる瞬間に立ち会うことが出来ました。前回は崩御という中で行われたのですが、この度は全く違って明るい幕開けでした。明治・大正・昭和を生きてきた方をすごいと思っていましたが、自分も昭和・平成・令和と三つの時代を生き抜いて、この先あと幾つの時代が過ぎていくのかドキドキです。
そして、ラグビーワールドカップに沸いた年でもあり、日本代表の選手には感動と前に進む力をたくさんもらいました。来年は、いよいよオリンピックの年になります。また、様々な感動場面に出会えるのでは!と楽しみです。
そんなこんなで、貴重な令和元年の締めには全くもって相応しくない人選となりましたことにお詫びいたしますとともに、今年一年お世話いただきましたことに感謝申し上げます。
どうぞ皆様良いお年をお迎えくださいm(._.)m
医局秘書 今野佳子
先々週、ASHへの出席で血液の先生方が少ない中、インフルエンザにかかってしまいました。(病棟、外来業務を代わってくださった先生方、本当にありがとうございました!)外来で普段患者さんに「ワクチン受けていてもかかるので気を付けてください」と口酸っぱく言っているのですが、身を持って実証したことになります。夫と娘には実家に避難してもらい、一人自宅で隔離生活。初日は高熱で寝ているしかなかったのですが、抗ウイルス薬の効果で熱は1日で下がり、やっぱり薬の効果はすごい!と感心しつつ、もう元気なのに出勤停止期間なので家からは出られない、という状況に。そうなると主婦の性(さが)で、普段見ないようにしている家の中の散らかり、汚れが気になり、結局休んでいる間はほとんど掃除をしていました。そんな時くらい休んでいればいいんですけどね。皆さんも体調には気を付けてください。
血液内科 山田 茜
荒涼たる冬となってまいりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。もうすぐ忘年会のシーズンということもあり、例に漏れず、当医局忘年会におきましても様々な出し物を用意するために、新人ども(私を含めまして)は、日々奮闘しているところです。
はてさて、早いもので今年も終わりなわけですが、今年の一大ニュースをふと思い出してみると。やはりあれですよね。そう、「アルテミス計画」です。ご存知ない方もいることと思いますので、さらっと説明しますと、2024年までに宇宙飛行士をまた月に送り込むという、NASA主導の計画です。そのために、これまでロケットの開発をいろいろしてきましたが、更に「月軌道プラットフォーム・ゲートウエイ」(月を回る宇宙ステーション)も2024年までに作るとのことでした。話が大きすぎてなかなか難しいのですが、まあ、これまでの状況から考えると、まず予定通りには進まないんだろうな、と思っております。しかしながら、もうすぐ宇宙兄弟のような話が現実になるのかと思うと、やはりワクワクせずにはいられませんね!!
予定通りといえば、最近自分も血液の診療の中でいろんな予定を立てて、患者さんの治療に携わっているわけですが、予定通りに進まないことも多く、上級の先生方に多大なる援助をいただきつつの毎日です。この場を借りて、深いお詫びとお礼を申し上げたいと思います。しかしながら、一つのシナリオを頭に描いて、現実にそれをどこまで近づけていくのかを考えるプロセスは、もしかしたら宇宙開発と少しだけ近いところもあるのかもしれないな。。。なんてことを思うさりょーなのでした。
予定通りいかないことも含めて、予定を立てられるよう、もう少し精進して参りたいと思いますので、よろしくお願いします。。。
血液内科 佐藤 諒
本日はお休みさせていただきます。
大分寒くなり、蔵王の山も真っ白になりました。今年もあと1ヶ月ちょっとですね。寒いのがとても苦手なので「春まで冬眠したい…」と思う毎日です。
今年は久しぶりに「読書の秋」を過ごしていました。とは言ってもなかなかまとまった時間が取れず、子供たちを寝かしつけて(自分まで寝てしまうのでこれが厄介!)、残った家事や翌日の保育園の準備等を終わらせた後のわずかな時間に少しずつ本を読み進めています。今は瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」を読んでいるところです。まだ読み終わってはいませんが、「家族」の在り方、人との向き合い方を考えさせられます。
読んでいる最中はもちろんですが、読み終わった後の余韻や、「次は何を読もう」と気になる本のあらすじやレビューを見る時間も楽しいものです。
1ヶ月に2~3冊程度のスローペースですが、読書熱が冷めるまではチマチマと夜の読書を楽しみたいと思います。
医局秘書 安部萌々子
少し前の休日、ふとテレビをつけた時でした。
素人・プロなど様々な出演者がカラオケの得点を競う番組が始まり、歌好きな娘の希望に沿いそのまま見ることに。
ある出演者が石川さゆりさんの『天城越え』を披露。その方は男性でしたので、キーの調整がありましたが、のびやかに高音を響かせ楽しそうに歌っていました。男性の歌う『天城越え』がとても新鮮で思わずうっとり。娘も「うん、このお兄ちゃんいいね」とまずまずの評価(なぜか上から目線)。
最近はあまり演歌や歌謡曲というものを日常的にテレビなどで聞く機会はなくなりましたが、私が小さい頃はNHKの歌謡コンサートなどをよく見ていたものでした。懐かしくなり、某人気サイトで「石川さゆり」、「細川たかし」、「布施明」などなど検索し、家事をしながら娘と聞いています。便利な世の中ですね。
紅白歌合戦ではここ数年ベテラン歌手の卒業が多く宣言されていますが、個人的には年末くらい往年の名曲をたっぷりと聴きたいような気がします。
先日の幼稚園からの帰り。
「こごえしょ~な かもめみつめ ないていました~♪ あ~~~~(ビブラート)♪」と踊り場で響く娘の声。大急ぎで玄関のカギを開けるのでした。
血液内科 相澤 桂子
先日までラグビーワールドカップをテレビで観戦していました。もともと興味があったわけではなく、自国開催だからというわけでもなく偶々テレビを点けたときに日本-アイルランド戦を観たのがきっかけでした。知識ゼロで観始めたものの試合の状況やルールを逐一わかりやすく解説してくれる番組構成だったこと、グラウンド外での対戦国同士の選手やファンの交流なども映してくれたこと、何より医局の机が隣でラグビーご経験者の山本先生からテレビで聞けないような見どころまで教えていただいたことで、気づいたら次の試合、その次の試合を待ち遠しく過ごすようになりました。本来ならば競技自体をもっと楽しんで観るべきなのでしょうけれど、私個人には、試合後の「多くの犠牲を払って4年間努力してきた」という選手たちのコメントと、ドレッドヘアを編んでいる間が唯一の家族で過ごせる時間だったという堀江選手の奥様の言葉が、特に心にしみた1か月でした。運動習慣の無い私にはとても挑戦できるスポーツではありませんが、にわかファンなりに今後も楽しんで観戦したいと思っています。
代謝内分泌内科 高瀬薫
血液内科の山本です。最近思ったことを5つお話させていただきます。
1つ、ラグビーワールドカップを見て、価値観の多様性に清々しさを感じました。
2つ、芥川龍之介の眉山を読んで、人を評価し言葉にする浅はかさを感じました。
3つ、Germline変異解析の商業化の話を聞いて、余計なお世話だろう、と思いました。
4つ、西尾維新の作品では、貝木泥舟が最も共感できるキャラクターだと思いました。
5つ、第三内科の医局は、わりと居心地がいいと思いました。
今後ともよろしくお願いします。
血液内科 山本雅一
第3内科神経学分野の秘書の高木です。
先週末の10月26日に息子の野球の大会で福島の南相馬市へ行きました。2週間前の台風19号の爪痕がまだ残る中、前日の25日にも大雨に見舞われ、南相馬市全域に避難勧告が出されました。大会開催が危ぶまれるものの、とりあえず球場に向かおうと出発したのですが…。
米沢周りの高速道路は途中から通行止めになっていて、一般道を行くことになりました。ところが一般道も途中で通行止めで完全に足止めされてしまいました。
それでも、しばらくして高速の通行止めが解除されたので、なんとか球場にたどり着き、試合をすることができました。
道中の景色には災害の大変さを物語るものが沢山ありました。今にもあふれそうに水量を増した河川、土砂崩れの跡と土のうの列、山肌から染み出る大量の水、倒れた木々…。中でも、路肩や田んぼのそちこちに、脱輪して動けなくなった車が投げ出されているのには衝撃を受けました。いくらニュースで見知っていようと、実際に自分の目で見るとこんなにも恐ろしいものかと実感されます。
山形から南相馬まで5時間もかけて行った大会は、子供たちにとっても親にとっても忘れられない出来事となりました。そして台風とそれに続く大雨で被災した地域の一日も早い復興を切に願います。
神経学分野秘書 高木稚春
少々お待ちくださいませ。
少々お待ちくださいませ。
スポーツの秋がやってきました。
ラグビーのワールドカップが始まり、今まで見たこともないのに俄かラグビーファンになり、テレビで応援をしています。見始めると意外に面白く、はまってしまっています。
ワールドカップバレーに、世界陸上、Jリーグ(アントラーズが首位に!)そしてフィギアスケートのシーズンも始まります。
ジャイアンツは5年ぶりのリーグ優勝を果たし、クライマックスシリーズ、そして日本シリーズへ!! 巨人最強の捕手である阿部慎之助選手が今季限りで引退を発表していますので、最後に日本一という有終の美を飾って引退してほしいと願っているのは、私だけではないと思います。
スポーツだけならいいのですが、食欲も止まらなくなって冬に向け脂肪を蓄えている今日この頃です。
技術職員 清野智美
春夏秋冬
山形に赴任してから、比較的頻繁に車を運転しており、以前に増して季節を感じることが多くなった。運転時間は、主に夜間と早朝に限られるので、決まった時間の変化しか見ることができないが、それでも新緑から深緑、紅葉から落葉をみると季節というのは如何にダイナミックであるかを感じている。昔、「冬の花」という鮎川いずみ氏の歌(必殺仕事人のエンディング)のくだりに「春と思えば夏が来て、夏と思えば秋がきて、所詮最後は寒い冬」というのがあるが、いかにもその通り。人生80年とすると、すでに半数の四季を経験しており、この先は変化を感じる時間も年齢を重ねる毎に少なくなるであろうから、今後はもっと四季を感じながら生きたいと願う。この四季感は、人生とも通じるであろう。自分にとっては、今がちょうど夏から秋の時期(研究者としてはまだ盛夏でありたい)にあると考えると、実り多い秋を迎えるためにはどうすべきか?毎日、苦悩して止まないが、一度きりの人生なので、研究・臨床・教育に精一杯臨んでいきたいものである。
血液内科 東梅友美
少し前ですが、映画『アラジン』実写版を観てきました。アラジンって、主人公が魔法のランプをこするとランプの精が出てきて願いを叶えてくれて、最後は壺に入った盗賊をこらしめる話だったよな…と思っていたら、どうやら「アリババと40人の盗賊」と混同していた様です。4Dで観たので座席が動いたり、風を感じたりと、ディズニーランドのアトラクションに乗ったような感覚でとても楽しめました。劇中で歌われる「A Whole New World」がしばらく耳から離れず、数日間は気づくと鼻歌を歌ってしまったりしていました。
その後公開された『ライオン・キング』も大ヒットしているそうで、改めてディズニー作品ってすごいな、と思います。ちなみに私が一番好きなディズニー映画は『メリー・ポピンズ』です。古い作品ですが、とても素敵な作品なので、お勧めです。
内分泌代謝内科 長岡杏子
初めまして、3年目の細川雅司です。今年度から血液内科として山形大学に勤務しています。先生方のご指導のもと、日々勉強させていただいております。
最近の日課は、ネットで飲食店を探して、夕飯を食べに行くことです。というのも、初期研修病院が実家の近くだったので食事には困らなかったのですが、今年からは山形市で一人なので、食事の用意に苦労しているのです。
山形市は学生の頃にも住んでいたのですが、調べてみると知らない店ばかりで、まだまだだなと思う日々です。でも中にはお店の雰囲気が良すぎて、行きたくても行けないところもたくさんあります。そしてご飯はやっぱり1人よりも大人数のほうがおいしく、楽しい時間になります。ということで、もし食事に困った際には声を掛けていただけるとありがたいです。
血液内科 細川雅司
初めまして、今年度から第三内科に入局しました岡部裕真です。日々、上級医にご指導いただきながら診療に励んでおります。
さて、私事ですが先日夏季休暇で東京に行ってきました。東京は好きでよく行くのでお勧めしたいものはいろいろありますが、今回お勧めしたいのはレンタル自転車です。
レンタル自転車事業は近年、多くの企業が参入して群雄割拠の時代ですが、今回利用したのはNTTドコモによる東京自転車シェアリングです。都内690か所ある無人のサイクルポートで借りることができ、返却するのは690か所のサイクルポートであればどこでもよいのです。値段も30分で100円と安く、何より素晴らしいのは電動アシスト付きであることです。東京は坂道が多いので、大変便利です。変に電車を乗り換えして近くの場所を移動するよりも安く、短時間で移動できることもあるので、ぜひ利用してみてください。
しかし、注意すべきはアシスト機能は50㎞程でバッテリーが切れてしまうので、私のように1日で長距離を走る場合には、バッテリーが切れる前にサイクルポートに寄って別の自転車に乗り換える必要があるということです。
神経内科 岡部裕真
Coke Onというアプリを利用している方はいますでしょうか?以前に検査技師さんに聞いたのをきっかけに始めたのですが、どのようなものかというと、ある一定の歩数を歩いたら定期的に自動販売機で利用できるドリンクチケットをもらえるコカ・コーラのアプリです。もともと、携帯の万歩計の機能を利用していたこともあって、このアプリで現在は一日の歩数を確認しています。9月3日の現時点での歩数は1976772歩です。財布を出すのが面倒な時に、ドリンクチケットを利用し自動販売機で好きなドリンクを購入できるので、まだ使用していない方は良かったら試してみてください。
血液内科 伊藤巧
毎日暑い日が続いており少し秋が恋しくなってきました。
家の周りもだんだんセミの声から鈴虫の声が聞こえるようになりました。
さて今年の春の事ですが家族でお花見に行き子供を抱っこして1時間ほど歩きまわっただけで、足にどっと疲労感がありました…
ここ最近の運動不足が祟ってかこれではまずい(_ _) と思いそれから毎日夜寝る前に簡単なストレッチやスクワットをしています。なかなか本格的な運動はできていませんが、いままでは買い物に行った時などもエレベータやエスカレータにすぐ乗ってしまっていましたが、階段を使うようにしています。
少しずつ改善傾向にあるような気がしているので、毎日コツコツこれからも続けていって運動不足解消に努めて行きたいと思っている今日この頃です。
血液内科秘書 相田あゆみ
少々お待ちくださいませ。
夏真っ盛りのお盆です。山形大学に赴任して4か月が経ち、仙台と山形の往復も5か月目に入りました。長距離の運転をしていると、大学時代の講義で、その土地に住んで医療に携わりなさいと教わったことを思い出します。その通りだなと感じるのです。自治医大ではへき地医療に従事することを刷り込むのですが、自分の経験ではそこに住むと住まないとではその病院とか地域に対する愛着が違うのです。地域の特徴や人々の生活をより近くで感じられるからかと思います。現在、家庭の事情で仙台から通勤しているわけですが、山形に住むことが理想と思います。しかしそれができないのであればそれに近づくように努力しようと、温泉をめぐり、神社をめぐり、そばを食べ、そして医局に住むということを実践しているわけです。今朝は片道30分かけて蔵王温泉に行ってきました。さらに努力したいと思います。
血液内科 氷室 真仁
第三内科同門会1期生としてご活躍された高橋健二先生が2019年7月28日にご逝去されました。7月30日に行われたご葬儀に参列させていただきました。
長らく療養されていらっしゃると伺っておりましたが、ご一緒に勤務されていた多くの同門会の先生、同僚の先生がご出席されておりました。高橋先生のお人柄、お仕事ぶりが偲ばれました。私は高橋先生から直接のご指導を仰ぐ機会はございませんでしたが、諸先輩方を通じて高橋先生からご指導いただいているものと思います。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
神経内科(第三内科同門会21期生) 小山信吾
毎日暑いですね(>_<)
そんな暑い山形の夏のイベントの1つに『花笠祭り』がありますね!
昨年までは、娘が花笠祭りに出てみたい‼踊りたい‼というので、親子で貴重な経験ができる!と思い、医局の先生方とご一緒させていただき参加していました。
がしかし、3年も続けて参加してると、私の体力と気力が限界に...(T_T)
と思っていたら、娘は今年、小学校の有志でしている花笠チームに入ることになり、私は花笠まつりから解放された~☆と喜んでいたのですが、4月後半から毎週練習に連れて行き、夜に練習していることもあり、当番で子供たちの様子を見ながら終りの時間まで体育館にいなければならなく。しかも当日は色々手伝いがあったりと、今までよりも慌ただしく花笠祭りにむけて頑張ってるところです(^_^;)
本番まであと数日、ママ友たちとの打ち上げ\(^o^)/を楽しみに、もうひと頑張りです(^_^)v
医局秘書 土屋 千夏
本日はお休みさせていただきます。
初めまして。今年度から第三内科に入局し内科専攻医として研修をさせて頂いている鳥居由佳と申します。まだまだ勉強不足で医局員の先生方にはたくさんご迷惑をお掛けしておりますが、今後とも精進してまいりますのでご指導のほどよろしくお願い致します。
私は料理と食べることが好きで、時間があるときに料理を作り自己満足しています。安くて使える食材を購入し、短い時間の中で効率よく多くの品目を作るためにはまずなにから準備を始めたらいいか、どのタイミングで調味料を入れるか、そんなことを考えながら頭をフル回転させて一人でタイムアタックをする時間がとても好きです。最近は時間があまりなく凝った料理は作れていませんが、料理を作るとなんだか普段の診療に似たものを感じます。どんな食材を使うか、どのタイミングで火から引き上げるか、いつ味付けをするか…こういった考えが病棟管理に通じるものがあると感じる今日この頃です。
うまいこと言おうと思っていまいち言えませんでした。料理の腕も医者としても、経験を積んでいきたいと思います。
血液内科 鳥居由佳
5年ぶりに第3内科に戻ってきました。
医局がきれいになっていて、男子ロッカーも作られていて良かったです。
この3内日誌も初めてみました。
労働環境がかわると、慣れるまでたいへんですが、
また気持ちを入れ替えて、勉強していきたいと思います。
代謝内分泌内科 柄澤 繁
高次脳機能科の外来診療をやってます。
なんだそれは?と医療者からも言われる診療科名です。
どんな患者さんを診療しているのか紹介しようと思います。
いろいろな疾患、症候の患者さんがいるので、少しずつ。
高次脳機能科の患者さん(1)
私が代表的で特徴的だと思う症候から。「病識の低下」
自分の状態、症状を自分では気づくことができません。
この症状は多くの認知症、高次脳機能障害の他の症候(前頭葉の機能が低下しているとか)に合併しています。
自分が自分以外の世界を捉えているやり方がおかしい、ぼーっとしている、記憶が悪い、うまく見えていない、などがあっても自分では自分のやり方がおかしいと気づけない。
この「病識の低下」が、いろいろな疾患や病巣で起きることが、非常に面白いし不思議だと思っています。
そもそも、疾患が(たぶん)ない人であっても、自分のことは自分で気づきにくい。
自分のことを棚に上げて他の人のことは気づいてあれこれ言う。
これが極端な人もいますよね、時々。
でもそういう人は、困った人だなとは思いますが、病的とも言い難い。
「病的に」自分のことに気づけない、のはどこからなのでしょうか。
私が観察して思うに、高次脳機能障害での「病識の低下」の患者さんでは、自分の状態に気づけないばかりか、他人の病的な部分にも気づけない場合が多いです。
続く
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神経内科(高次脳機能科)伊関千書
「高次脳研究室2」のテーブルに旅行のパンフレットが置いてありました。「あー。もうすぐ、夏休みの時期か。」今年はどこに行こうか、何をしようか、計画を立てている最中なのでしょうか。秘書も夏休みを頂けるので、毎年、お休みを頂いて旅行に行きます。昨年、約10年ぶりにオアフ島に行ってきました。丸亀製麺があり、連日の長蛇の列にはちょっとビックリしました。ワイキキビーチのローソンにはおでんがあり、ビックリしました。今度行けるのは何十年先かわかりませんが、どんな事に驚くのでしょうか。楽しみです。今年の夏休みは、例年ですが、来月から始まる講義や試験の準備で頭が100%飽和状態のため、何も決めていませんが、仕事と同様に気持ちに余裕と計画性をと思う今日この頃です。
医局秘書 伊藤れい子
講義と試験が無事に終わりますように。
布哇出雲大社
お初にお目にかかります。紫陽花の花が日毎の長雨に色づいている今日この頃で
すが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。医師として3度目の夏、今年から当科
に身を寄せさせていただいている小生ですが、不学な自分に様々なご指導をして
いただける先生方や、病のあらゆることを教えてくださる患者様には感謝と尊敬
の意しかなく、これからも”日々是勉強也”と身の引き締まる思いでいっぱいです。
さて、このような文章を書くのも久しく、何を書けばいいのかと思っていました
が、そういえば最近、我が国日本においてとても重大な、それは重大なニュース
がありましたね!そう、それです。MOMO3号機(通称ホリエモンロケット) の打ち
上げ成功ですね!知らない方のためにサクッと説明しますと、2019年5月4日 日
本の純民間商業ロケットが初めて宇宙空間 (高度100 km以上) に到達したって話
です (すごいですね)。実は、この先にZEROというさらに小型ロケットの打ち上
げ計画もあるのですが、これが大事なんです。これまでは(と行ってもずいぶん
昔の話ですが)、宇宙産業といえば国が主導でやるもの、というのが通説的な感
じでしたが、今や、デカ目の会社ならやはり、人工衛星の一つや二つくらい欲し
いな。。。なーんて顧客のニーズに応えるのが、このロケットな訳です。実は、
商業ロケットの中でも小型ロケット (マイクロランチャー)の部門は、まだまだ
黎明期で新規参入が可能なわけです (そこに目をつけたホリエモンは偉い!)。
これからはより低コストで高性能なロケットや人工衛星が続々と生まれてくるで
しょうし、今後も目が離せませんね!
でもこの、既存のものを魔改造して世界より頭ひとつ抜きん出たものを作ろうと
する精神は、日本人ならではなんでしょうかね。そういえば、この感じ、昨今の
血液内科学の進歩と似ているような気がしないこともないな。。。なんてことを
思うさりょーなのでした。ではまた次回も、よろしくおねげーします。
血液内科 佐藤 諒
本日はお休みさせていただきます。
少々お待ちくださいませ。
毎年孟宗の季節になると、孟宗づくし膳(と自分では言っているのですが)で短い山形の孟宗時期を満喫しています。「孟宗の炊き込みごはん」「孟宗汁」「孟宗と牛肉の煮物」や「孟宗とぎんぼの煮物」など定番のものばかりですが。この週末に、湯田川孟宗のことを思い出し直売のお店に問い合わせたところ、数日前に終わってしまった・・・とのことでした。残念。。。。。。
山形で孟宗といえば湯田川孟宗が有名ですが、最近はそのお隣に「黄金(こがね)」という孟宗が売られています。湯田川孟宗のお向かいの山になるのだそうです。お値段は湯田川の約半値ですが、甘くて柔らかくとても美味しい孟宗です。最近は黄金を買うことが多かったのですが、それも終わってしまっていました。
旬を逃してしまい次の季節まで一年お預けとなってしまいましたが、来年を楽しみに美味しい「孟宗づくし膳」をいただきたいと思います。
医局秘書 今野佳子
本日はお休みさせていただきます。
石井先生、相澤先生とEテレの話題でしたが、我が家も娘がチャンネルの主導権を握っており、家ではほぼEテレ、プリキュア、アンパンマンしか見せてもらえず、大人はyahooニュースが唯一の情報源となっているような毎日です。4月は出演者の変更が多い時期で、体操のお兄さん、お姉さんの卒業が話題になっていましたが、うちの子は「みいつけた」のスイちゃんが変わったことにかなりショックを受けて朝家で大泣きしてしまい、その日は幼稚園に連れていくのが一苦労でした。
大人も楽しめる番組でお勧めなのが「ムジカ・ピッコリーノ」です。2013年から放送開始され第7シリーズに突入した比較的長く続いている番組で、独特の世界観、途中に入るシュールな映像に最初は「なんだこりゃ?」と思って見ていたのですが、クラシック、映画音楽、ジャズ、民族音楽と古今東西の様々な名曲のアレンジが楽しめるので、今では親子ですっかりファンになっています。(ただ、娘はROLLYが出てくるととても怖がります。)金曜日と土曜日だけの放送ですが、音楽好きの方はぜひ見てみてください。
血液内科 山田 茜
5月5日、故佐々木英夫先生のご自宅に弔問に伺ってきました。
今回はそのご報告も兼ねて日誌を記載致します。
訪問1週間前。机の上に秘書安部さんから、「弔問段取りの相談をよろしくお願いいたします。」と念押しの伝言が置いてあった。段取りが遅れているのは自分でも分かっていた。弔問が嫌なわけでない。むしろ尊敬する佐々木先生の弔問に行かせて頂き光栄に思っていた。しかし、どうしても心に引っかかっていた。同門の諸先輩方を差し置いて、私が代表者の一人として行く罪悪感と、ほとんどご家族と面識のない自分が受け入れていただけるのかという不安感が。今回の弔問も、間中先生のお力添えがなければ実現しなかったと思う。
色々と考えても仕方ないので、安倍さんに迷惑にならないよう段取りを進める。多くの方々からご香典を託され、間違いがあってはいけないので、安部さんと再確認をする。大金なので当日まで自分のカバンに入れて持ち歩くことに。
前日、間中先生、加藤丈夫先生と当日の行程を相談する。間中先生はご夫妻で訪問されるとのこと、前日から東京に宿泊され東京駅で待ち合わせすることに。間中先生から佐々木先生の奥様にご連絡をしていただき、当日、三男さんが送迎を含め、お墓参りを案内して頂くことに。お供えに「のし梅」を準備していたが、お墓参りの準備をしていなかったので、慌ててヤマザワでお花とお線香、ろうそくを買う。
当日、7時8分発の山形新幹線に乗車。加藤先生はすでに乗車されており、東京駅からの段取りをお伝えする。東京駅で間中先生ご夫妻と新幹線改札口で落合う。間中先生、加藤先生、私の三人ではそっけない顔ぶれも、間中夫人が入ることでかなり和らぐ。相変わらず気さくに話しかけて頂けるので私もホッとする。総武線快速に乗り、千葉駅で乗り換え佐倉に到着。駅のロターリで奥様と三男さんにお出迎えをいただき、一同、車で墓地へ。奥様はお身体がご不自由とのことだったが、主治医の交代で内服薬の調整がうまく行き、調子が良くなられたとのこと、病気を感じさせないご様子。三男さんは皆が初対面も、大変気さくな方で我々も遠慮を感じることなく案内いただいた。
墓地は東邦大学医療センター佐倉病院の目の前で、畑が広がる一角に存在。奥様が手早くお掃除をされ、お花、線香をお供えし一同合掌。佐々木先生に生前のお礼と供養ができたことで、皆に安堵感が広がる。お墓参りの後はご自宅を訪問。時代を感じさせる重厚な洋風作りのマンションの一階。落ち着いた雰囲気で奥の書斎に大きな机があり、最近まで佐々木先生はこの机で仕事をされていたとのこと。
お茶をいただいた後に、ご自宅前の「Costa」というおしゃれなイタリア料理店に移動し会食へ。美味しいイタリア料理をいただきながら佐々木先生の話題に。佐々木先生の子育て含めたご家庭での振る舞いや、医師としての姿勢などを拝聴。息子さん達には厳しい態度も心配性の一面があったこと。自宅では患者の事ばかり考えていたこと、医局員を自宅に呼んだ宴会で、窓を開けっ放しにして歌いだし近所迷惑になったこと。息子さん達は医師として厳しすぎる父の姿勢を見て、誰も医師にならなかったこと。ご自身のお墓を生前に検討されて、山形を見渡す蔵王の墓地、日本海を臨む新潟の墓地、ご実家近くの三条市の墓地と候補を挙げるも、「誰が手入れするの」と奥様に一蹴され、現在の墓地に決まったこと、結婚の際に贅沢はさせられないけど食に困るようにはしないと言われたことなど、これまで知らなかった一面を取り止めもなくお話いただく。我々も負けずに佐々木先生のエピソードを話す。加藤丈夫先生や間中先生に比べ、私はあまり共通の話題がないので聞き手に回る。しかし、幸いなことにポルフィリン症の話は奥様も存じて上げており、佐々木先生のライフワークのひとつだったことをお教えいただいた。私が仕事を引き継いでいることに感謝の意を頂く。嬉しさ反面、(佐々木先生、ご自宅でポルフィリン症の講釈を奥様にしていたの?)、(奥様、それをしっかり聞いていたの?)と疑問の念が湧いてくる。ご自宅で佐々木先生が楽しそうに患者の話をし、奥様がそれに聞き入っていたのかなと勝手に想像する。
あっという間に帰り時間になり帰途につく。最後にご自宅の書物や論文別刷り、写真集、随筆集等の引き取りについて相談。書籍の中に絶版となったポルフィリン症の書を発見。卑しくも譲渡を申し出て拝受する。佐々木先生の蔵書を形見にいただけたことに感無量。
帰りは佐倉から東京駅まで加藤先生と同席。主に山形県の第3内科領域の診療体制について語り、励ましのお言葉をたくさん頂く。東京駅では間中先生夫妻が新幹線の指定席を取るために一目散に緑の窓口へ。加藤先生と私は逸れるも、予約済みなのでゆっくりお土産売り場まで行き、予約時間が異なるので解散へ。予約の新幹線まで1時間以上あるので、1つ前の便に予約変更を考えるも、連休で混雑した窓口に迷惑かなと思い、しかたなく八重洲口の「鳥元」で焼き鳥を片手に生ビールを飲む(あまりおいしくない)。東京駅のサテライト店はイマイチと思いながら新幹線改札口に戻ると、人身事故で1時間以上遅れる旨のアナウンスが。予約を変更すれば良かった後悔。しかし、今日は良いことが沢山あったのだから、まあ良しとするかと思い、混雑した東京駅を後に上野駅へ。手持ち無沙汰に書店で「50代にしておきたい17のこと」なる本を購入しレストランへ。カウンターに案内され、パソコンで仕事に打ち込むイケメン青年と、化粧直しに勤しむ綺麗なお姉さんに挟まれ生ビールを飲む。ほど良いボリュームのジョッキが良く冷えていて、結構気持ち良くなる。本も意外に面白い。気づくと運行再開の時間間際になっていた。慌てて上野の長いエスカレーターを駆け降りホームへ。丁度、新幹線も到着し須く乗車。山形までの長い3時間、夕暮れの黄昏時を横目に眺めながらうつらうつらと。今日は人生で思い出に残る日になったかな。
代謝内分泌内科 諏佐 真治
あっという間に桜も見頃が過ぎてしまい、若葉が顔を出してきましたね。
先日家族でお花見に行ってきました。「花より団子」とはよく言いますが花よりも団子よりもそれぞれに好き勝手なことをする子どもたちに振り回され、ゆっくり立ち止まって桜の写真を撮るのにも一苦労でした。それでも満開の桜と桜吹雪はとてもキレイでした。
思えば、また3内で仕事をさせてもらうようになって1年になろうとしています。前回の3内日誌で子どもたちが別々の保育園に通っていると書きましたが、1年経つ今、まだ一緒の保育園になれていません。ただ、前進はしていて、上の子だけ自宅と医学部の近くの保育園に5月から転園できることになりました!実は今まで自宅から医学部まで車で5分程の距離のところを、山形駅前辺りの保育園(2ヶ所)に子どもたちの送迎をすると1時間近くかかっていました。冬場は1時間半程かかった日もあったのでこの転園は大きな1歩です!あとは弟も同じ保育園に転園が決まれば、子どもたちの送迎を含めても15分ほどで済むようになります。
1歳児は枠も多くなく、かなり厳しい状況ではあるのですが、早く2人が同じ保育園に入れることを祈るばかりです。
今週末からのGWは10連休の方も多いのでしょうか。体調に気をつけて楽しい連休をお過ごしください。
私は娘の転園に伴って、地獄の名前つけが待っています。
医局秘書 安部萌々子
ようやく暖かくなってきたでしょうか。昨年の春にはハクモクレンの話を書きましたが、今年ももう少しで楽しめそうです。
さて、前回の石井先生に引き続き、NHKの話題になります。朝おきるとだいたい民放のニュースをかけていますが、娘が起きてくるとEテレに変えられてしまいます。
6時30分くらいから『にほんごであそぼ』、『えいごであそぼ』、『0655』、『シャキーン』、『はなかっぱ』、『デザインあ』、『ピタゴラスイッチ』、『コレナンデ商会』、『みいつけた』へと進んでいきます(うろ覚えですが)。
自宅周辺は7時45分以降に急激に混んでしまいます。何としても川平慈英が歌っているうちに出発したいと頑張っていますが、「おい~っす」という声が聞こえた瞬間に「今日もダメだった。。。」と軽く落ち込むのでした。
川平慈英?「おい~っす」って何?と不思議に思った方は一度朝のEテレをご覧ください。スピーディーに多彩な番組が楽しめます。
油断すると『おかあさんといっしょ』まで突入し完全にアウトですので、これからも川平慈英を目標に頑張って送迎します。
※ほんとうはEテレ月曜夜10時からの『グレーテルのかまど』がおすすめ。
血液内科 相澤 桂子
今年も春になり、今までお世話になった方々の門出を祝い、これから一緒に働く新しい皆様と出会う季節ですね。暖かいと思ったら、突然寒くなることもあり、ご覧になられている皆様はお元気にお過ごしでしょうか。
突然ですが、知らない方が良かった!っという話を1つ。
息子がNHKの『みいつけた!』を好きなのか、よく見せています。その中でサボテンのキャラクターのサボさん、かわいい女の子のスイちゃん、そして問題の青い椅子のキャラクターのコッシ―が歌などを披露してくれる番組です。
番組自体も楽しんでみているのですが、つい大人の考えをしてしまい、このコッシ―はどうやって動いているんだろう?糸?磁石?モーター?など、考えてもわかりません。
そういう事を考えていると、ふと、このキャラクターの声に聞き覚えがあるなと思い、ついネットで声優を調べてしまいました。なんと、サバンナの高橋茂雄さん!(公式HPのhttp://www.nhk.or.jp/kids/program/miitsuketa_cr.htmlより)でした。
それから、完全に偏見なのですが、コッシ―が甘えた事を言っていると、サバンナ高橋さんがゴマすりしている様に見えてしまって、前ほど楽しめなくなってしまいました。
あー、知らなければ良かった。でも、つい見てしまいます(笑)
内分泌代謝内科 石井康大
新年度が始まりました。大学では新学期でしょうか。入学式も終了して今年も120名の新入生を迎えました。ボローニャ大学などヨーロッパの最古の大学は、その起源が12-3世紀までさかのぼるとされます。形態は様々変わりながら、高等教育機関である大学が存続可能な理由の一つは、ダイナミックな人の入れ替わりかと思います。医学部では1/6の学生が毎年入れ替わります。毎年この時期には、具体的な言葉には表せませんが、キャンパスの雰囲気が変わったことが実感されます。このような変化が大学の変容を後押ししているのでしょう。大学がかろうじて“完全ガラパゴス化”しない、理由の一つかもしれません。
またこの時期には、“変わらずに生き残る為には、変わらなければならない”という、ルキノ・ヴィスコンティの映画“山猫”の中の台詞が、毎年思い出されます。それと共に、長い時間かけて上京して岩波ホールでこの映画を観たあと、神田神保町の古本屋街を散策して、萩原朔太郎の初版本を探していた“高等遊民”時代への郷愁を感じます。確かに“変わらなければならない”のでしょうが、自分の人生で“そのような良き時代は終わった”という喪失感は年々強くなるようです。
今年度も第三内科では、沢山の新人、元新人を迎えました。新たな人たちと第三内科の相互作用で、新たな第三内科が形成されることでしょう。大学と同様に、このようなリモデリングが大切だと思います。邪魔にならない程度に、それを後押しするのが私の役割と考えています。
徒然なるままに筆を進めてしまいましたが、今年度も第三内科をよろしくお願いいたします。
主任教授 血液内科 石澤賢一
ようやく雪の季節が終わり、春がすぐそこに来ています(もしかして、もう春なのでしょうか?)。卒業から何年経っても、4月になると学生時代、特に中学校や高校の1学期の始まりの独特な空気を思い出します。教室の階が変わり、クラスメートも担任の先生も替わり、教科書も新しく。期待と不安と半々で、ちょっと緊張しながら過ごす数週間。まだお互いを良く知らないうちに、出席番号が近いから、とか、興味のあった部活が同じだったから、というちょっとした共通点で一緒に過ごすようになった友達とその後も20年以上仲良くしているなんて、本当に不思議なものです。先月も、高校の同級生で集まって、真冬の〝最上川舟下り〟を体験してきました。外の風は冷たいけれど、こたつに入りながらで眠くなり、快適な時間でした。この春山形に引っ越してきた学生さんには、ぜひ一度体験してもらいたいです。
代謝内分泌内科 多田 杏子
神経診察と道具
初期研修医が終わる頃、自分好みの道具を購入して専門家の仲間入りをする―――そんな仕事道具は診療科毎に存在します。神経内科で必要とする道具はあまり高額なものはありませんが、好みが大きく分かれるものが多いようです。
一番身近にあるのが「打腱器(ハンマー)」です。
最も安価なものでは二千円程度から購入できるこの診察道具は、ありふれているがゆえに奥が深い、そんな道具です。もちろん、技術があれば、どのようなハンマーを使ってもある程度再現性のある所見をとることができますが、そうなるまでが難しい。やはり最初は反射が出やすいハンマーを使うべきでしょう。初期研修医の先生には、柄が長い、先が柔らかいものがお勧めです。
反射の診察の意味は、短時間で病巣を絞り込めることにあります。一見単純な診察手技に見えますが、どんなに医療技術が進歩した現在でも、反射の診察の価値は全く失われていません。
見慣れた道具であるハンマーも、その人の性格をあらわしている道具なのかもしれません。
神経内科 猪狩 龍佑
何を書こうか考え、年末に久しぶりに見た映画の話を書こうと思ったら1月30日に秘書の伊藤さんが既に書かれておりました。「ボヘミアン・ラプソディ」。書こうと思っていた内容もほぼ同じ、違う点は私はCDは購入せずamazon musicで聴いていることくらいです。
映画のラストでは悲しいからでも、うれしいからでもない、涙が流れておりました。
自身が大事に思っていることに全身全霊でぶつかっているフレディ・マーキュリーの姿に心が震わせられたのだと思います。
なかなか映画館に行く時間はありませんが映画って本当にいいものですね。
代謝内分泌内科 海野 航
三月になりました。年度の終わりで送別会の時期です。第3内科には行事係というものがあり、現在は僕と猪倉先生が担当しています。改めて文章で書いていると行事係って名前、小学校の時にあった体育係や図書係みたいで、やや生徒会のような感じもします。実は他にもいろいろな係があり、その中には学生教育係という係もあります。大学なのでみんなその係なんじゃないの?っていう話もありますが、ネーミングセンスも含めて3内らしさなのかもしれないです。
話はもどって、行事係の任期は2年間で、年間の医局行事の司会や人数把握、二次会のセッティングなどを行うといったものです。そんな行事係からも今年度で任期満了し、3月15日の送別会で引退です。猪倉先生も引退ですが、同時に3内も引退し仙台に戻ってしまいます。この職業はずっと一緒に同じ職場で働くことはないですが、2年間一緒にこの係をしてきた想い出もあり、嵐の引退発表以上の衝撃がありました。送別会は猪倉先生は主賓の一人ですが、最後の想いで作りに司会も一緒にしてもらおうと思います。
さて、次の行事係は誰になるのでしょう?任命権は現行事係にもある?と言われているようで、今のところは東梅先生と高窪先生が最有力候補となっているようです。秀でたキャラクターのお二人なので、当確がでれば来年度の行事が楽しみになることは間違いないですね。
因みに今回の送別会の二次会は駅前のLOGICで21:30からで先ほど予約しましたので、皆さん参加していただけたらと思います。入局予定の学部生、研修医の方々も是非いらして下さい。
行事係(血液内科) 伊藤巧
雪の少ない冬ですね!!
女の子も男の子も❤ドキドキ❤のイベント、バレンタインデーがありました・・・
うちの娘(小学1年生)は気になる子がいるわけでもないのに、一緒に登校している上級生の女の子の話を聞いているうちに、自分もチョコレート作って誰かにあげたいと思いはじめたようで、『私もチョコレート作ってお友達にあげたいなぁ☆』と。
私は、(後片付けのことなど色々考えると、ストレスになるので(^_^;))『チョコはお店で買ったもののほうが美味しいよ!!』と却下。
娘は残念そうにしてましたが、今回は作るのをあきらめてくれました。
去年の幼稚園年長さんの頃に比べ、“いろんな意味で成長したなぁ・・”と思いながら、“来年もチョコ作りたいって言うのかなぁ・・”と、複雑な気持ちになった日でした(~_~;)
医局秘書 土屋千夏
少々お待ちくださいませ。
少々お待ちくださいませ。
2019年2月2日に清野さんの謝恩会が同門会の主催で執り行われました。私はスピーチをさせていただいたので、今回の3内日誌はそちらを掲載することにします。
「清野さん、今までお世話になりました。私は1996年入局なので、今から23年前の佐々木教授時代の後期に清野さんに出会いました。記憶が正確でなくて済みませんが、多分、舟形検診や小国検診で持ち帰った大量の検体を第一実験室で遠心分離して、血清、バフィーコートなどに仕分する作業を教えていただいたと思います。実験をしている先輩達と違い、新米の私には技官さんの清野さんとの接点は多くはなかったと思いまが、医局のアルバムを見たところ、忘年会の清野さんの髪型は確実に当時流行ってた若い女子のものでした。
私は入局半年後に新庄病院に異動となり、日本海病院を経て2000年に戻ってくると今度は加藤教授時代になっていました。私は内分泌負荷試験に熱中しておりましたが山大病院建て替えに伴い核医学検査室からアッセイ室が消滅すると言う危機が訪れました。院内でnonRIAのアッセイが始まるまでホルモンは全て外注、オーダーリングシステムも未完成、負荷試験どうなる!?、相当にピンチの時代となってしまいました。しかし、加藤教授に相談して緊急の検査は清野さんにお願いせていただき、ピンチを乗り越える事が出来ました。その頃になると大分、お話もするようになり、自分もアウトドア遊びが好きだと言うこともあって、ご家族でキャンピングカーで御旅行に行かれることや、天体観測のこと、はたまた実験室にはスマップの中居くんのポスターが貼ってあるとか、少しずつ清野さんの事を知るようになりました。技官さんとしての仕事にとどまらず科研費の申請、学会出張の経費の申請、防災訓練では医局代表者となっていただいたり、医局の中での市役所のように頼りにさせていただきました。
現在、石澤教授時代となって、清野さん、諏佐先生、加藤裕一先生、亀田の4名が最古参組でしたが、加藤裕一先生も保健所に赴かれ、清野さんが退職されると大分寂しくなりますね。第3内科を三代に渡って支えてきた縁の下の力持ちと言うことは間違いありません。昭和、平成ともう少しすると新たな元号になりますが、切り替わりの年に清野さんが退職された事は一生忘れないと思います。これからも御縁がありますようよろしくお願い申し上げます。」
代謝内分泌内科 亀田 亘
最近、自身に小さな幸せが続いています。
1つ目。全豪オープンで大坂なおみ選手が初優勝しました。約20年間、草テニスをしていますが、すっかり熱も覚めてしまい、惰性でダラダラと週末テニスをしていたので、今年は気合を入れて練習をしようと思ったニュースでした。
2つ目。久々に観た映画に予想以上に感動した事。Queenの伝記映画「ボヘミアンラプソディ」を観てきました。45歳で亡くなったボーカル、フレディ・マーキュリーを主人公とした成功と苦悩の物語です。Queenファン・ロックファンでもなく、何の知識も無く鑑賞したのですが、それが良かったのか、特にラスト21分のライブシーンは圧巻の一言でした。誘導されるように、映画館出口に陳列されていたCDを購入して、遅ればせながらファンになりつつあります。
3つ目。これから、仕事に起こることを願うばかりです。
医局秘書 伊藤れい子
最近は底冷えする日が続きますが、今年は昨年に比べ雪が少なくてありがたいです。 路面も乾いていることが多くて歩きやすいですが、2月は天気がどうなるのかまだまだ気が抜けないシーズンです。寒いので家で過ごすことも多いですが、最近は昔読んだ森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」を読み返したら面白かったです。映画も見てみようかなと思っています。昔読んだ本をもう一度読み返すのはあらためて気づくこともありいいものです。他にはNHKのEテレでやっている「100分 de 名著」という番組も最近結構見ています。難しい本も読み方や大切な要点を教えてくれるので見ているだけで少し分かった気になっていいです。Eテレは大人が楽しめる面白い番組もやっているので意外とはまっている人も多いのではないかと思います。教養があまりないのでいろいろと本は読まねばと思っている日々です。
血液内科 猪倉 恭子
少々お待ちくださいませ。
2019年 新年明けましておめでとうございます。
昨年は第3内科同門会の再興と山形糖尿病療養指導士認定制度の創設と、何かと慌ただしい1年でしたが、今年はそれらを含め、実りの年になるように目指して参ります。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、医局長を拝命して今年で3年目を迎え、新旧教授の移行期を含めて、医学、医療以外のところで良くも悪くも経験を積む機会を頂きました。ドラマや物語で、人事部長が部下の人員削減で悪役を演じるシーンがありますが、人員不足で悪役になるシーンはなく、総務・人事を管轄する医局長としては、なんとも閉まらない悪役を演じてきたと思います。できる限り若い世代に希望が持てるよう配慮したつもりでしたが、その分を他に強いらなければならず、皆が幸せになるって難しいですね。
暗い話はさておき、この役職で学んだことがあります。それは「同じ事象に対する感じ方は人により異なり、その異なりは些細でなく意外に大きい。」ということです。「自分の常識は他人の非常識」の場面が多々あり、感じ方のみで非効率、非生産的な状況に陥ることを良く経験しました。第3内科として同じ目標を目指すために、「皆を同じ方向に誘導する、または強制する。」、「皆の多様性を認め新たな方向性を見出す、または出さない(なにもしない)。」等、様々な方策を試みてきましたが、感情次第で生産性が異なる訳ですから、何においても心のエネルギーって大切ですね。医局長として、これからも医局員のモチベーションを上げられるような(逆撫でないような)配慮を心がけていくつもりです(家庭でもそれが大事だと思います)。
とりあえず、もう少し悪役を務めさせていただきます。今年もご容赦願います。
代謝内分泌内科 諏佐真治
早いもので今年最後の三内日誌が回ってまいりました。10月から仕事復帰させて頂いております相田です。先生方や秘書さんにご迷惑をお掛けしながらも時間も考慮して頂き働かせて頂いております。ありがとうございます。
今年は有り難い事に去年より今のところ雪が少なく雪掻きもしていないので過ごしやすいなと感じております。
小さい時はスキーをしたり、若い頃はスノボをしたりしていたのですが、今は寒い日にもっと寒いところに行くなんて考えられず家でぬくぬくしてしまっています。もっとアクティブに冬を楽しめたらいいのですがなかなか腰が重くなってしまっているので、子供が大きくなったらスキーなど一緒に出来たらいいな、と思っています。
今年も残り僅かになりました。家族で風邪を引いていますが早く治して頑張りたいと思います。皆さまどうぞ良いお年をお迎え下さい。
血液内科秘書相田あゆみ
確か7月だったと思いますが、車の保険の更新のときに、「保険の内容が新しくなります」と担当のかたから言われました。
保険料が少し安くなるかもしれないというので、大して深く考えずスマホのアプリと車との連携の設定をしました。
実はこれがなかなか曲者で、運転をするたびに採点され毎回毎回レポートが届く、というものでした。身に覚えのない急ハンドルで減点されたり(おそらく大学構内の急カーブと思われます)、わずかな車線はみだしもチェックされていたり…。点数化されるとやはり気になりますので、安全運転になり、またできるだけ車に乗る回数を減らすという行動にも出ました。最初こそ運転の採点レポートを見ることをストレスに感じていたものの、最近では楽しくなってきています。
当たり障りのない話題を選ぶのに苦慮した結果、とてもつまらない話になりました。どうかご容赦ください。
糖尿病内分泌代謝内科 高窪野恵
もうすぐ3歳の娘の子育て中です。子供はよく天使に例えられますが、2-3歳の子供って怪獣と言った方が近いと思います。約1年前からイヤイヤ期が始まり、言葉が通じるようになったら少しマシになるのかと思いきや、何でも自分でやりたい!自分の思う通りにしたい!とさらに意思は強くなっています。
一方で、何でもイヤイヤごねるだけではなく、最近は少し賢くなり、交渉することも覚えました。いつも「ごはんの前にお菓子はダメ!」「お菓子はもう終わり!」と怒っていたら、「みんなで食べよう。はい、どうじょ♥」と言って両親にお菓子を配ってから食べるようになり、なかなか怒りづらい雰囲気に持っていかれます。自分は子供相手に大人げなく本気で怒ってしまうことが多いのですが、子供の方が親のうまい扱い方をわかっているようです。
血液内科 山田 茜
仕事に子育てに、楽しくも忙しい毎日です。
子供は五人、それぞれ性格も好みも行動も違います。
話してみると発見も沢山あります。
時間がなく目が届かない点も多々あるのかなとも心配になりますが、先日子供達と話をしたところ、兄弟が多いということで、両親が目をかけてくれないとか、世話が行き届かないとか思ったことはないと言ってくれました。
その分、色んな方に目やお手数をかけているということだと思います。
周囲にも子供の成長にも感謝しています。
神経内科 高橋賛美
先日、ユーミンのコンサートに行ってきました。
パワフルで華麗なステージに魅了されてきました。いつまでも輝き続けているユーミンはとても素敵でした。
夢の国はクリスマス一色☆ この季節になると何だかとってもわくわくしてきます!!
年末年始、楽しいイベントが続きますが、皆さまご自愛の程を♡
技術職員 清野智美
今年も早いもので11月です。朝夕冷え込む季節になりましたが、ご覧になられている皆様はお元気にお過ごしでしょうか。
外が寒くても、お家の中で楽しめることとして、私の趣味のマンガについてご紹介します。私は小学生の頃からマンガが大好きで、人生の何分の1かはマンガに費やしています。特に高校~大学は何かにとりつかれたように読み漁っていました。
そんな私が毎年楽しみにしているのが、『このマンガがすごい!』。
『このマンガがすごい!』は、書店員やマンガに詳しい著名人など総勢数百人以上のマンガ好きが、その年に単行本が発売された作品の中から「最もおすすめしたい作品」に投票し、〈オトコ編〉〈オンナ編〉それぞれについてランキング形式で紹介したガイドブックです。500円という手ごろな値段ということもあり、毎年、購読しています。
『このマンガがすごい!2019』は2018年12月11日に発売予定であり、今年はどんな作品がランクインするかが楽しみです。個人的にランクインしないかなーなんて思っているのは『アオアシ』、『Dr. STONE』、『金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿』。
はてはて、どうなるでしょうね。
代謝内分泌内科 石井康大
少し前まではTシャツ1枚でも蒸し暑さを感じておりましたが,気がついたらコートとストーブに手が伸びてしまう.そんな急激な季節の変わり目にもすっかり慣れた,山形在住9年目の秋です.
病棟業務のみならず外来診療や外勤など,初期研修医時代には無かった様々な仕事を覚えていくことに必死で,半年経過した今でも笑顔を保つ余裕がありません.仕事中少しでも穏やかな心でいようと思ってはいるのですが,中々難しいものです.皆様方に不快な思いをさせないよう,顔つきや言葉遣いの一つ一つにもう少しだけ配慮が出来るよう鋭意努力しようと思います.
最近,少し胸が苦しくなるニュースを目にしました.全日本吹奏楽コンクール(全国大会)が開かれ,吹奏楽の甲子園と呼ばれていた「普門館」というホールが近々解体されるというニュースです.私は中学,高校と吹奏楽部に所属し,高校2年生の時には東海支部代表として普門館のステージに立ちました.全国数千の高校からわずか29校しか昇れない普門館のステージ.お世辞にもいいとは言えない音響でしたが,ステージに足を踏み入れた瞬間の身震いは,一生忘れることが出来ません.吹奏楽を一番楽しむことが出来ていたのはあの頃だったと思います.一時は吹奏楽の人間関係の特殊性や精神論的な部分を重んじる風潮に嫌気がさし,大学では吹奏楽団やオーケストラには所属しませんでしたが,「大会」という場で勝つことの歓びを体が覚えてしまったようで,自分でクラリネットアンサンブルの団体を興して毎年社会人に混ざってコンクールで腕を競っていました.当初は苦戦した大会も,今では山形県代表に選出されるだけの実力をつけてきました.仕事の関係もあり今年は出場出来ないのが残念です.普門館の経験がなかったら大学で音楽を楽しむ自分はいなかったのだろうと思うと,解体されてしまうというのはなんだか悲しい気持ちです.
現在は場所を移して名古屋国際会議場で全国大会が開かれている全日本吹奏楽コンクール.生きているうちにもう一度その晴れ舞台に立てればいいなと思います.
血液内科 栁谷 稜
少々お待ちくださいませ。
少々お待ちくださいませ。
10月も下旬になり、随分、日が短くなってきました。帰途に着く頃、あたりはもう暗くなっており、なんとなく足早に家に帰らないといけない様な気持ちになります。夏の頃はまだまだ明るいので、ちょっと寄り道して何か出来そうな遊び心も湧いてくるのですけれどね!
さて、現在食欲の秋(!?)真っ只中。産直にはキノコに果物に旬の野菜がどっさり並び、どれもおいしそう!そんな中から目に留まったのがイチヂク。今年は2回煮ました。いつも適当な分量で作るため、1回目は少し酢を入れすぎてちょっぴりすっぱくなってしまいました。今回2回目は学習した事を生かし、前回よりもまろやかな味に仕上がりました。まだまだ美味しいものが次々出てくるこの季節。春の健康診断がまだ先だと思うとついつい食べ過ぎてしまいますが、冬眠前のクマのようにならないように、この秋・そして冬の美味いものを摂生しながら楽しみたいと思います。
医局秘書 今野佳子
すっかり肌寒くなり、山形の短い秋がやってきました。
10月12日から14日まで大阪での学会に参加してきました。
初めての大阪。。
大阪の街は高層ビルが多く、人も多いうえに歩く速度も速く(かなり)、若干びくびくしながら過ごしておりました。なんとか無事に発表も終え、山形に戻りました。
山形につくとやはりほっとしますね、慣れ親しんだ空気が流れています。
学会では、私の発表内容に関して海外の施設で働く先生に声をかけていただき、他施設での診療状況などについて教えていただくなど貴重な経験ができました。
今後もこの経験を生かしていきたいと思います。
※慣れないヒールで靴擦れになりました。改めてスニーカーの心地よさを実感しています。。
血液内科 相澤 桂子
今年4月に三内日誌を書いたのが、ついこの前のような気がしますが、今年2回目の三内日誌が回ってきました。もう今年度始まって半年も経ったとは・・・いろいろと焦るばかりです。
秋になり、すっかり町中はハロウィンの飾りで賑やかですね。小さい頃はハロウィンの日がいつかわからない程、縁のない行事でしたが、いつの間にか一般的な行事になっている気がします。ただ、ハロウィンが普通になり、勝手に恩恵を受けていると思っているのが「カボチャのお菓子」が出てくることです。ハロウィンのイベントよりも、その時期にカボチャプリンなどが出てくることにワクワクし、頑張ったからとか何かと理由をつけてカボチャのお菓子を買ってしまいます(食べ過ぎには注意していますが・・・)。食べられるのはあと1か月くらいでしょうか。何かおいしいもの知っている方がいましたら教えてください。
食べてばかりでなく、下半期もご迷惑をおかけしながらも、しっかり仕事をしていきますのでよろしくお願いします。
内分泌代謝内科 羽田幸里香
少々お待ちくださいませ。
あんなに暑かった夏も終わり、秋になりましたね。
秋といえば、スポーツの秋!(ホントは食欲の秋のほうが私らしいですが・・・(^_^;))
先日、娘の小学校の運動会がありました。私が子供の頃にはなかった、“応援”や“ダンス”が各チームの団体競技としてあり、とても驚きました\(◎o◎)/
練習期間があまりなかったみたいですが、想像以上に上手くできていました。そして、1年生から6年生の子供たちみんなが、一つのことに向かって頑張ってる姿はとても感動しました。
日々、仕事や家事におわれ、スポーツ何かしてみようかな・・。と思ったことがなかったのですが、子供たちを見ていたら、昔みたいに何かしてみようかな・・。と思った今日この頃です。
医局秘書 土屋千夏
まだまだ犬派が多いですが、近年、猫ブーム到来と言われていて、猫派としてはとても嬉しいです。おそらく言い過ぎですが、世の中の〝かわいい〟とか〝愛しい〟とか、そういう要素をギュッと集めたら猫になるのではないかと思っています。
猫のかわいいところはたくさんありますが、これからの寒い季節、猫が自分のしっぽを前足にくるっと巻き付ける姿が見られます。これを「しっぽマフラー」と呼ぶ様で、とても好きな姿勢です。普段そんなに漫画を読むほうではないのですが『うちの猫がまた変なことしてる。』、『片桐くん家に猫がいる』と、その続編シリーズの『猫とふたりの鎌倉手帖』という漫画は猫あるあるがいっぱいで夢中で読んでしまいました。このまま猫ブームが続きますように!
糖尿病代謝内分泌内科 多田杏子
少々お待ちくださいませ。
抄読会の当番でした。読みたいもの、読めるもの、第三内科は血液内科、糖尿病・代謝・内分泌内科、神経内科の3分野あり、他の分野の方にも聞いてもらえそうなもの・・・・と悩みます。今回はどうだったか・・・いつも心配になります。担当でない時は、他分野の話も聞けるのがよいところです。
神経内科 佐藤裕康
今年の夏はほんとに暑い日が続いて、日中は外に出ただけでも汗をかいてしまうような天気でした。汗をかくといったら運動だと思いますが、最近は以前と比べて、テレビでいろいろなスポーツの中継をするようになったなあと思います。私は、学生時代バドミントン部でしたが、最近日本のバドミントンが凄く強くてニュースで取り上げられることが多くなりました。リオオリンピックのタカマツペアの試合はすごかったですね。バドミントンはハードですが楽しいスポーツなので、機会があればけがしない程度にまたやりたいです。ラケットにシャトルがあたるかがまず心配ですが…。
血液内科 猪倉 恭子
いよいよまたやってきました、高校野球の季節。
100回記念大会の今年、これを書いている8/16はレジェンド始球式に坂東英二氏が登場していました。
子供のころから観ていて、あんなにも大きなお兄さんに思えた高校球児ですが、いつの間にか自分の同級生たちが活躍するようになり、どんどん年下になり…。
とうとう高校1年生の自分の息子と同じ年代になってしまいました。今となっては球児ひとりひとりが可愛くて仕方ありません!
1年生の息子は当然というか、まだまだ力不足というか、夏大会のベンチ入りは叶いませんでした。3年生が引退して新チーム体制になったら、一つでも多く試合に出してもらえるよう、日々練習に励んでいます。
父に何度もねだってやっと買ってもらったキャッチャーミットが役に立つ日が来ますように…
高次脳機能科 医局秘書 高木稚春
この7月から山形糖尿病療養指導士認定制度がスタートしました。
これを受けて、7月28~29日、日本糖尿病療養指導学術集会(京都)に参加してきました。全国的には地域の糖尿病療養指導士が活躍されていることがわかり、大いに刺激を受け、また、これから山形でもこの制度を盛り上げていかなければとの思いを強くしました。ご興味のある方は「CDE-Yamagata」でウェブ検索してみてください。多くの方の参加をお待ちしております!
糖尿病代謝内分泌内科 高窪野恵
ポスター
小内先生(新庄・小内医院)
猛暑日と豪雨
このところ猛暑日か豪雨かという天気が続き,やはり家の中で過ごすのが快適だと実感できる日々が続いています.「観測史上初」という用語が真新しさを失っていますが,実際には日本で気象観測が本格的に始まったのは1870年代の話で,まだ150年に満たない歴史しかないそうです.地球誕生の歴史からすると,ほんの一瞬の記録しか残されていないとも言えるでしょう.そういう意味では,この「今」も気象の歴史は刻まれ続けているわけですね.
皆様,くれぐれも熱中症にはご注意を.
神経内科 猪狩 龍佑
あまりに暑いので、少し調べてみました。1985年7月の山形の気温を確認すると7月中旬には、ぼちぼち30℃を越える日が出てきて、7月27日に最高気温の35.4℃を記録、月の30℃越えは合計14日間でした。一方、2018年7月は、7月1日に既に34.5℃を記録し、7月20日に最高気温37.5℃、7月31日の時点での30℃越えは合計22日間と言った具合です。また最低気温を見ると、1985年7月では20℃未満が合計11日間であったのに対して、2018年7月はわずか合計3日間に留まっています(goo 山形の過去の天気で検索)。結果としては、1985年時よりも「朝から夜まで、一日中暑く、そんな日が長く続く」ということになるのでしょうか(ざっくりしすぎ・・・)。
ところでなぜ1985年7月と比較したのかというと、その昔、野球部の練習の最中に熱中症(当時は日射病)でひっくり返ったのが1985年7月だったからです(青い空、白い雲、土埃、プールから吹き抜ける風、練習後のガリガリ君、懐かしいあの夏・・・)。
大人も子供も経験したことがない猛暑が続きます。元気が良いのは蝉と庭のナス、キュウリだけです。あの日、熱中症にやられた元野球少年は、現野球少年が自転車で練習に向かう姿を見かけると心配になる今日この頃です。
血液内科 加藤裕一
少々お待ちくださいませ。
先日からの西日本を中心とした記録的大雨により、被害に遭われた方々には謹んでお見舞い申し上げます。私自身学会参加や旅行などで訪れお世話になったところも多く、被害状況が映るたびに心が痛みます。どうか一日でも早く平穏な日々が戻りますように、心よりお祈り申し上げます。
糖尿病代謝内分泌内科 高瀬 薫
今年も既に半分が過ぎ去りました。年々、時間を早く感じつつあります。
研究室の動きとしては、運営し始めて1年程度が経過し、この4月から腎臓・膠原病内科の松木先生がベッドフリーになり、移植免疫の実験を本格的にスタートしました。先生のエネルギッシュな活動により研究のスピードが早くなりました。薬剤部から来られた須藤先生は時間がない中、基本手技の習得中です。今後は血液内科自前の大学院生(柳谷先生など)の参加を心待ちし、常に「臨床に還元できる研究- from bench to bedside」を目指して国内外にどんどん知見を発表したいと考えています。また、引き続き、6年石澤君、4年高畠・菊地・櫻井さんが研究室のサポートをしつつ海外とコラボしている臨床研究のまとめに協力してくれています。また、今年から3年生の木村さんも参加してくれました。研究室の年齢を私一人だけ押し上げていますが、全員が揃うと若い研究室らしく非常に賑やかです。研究室に参加した学生さんにはそれぞれのテーマを学会等で発表してもらうよう準備を進めております。こういう機会を通じて血液内科医、造血細胞移植医(特に造血細胞移植学会認定医は東北地方で極めて少ない)に興味を持っていただき、できれば入局してもらうと嬉しい限りです。
ところで人生論的にはなりますが、以下の一句を詠んでみました。
梅雨晴れに 研究人生 かさね見て たまの日差しに 喜び感ず
(今年は梅雨晴れというより、すでに真夏のような天候ですが)
研究を続けていると、自分の仮説通りのデータは良くて3割程度と言われています。3割も出ればいい方で、実際には1割くらいで、常に軌道修正しながら、悶々とそして黙々と研究することになります。私のスイス人の友人はFACSを染めていざ機械の前に座り、起動した瞬間に「disappoint time」が始まると言っていました。仮説通り100%というのはありえない世界です。確かに、医学研究において、仮説が常に証明できるなら、今よりさらに医療が進歩しているはずです。研究室の指導については、そういう事実を踏まえながら、できるだけ研究の面白さをわかってもらえるように心がけています。
血液内科 東梅友美
5月に医局の部屋移動がありました.溜まった本の整理をしていたら,買ったまま読んでいない本が出てきました.
何年も前に神経内科学の歴史に興味が湧いて衝動的に買ってしまった一冊です.確か当時は一冊で10000円ほどで,最近調べたらAmazonで中古で16000円でした.買って以降はなかなか読むことができず,ずっと積読中です.
臨床をやっていると先人たちの発見や偉業に驚くことが多々あります.余裕ができたらじっくり神経内科学の歴史を学びたいと思いますが,まだ当面は本棚行きです.
神経内科 近藤敏行
先月のことになりますが、5月20日に私の日本舞踊の師匠が主催する大きな公演会があり、幼い頃から憧れていた長唄の大曲「鷺娘」という演目を披露させていただきました。
「鷺娘」は、恋の思いに苦しむ娘を白鷺に重ね合わせ、白無垢から艶やかな江戸娘、それから流行歌、傘づくし、最後は鷺の姿となって髪振り乱し、恋のために堕ちた地獄の責めに苦しみもがきながらそれでもなお懸命に生きようと羽ばたくドラマティックな演目です。日本舞踊の演目の中でも特に衣装がコロコロ替わるため、一瞬にして衣装が替わる引き抜きやぶっかえりなども見どころです。
特に大きなミスはなく無事に本番を終え、1か月が経ち、ようやく心身ともに落ち着いてきました。今後も稽古に精進してまいります。
山形では年に一度ある松竹大歌舞伎の巡業や、古典舞踊の魅力的な公演が度々あります。是非、生の日本の古典芸能を堪能してみてはいかがでしょう。
この度、6月末をもちまして医局を退職することとなりました。短い間でしたが、大変お世話になりありがとうございました。H.P.の更新に反応を頂くことができて嬉しかったです!
医局秘書 神村登波子
現在、3内は医局の改装中で、今まで高次脳機能のエリアだった研究室に引っ越ししました。11人部屋と広くなり、新しい真っ白な机も用意していただき、気分一新です。定期的に不要な物は処分していたつもりなのですが、どちらかというと物を溜めこんでしまう方なので、引っ越しはなかなか大変でした。いつか読むと思って取っておいた文献、学会誌、薬の説明書・・・捨てられないでいた紙の束たちが山のように出てくる、出てくる(どこにしまったかわからないのでは持っている意味もないんですけどね・・)。同じような物持ちの先生方も苦労して片付けしていました。秘書さん方のご協力もあり、何とか無事に期日通り立ち退きできましたが。今度こそ断捨離を心掛けたいと思っている今日この頃です。
血液内科 山田 茜
私は山形県酒田市出身です。
酒田市の大きなイベントとして毎年5月20日に酒田まつりが行われます。
前日から屋台が並び、荷台に太鼓や鐘を積んで祭囃子を演奏しながらトラックが街中を走っています。
4歳の娘と1歳の息子をお祭りに連れて行きたいと思い、
高校卒業以来約20年ぶりに酒田まつりに行ってきました。
およそ1kmにわたって道路の両側に屋台が出ていて子供たちは大喜びでした。
酒田まつり名物、獅子パックンもして貰いました。
獅子パックンとは大きな獅子頭の口のなかに子供が入ってパックン、パックンしてもらい邪気を払ってもらう行事です。
お獅子様の口の中で二人とも表情が固まっていましたが泣かずにやってもらえました。本祭りの当日の天気は快晴で日和山から海もきれいに見え、また空高くを飛んでいるトンビを見たらやっぱり海の近くは開放感がっていいなあとさわやかな気持ちになりました。
5月のその週は糖尿病学会と被ることが多いのですが日程が合えばまた子供たちを連れてその時期に里帰りしようと思います。
代謝内分泌内科 海野航
臨床実習では略語が多くて実習生は大変であるようで、確かに僕も学生の頃、どの科を実習してもまずは会話がわからなかった記憶があります。血液内科ももちろん略語がたくさんあります。この前、回診時のプレゼンで「フルブラ」という略語を若手の先生が使用していました。一般的な略語ではないですが、皆さん何だと思いますか?正解は「full blast」のことでした。だったら、寛解だと、、、「ノーブラ」ということになっちゃうねとスタッフで笑った一幕がありました。若手の先生がいると面白いことがたくさんある今日この頃です。やや下ネタ混じりの内容で失礼しましたm(. .)m
血液内科 伊藤巧
5月から2年ぶりに医局秘書としてお世話になっております。安部です。
出産、育児の為、一度は退職という形になりましたが、この度ご縁あってまた私を拾っていただきました。また3内のような所で働けたらいいなーと思っていたので本当にありがたい限りです。目配り、気配り、心配りを常に心がけて先生方をはじめ医局に関わる皆様のお役に立てるよう頑張ります!
子どもの保育園について少し。私には2歳の娘と8ヶ月の息子がいます。上の子が生後6ヶ月の頃、年度途中ではありましたが保育園に入れるべく家の近場の保育園を4箇所ほど市役所に希望申請しました。ところが結果はまさかの全滅…!完全に山形市での保活をなめていました。待機児童になってしまい、ついにはその年度中に内定をもらえることはありませんでした(それが退職のキッカケになってしまったのでした…涙)。
2人目を出産し、今回は前回の経験も踏まえて範囲を広げ、見学にすら行っていない保育園も含めて15ほど申請したところ、上の子が第5希望、下の子が第9希望、しかもそれぞれ別の保育園に4月からの入園内定を頂きました…。一応おかげで今こうして働けている訳ですが、毎日朝に夕に保育園をハシゴして、それはそれはバタバタと子どもたちの送迎をしています(笑)。下の子は訳もわからず最初から楽しく保育園に通っていますが、上の子は最近やっと保育園に慣れてきました。例に漏れず保育園の洗礼を受け、2人とも風邪をひいたり熱を出したりを繰り返しています(^^;
寒暖差が激しい今日この頃、皆様もどうかご自愛ください。
医局秘書 安部萌々子
今年も早いもので5月です。医者になって6年目、3内に入局して4年目になりますが、年々と過ぎる時間が早くなっている気がします。(前回の医局日誌もこの件から始まります(;´・ω・))
今年もそろそろ山形まるごとマラソンの申し込み時期(6月3日から)です。私がマラソンに参加するきっかけとしては、済生館研修医1年目の飲み会の時に、『研修医たるもの体力が大切だ!ハーフマラソンくらい走れないといかんぞ!』と指導医に言われ、山形まるごとマラソンに申し込みました。同席に研修医4,5人いて、申し込んだのはなぜか私だけでしたが。
ほどほどに練習して、いざ大会当日。足は痛いし、息があがるし、『俺は金を払って、なんで辛いことをしているんだろう』、『もうリタイアするかー』なんて思いながら走っていると、見ず知らずのおばちゃんや子供が『がんばれー!』『もうちょっとだぞー!』と声をかけてくれるから『頑張るしかない!』と走り切りました。走り切ってみると、辛かったことは忘れて、『やったー!!』と、なんともすがすがしい気持ちでした。
それ以来、毎年、山形まるごとマラソンには参加して、今年も参加すれば、6年連続参加になります。ただ、ここ2年は徐々にタイムが下がり始め、ついに2時間を過ぎてしまいました。言い訳ではありますが、少しずつ体が緩んできて、階段での昇降で息が上がって、足が重くなるようになってきたので、また気を引き締めねばと思っています。
私事ではありますが、子供が生まれたので、かっこいいパパになれるように頑張ります。
代謝内分泌内科 石井康大
不安定な気候が続いていますが、春というと個人的には毎年楽しみなことがあります。草花は全然詳しくないのですが、好きなものだけは注目しているといったところでしょうか。
私は白木蓮が好きです。
毎年暖かくなってつぼみが膨らんでくると、楽しみで楽しみで仕方ありません。咲き始めが一番きれいかと思います。散り際はなかなか切ない見た目となってしまいますが、それはそれで春を感じる一コマです。
もう一つ好きな花がハナミズキです。紅白のハナミズキが並んでいるお気に入りの場所があり、その華やかさでウキウキしながら「今日も頑張ろう」と思うのでした。
今はどちらも散ってしまっていますが、先日遠方へ外勤に行った際には、まだ咲き始めの木蓮を見ることができました。運転はあまり好きではないため外勤はどっと疲れが出てしまうのですが、今シーズン二度目の春を感じることができ、新鮮な気持ちになりました。
ところで前回は編み物が好きということを書いたのですが、結局あのあとも全く編むことなく冬が終わってしまいました。アクリルたわしでも編もうかと去年の秋に買った毛糸もまだ手付かずで置いてあります。今年こそ、いろいろと編みたいものです。それよりもまずは仕事を頑張らないといけませんが。。。
血液内科 相澤 桂子
4月22日「羽生結弦選手2連覇おめでとうパレード」に行ってきました。結弦くんは、本当に素敵でまるで王子様のようでした。
このパレードの経済効果は凄いだろうなと感心しながら、どんなに東北の人達が彼に元気をもらったか、もちろん日本中の人達が皆、彼の活躍に歓喜したと思います。
後のニュースでは、10万8000人の人出だったとか。外国からも結弦くんの姿を一目見ようと
参加された方もいたようでした。彼はもう世界のアイドルですね。
私ももれずに「ひょうたん揚げ」と「黒糖まんじゅう」を買って帰ってきました。天気の良さと
あまりの人混みに疲れ、帰りの仙山線では爆睡でした。
技術職員 清野智美
この度、第三内科に入局し専攻医としての研修をさせていただくことになりました、3年目医師の栁谷稜(やなぎやりょう)といいます。山形大学医学部附属病院では、学生、初期研修と長きにわたってお世話になってきました。第三内科では、血液グループの一員として診療活動に従事する傍ら、グループ間、診療科間の垣根を越えて様々な知識をスポンジのごとく吸収できればと思っています。また、諸先輩方が培ってきた第三内科の伝統を汚さぬよう、誇りと自覚をもった振る舞いを心がけていく所存です。どうぞ、よろしくお願いいたします。
さて、新学期、新入局とあって様々な書類手続きが行われておりますが、毎年大きな壁にぶち当たるのがわが一族です。私の苗字は「柳谷」ではなく「栁谷」が正しいです。一部変換システムではこの「栁」が表示不能で、もどかしさを覚えます。また、某アナウンサーの影響か「桝」と間違えられることもしばしば。一体どうすればいいのでしょうか。名前も名前で、本来は山の稜線の「稜」なのですが、字が似ているからか、「綾」と間違えられます。そのせいか、高校の吹奏楽のユニフォームは最初女性用が届いておりました。私としては、間違えられないように少しでもきれいな字を書こうと心がけていくしかありませんね。
この原稿がアップロードされたとき、「栁」が文字化けになっていないことを祈っております(文字化けていたらごめんなさい)。
血液内科 栁谷稜
4月、新年度になりました。ついこの前新年を迎えたばかりのような気がしますが。時がたつのは早いですね。
さて、2月~3月になると患者さんから聞かれることが多いのは、異動するかどうか。大学病院の患者さんにも、出張先の患者さんにも聞かれます。「先生、異動は?」「4月からどうなの?」と。通院歴が長い患者さんほど、我々大学病院の医師に異動が多いことや出張先が変わることをよくご存じで質問されるのだと思います。4月からも変わらないことを伝えると「よかったー。」「ずっと変わらないでね。」と言ってくださる方もいらっしゃり、この言葉を聞くと、すごく嬉しくなりますし、少し安心します。内分泌・代謝グループの医師は、糖尿病や高脂血症などの患者さんを見ることが多く、時には食事や生活の見直しをお願いしたりなど指導が多くなることもあります。だからこそ、患者さんにより添えているのかが不安になることもあります。それが、この年度末の患者さんの言葉で救われる気がします。(私だけなのかもしれませんが。)患者さんにとっては、様々な面で医師が変わらないことが一番いいのでしょうが、医師が少ない山形では仕方ありません。いつか異動があるかもしれませんが、それまではこのように言っていただけるように、かつ、よりその方に一番合う治療ができるように頑張っていこうと思います。
ふと気づいたら、駐車場の桜が何輪か咲いていました。ただ、まだ気温差が激しいので風邪をひかないように気を付けていきましょう。今年度もどうかよろしくお願いします。
代謝内分泌内科 羽田幸里香
春は別れの季節である。
先日、いつものように帰宅し車をアパートの駐車場に止めようとしたとき、見慣れたはずの風景に少し違和感を覚えた。何かな?と思って、あたりをよく見まわすと、アパートの幾つかの部屋のカーテンがすっかり取り外され、荷物が運び出されて伽藍洞になった部屋が見えた。
“そうか、引っ越したのか”
医学部の6年生たちの部屋だった。すでに卒業式、謝恩会も終わったのではあるが、改めて教え子たちの巣立ちを実感した瞬間だった。
同時に、彼ら彼女らに、十分に血液学を教えることが出来たのであろうか、これから現場で出会うであろう貧血の患者さんにうまく対応できるだろうかなど、自責の念と老婆心ともいえる思いが尽きない一方、私などより思考がはるかに柔軟で成長が早いから、きっと遭遇した出来事に適切に対応してくれるに違いないとも思った。
教育とは、などと大上段に構えるつもりはないが、おそらく相手の持っている思考体系を揺さぶること、視点を変えさせることが大切なのだと思う。長年体に染みついた考え方、見方を変えることは容易なことではないが、より深い思考に導き、より多角的な視点を自覚する手助けをすることが教育の一つの役割ではないかと思う。
本当にそのような教育が出来ていたのか・・・
今年も9000人余りが医師の仲間入りをした。
彼ら彼女らの前途に幸多かれと祈る。
主任教授 血液内科 石澤賢一
2017年10月から第三内科に勤務しています、髙窪です。
諏佐准教授のご高配により、異動の半年前の2017年4月から、週1回、外来診療にお邪魔していました。このときにとても困ったのが電子カルテの操作でした。特に機械が苦手というわけでもないのですが、山大の電カルはなかなか難易度が高く感じます。
皆さんにご迷惑をおかけしながら(今も)、色々と教えて頂いてどうにかやって来られたなあ、と6(12)カ月を振り返ってしみじみ思います。これからもどうぞよろしくお願い致します。
代謝内分泌内科 髙窪野恵
私の所属している神経内科は筋力・筋肉に携わる診療科ですが、標榜している診療科名には一切「筋肉」という単語は入っていません。それどころか、日本中どこを探しても診療科名に「筋」とか「肉」とか入っている診療科はなさそうです。試しに「筋肉科」とGoogle検索してみましたが、私が望むものはヒットしませんでした。実際に筋肉に携わる症状を診療しているのは「神経内科」「整形外科」「膠原病内科」が主だったものかと思います。ちなみに先日、日本神経学会からのメールが来てまして、同学会としては標榜診療科名を「脳神経内科」に変更することを決定したようでした。「脳神経筋肉内科」になるのはまだまだ先のことだと思います。こんな前置きですが、今回は筋肉について(非科学的に)少し語ってみたいと思います。実際に働くとなかなか体を動かす時間がなくて、チームスポーツなどに参加しているという声はあまり聞きません。一人で時間を持てるときにランニングや筋トレをしているドクターが多いような印象を受けます。現在では高負荷×低回数と低負荷×高回数のいずれでも筋肥大を得られるという話だそうで、ジムでもお家でもマッチョになることが理論上は可能なようです。ちなみに自分はマッチョを目指しているわけではないですが、(最近やっていないですが・・・)家で簡単なトレーニングをしていました。もし手軽に筋トレやダイエットを行いたい方がいれば「腹筋ローラー」を私はお勧めしています。特に二輪タイプで滑り止めのある商品が初心者にもおすすめです。最初は膝をついてもいいので1セット10回×3セットを週に2~3回やります。徐々に膝をつかずにやる、1セットの回数を増やす、1回にかける時間を延長する、週に5~7回やるようにするなどで負荷を強めることができます。また、人ひとり横になれる場所さえあれば可能で、家族から文句を言われる心配もないと思います。さらに全身運動なので、特定の筋肉でなく、上半身を主体としてまんべんなく鍛えられます。ここまで読まれた方はきっとやりたくなってきましたよね?いきなり腹筋ローラーは敷居が高いという方は「プランク」などの静的な体幹トレーニングから始めるとよいと思います。以上、非科学的な筋肉の話でした。
※医学的なツッコミは一切受け付けません。個人の感想であり、効果には個人差があります。また上記の通りに実行された場合に生じた損害に関しては、一切の責任を負いかねます。
神経内科 佐藤大祐
3月に入り、もう少しで新しい年度が始まる時期になりました。私は外勤で置賜総合病院へ週に1回行っていますが、山形よりもさらに雪が多い地域のため今年の冬は通勤が例年より大変でした。何回か車で行くのはあきらめて奥羽本線を使用しましたが、電車に乗ると普段とは違う環境が味わえ、また少々の居眠りもできるのでなかなかいいものです。車内で足元がじんわり温かくなって心地良くて、うっかり寝過ごしてしまう危険性はありますが...。高校生の通学の時から数えると寝過ごしてしまったり、どう思ったのか反対行きの電車に乗ってしまったり何回か失敗しています。山形にいると車が多くて電車に乗る機会が少ないですが、たまには電車に揺られてぼーっとする時間も心地いいです。4月には大学にも新しいメンバーが入ってきて、これから本格的な春がやってきます。春は穏やかな雰囲気と独特の植物の匂いがあって一番好きな季節です。私もフレッシュな気持ちを大切に何事にも取り組んでいけたらなと思っています。
血液内科 猪倉 恭子
妻の母が入院してから1年と3ヶ月が経過しました。妻と義兄が交代で付き添ってます。その間、大学1年の長男が中心となって、高2の長女、中2の次女、小3の三女と私で炊事、洗濯、掃除、塾や部活の送迎をしてます。買い置きが減って冷蔵庫が片付いてきたこと、コインランドリーの便利さを知って、布団カバーやカーテンなどの大物洗いもできたことは、却って良かった点です。最近はスーパーの美味しい惣菜にも飽きてしまい、長男がCock Do®を活用してます。それから、雑誌「dancyu」を買ってきて、肉の焼き方を研究して安くて美味いステーキを焼けるようになりました。
本題に戻ります。母の入院する病院では、シャワーとトイレが独立するタイプの個室で料金は5400円と格安です。治療が一段落して入所する病院に併設された療養型病床は月々17万円です。母も居心地が良いようです。私達家族が宿泊するホテルは一泊3000円と、これも据置価格です。病院もホテルもスタッフの接遇も大変に親切で暖かく感心します。陽子線治療は300万円と確かに高額ですが、サイバーナイフも保険適用となり助かっています。此方に所属されている先生と下垂体関連の学会で会ったときに、「素晴らしい病院ですね。」と申し上げたら、「確かにそうです。」との事でした。山形大学も重粒子線治療が始まって、各所から患者様や御家族が訪れる様になって、素晴らしい病院ですねと言われるようになればいいと思います。また、母のお陰で私達家族は多いに勉強になっております。母に感謝し快気を願います。
代謝内分泌内科 亀田亘
早いものでまた日誌の順番が回ってきました。
2月は節分(大豆が好き)、バレンタイン(チョコレートが好き)と素敵なイベントシーズンですね。
大豆食べて恵方巻食べて、「犬猿」観に行って、チョコレート食べてました。
健康のためにも十分な睡眠時間をとりたいものですが、なかなか難しいです。
とりあえず好きなものからパワーをもらって頑張っている今日この頃です。
神経内科 公平瑠奈
昨年4月に山形に引っ越してきて初めての冬。夏の厳しい暑さを乗り越えて辿り着いた先は大量の雪の山。山形に長く住まれている方たちから見ても、今年の雪は多いと聞きます。私が生まれ育った岩手県盛岡市でも、幼少の頃はこれくらいの雪が降ったような記憶がありますが、近年は減ってきたように思います。慣れない雪かきや氷割りで上半身の筋力を鍛え、研修医に教わった居酒屋のどんがら汁を熱源にして、この冬を楽しんでいきたいと思います。
血液内科 長谷川慎
バレンタイン間近ということで、チョコレートを食べながら書いています。チョコレートは私の好みを知っている従姉からもらったもので、マトリョーシカ型の小箱に入っていました。私は昔からマトリョーシカが好きで、雑貨はなるべく買わないように心掛けてはいますが、マトリョーシカ柄の物を見るとついつい欲しくなってしまいます。自宅には大きさも色もそれぞれ違うマトリョーシカが6体、並べて飾ってあります。マトリョーシカはロシアの民芸品で、中から次々と、一回り小さい人形が出てきます。パッチリした眼が可愛らしく、胴体に描いてある絵柄が華やかです。私がマトリョーシカを好きになったのは、物心ついた時から、祖父母の家に飾ってあるのを見てきたからだと思います。祖父母の死後、そのうち2体を私が譲り受けました。私の祖父は、軍医としてシベリア抑留を経験しており、酔うと「カチューシャ」というロシア民謡をよく歌ってくれたものでした。
マトリョーシカだけでなく、ロシアの雑貨は色鮮やかでとても素敵です。いつか、ロシアを旅して、雑貨屋めぐりなどできたらいいなと思います。
代謝内分泌内科 多田杏子
今週、米沢と喜多方の間の国道を走っていると、車の4台前で雪崩が起きた。福島県側には山中に7つの短めのトンネルがあるのだが、トンネルとトンネルの間も道路のために山を削り取っているため、非常に急な斜面が道路に面している。雪崩ガード用の鋼のネットが張ってはあるが、雪崩が起きると、そのガードでも受け止めきれない分が道路に言葉通り雪崩れ込んでしまったのであった。4台前で何かが起きたとはいえ、前の車と間隔を空けて停車したし、吹雪なので、始めは何が起きたかわからなかったので、自分の車の中で靴から長靴に履き替え、車を出て前の方に見に行く。雪崩に巻き込まれた対向車線のバンは、80センチ位の深さまで埋まっている。幸い、乗っている人は外へ出られるようだ。携帯は圏外のエリアなので、トンネルに設置してあるSOS電話で救援を頼んだところ、とのこと。40分ほどして、福島県側から除雪ドーザが到着。
しかし埋まった車のキワはスコップで手作業で雪をかかねばならない。車に載っていたお兄さんや近くの車の人数人で雪かき。私の車にいつも載せているスコップと軍手も提供し使っていただく。埋まった車自体は山形県側からかなり大型の牽引車が到着し、少し手掘りしたあとは一気に牽引。車が取り出された後はやっと除雪ドーザが大音響をあげながら雪を寄せてくれた。片側車線は開通したので、すでに行列になっていた車たちはようやく動き始めた。ここまで1時間半。早かったと思う。皆無事でよかった。
山形に来てから、東北の人のやや寡黙傾向の我慢強さを、この雪の季節によく感じる。雪の前になぜ、はなく、掻き進むのみ。
私の職業は医師。なぜ雪崩レポート。次回は医学系にしよう。
特記事項:車に長靴とスコップと軍手、ゴム手袋は必須。
神経内科 伊関千書
2016年5月から山形大学第3内科に勤務しています。それまでは旭川医科大学で働いていました。全く別の土地で働くことに不安がありましたが、医局の先生方やスタッフの方々のお陰で環境に慣れることができました。ありがとうございます。
振り返ってみると卒後11年も経ち、初期研修時代の2年間と大学院後の半年間を除くとすべて大学で勤務しています。研修医の先生や、学生と話していると、どこで働くのがいいかという話になることがしばしばあります。なので、大学での勤務について、僕の思うことを書きます。
大学での勤務は、雑用が多く安月給というイメージが多くの方にあるかと思います。長い間、大学に所属していると、何が雑用なのかわかなくなってきている自分もいますが、一般的なイメージはおおよそ当たっていると思います。大学院を終えると、御礼奉公として地方の病院での勤務を命じられることが多いと思いますが、大学での勤務が一番の御礼奉公なのではと思える時もあります。
大学は、臨床はもちろんですが、教育・研究も臨床と同程度に行うことが求められる機関です。また、今後何をしていきたいのかわらない、自分探し系の医師に場所を提供する役割もあると思います。そして、市中病院や開業医と大きく異なることは、他分野の医師やコメディカルの専門性の高さではないかと思います。専門性への志の高い他分野・他職種の方々と患者さんをどのように良い状況に導くかを様々な視点から考えすすめる医療は楽しく、大きな組織で働く勤務医ならではのメリットであると思います。
今の僕はというと、臨床は楽しく、教育に関しては将来の医療を担う学生・研修医にしっかり勉強をしてほしいのは当然ですが、自分にとっても新たな気付きがあるので勉強になります。研究については大学所属が長いせいか新たなことを見つけることの大切さ、面白さを感じます。ただ将来何がしたいかといわれると、明確な答えは持ち合わせていないので、今は大学での勤務が良いのかなと思えます。そうは言ってもやはり大学勤務ならではのやりたくないこともたくさんあるので、誰もやりたくないことの中に自分を成長させるものがあると信じて働いています。
ざっくりですが、大学はいろんなことをする機会を与えてくれる環境であり、その人に応じた最適な勤務スタイルを提供できる場であると思います。誰しも時間が経つと、自分のまわりの環境は変化するので、保険と同じように時々見直しながら一番良いと思う選択をしていくのがよいと思えます。皆が幸せになれる選択肢を少しでも増やすことに貢献できればいいなと思います。大学勤務もいいかもと思った方は気軽に相談がてらお茶かビールでも飲みにきてください。
血液内科 伊藤巧
第三内科の皆様のご好意に支えられ、当院では毎週一回診療をさせていただいています。
神経内科疾患のうち、認知症に関わる診察が多いこの頃ですが、私の出会う認知症の患者様はのんきで(病気の意識がなく周りの人は困ることもあるのですが)明るく、おおらかなお気持ちでいらっしゃることが多く、支えられています。ご家族の、介護にも頭が下がります。振り返って私は子供5人の世話で手一杯、なにかいつもと違うことがおこったり、夫が留守となったりすると容量オーバーです。でもおかげさまで診察室や医局でかけていただく言葉に励まされ、様々な方に出会って勉強をしながら、毎日を乗り越えることができています。一緒に乗り越える神経内科スタッフ、第三内科スタッフ(女性、男性問わず)も引き続き募集中です。今年もどうぞよろしくお願い致します。
神経内科 高橋賛美
12年ぶりに日本で新年を迎えました。昨年4月に石澤賢一教授のご高配により、山形大学第三内科に赴任し、新しい研究室を立ち上げさせていただきましたが、セットアップがどれだけ大変かを痛感した1年でした。それでも、石澤教授の心強い御支援、血液内科メンバーの御協力、清野さんをはじめ医局スタッフの御尽力で、ようやく運営が軌道に乗り出したことをご報告させていただきます。ラボメンバーとして、当科大学院生の柳谷稜先生をはじめ、腎臓内科市川先生のご高配により松木絵里先生、創薬科学講座の白石正教授のご高配で須藤将裕先生が大学院生としてラボに参画され、医学部医学科の学生3名(五年の石澤君、三年の菊地さん、高畠さん)も含め6名となり、実験室が徐々に手狭に感じられるようになりました。日本とアメリカのそれぞれの良い点を組み入れたラボ運営をしたいと考えています。
ところで、日本ではまだ一般的な言葉ではありませんが、欧米では「Physician Scientist」という概念があります。これは臨床医でありながら基礎研究に精通することで、基礎の研究成果を臨床に還元し、また臨床の疑問点を基礎研究で解決するという「Translational Research」を行う医師のことを言います。私のアメリカ時代のボスは典型的なPhysician Scientistですので、10年以上彼と一緒に仕事をし、私もいつの日かそのような立場で自分のラボを構えることを目標としていました。
少しだけ、話が逸れます。私は力不足で米国で自分のラボを構えることができませんでした。PI (principal investigator:日本の教授に相当します)最終選考の機会を複数回得ましたが、結果はいつも。。。最終選考は書類選考で残った3人の候補者を選出、インタビューに呼んで、スライドを用いたプレゼン、「Chalk talk」という本当にチョークと黒板だけで行うプレゼン、十数人のfacultyの方々と30分毎の面接という形式で行われ、夜はレストランでのdinnerです。つまり、Englishが外国人にとって重要なのです。初めてのインタビューは2012年4月、カナダのサスカチュワン大学でしたが、そこで思わぬ失敗をしました。dinnerに行った際、赤ワインのボトルを注がれるまま一人で2本空け(英語力を酒でカバーしようとした?)、chairに「インタビューでここまで飲む奴を初めて見た」と言われたのです。ちなみに欧米では酔った姿を人前で見せることは「恥」と考えられています。彼は3日間のインタビューが終了し、私を空港に送る途中でも自宅へ案内し、「上手いのがあるから飲んで帰れ」と赤ワインを飲ませてくれました(どなたかと似ていませんか?)。結局、Englishで落とされましたが、彼とは今でも連絡を取り合っています。ちなみに彼の父はEgon Bretscherという核物理学の有名な研究者でウラン濃縮の際に核融合が起こることを発見、弟子の一人はMRIの原理を発見したFelix Blochでノーベル賞をとっています。彼も免疫学者としてNatureの論文を複数持つ優秀な研究者です。他のインタビューでも、尽くEnglishが大きな壁となり、その重要性を実感しました。ただし、インタビューを経験したことで人脈は世界に広がったと思います。アメリカという国は非常にdiversityに富んでいます。人種差別は確かにありますが、それでも外国人をCV(業績集のようなもの)で評価し、旅費まで出してインタビューに呼ぶわけですので、非常に懐が深い国だと感じています。
私はアメリカでの夢は叶わないまま日本に帰国しましたが、第三内科の皆さん、21期の同期生が温かく迎えてくれたことに深く感謝しています。「熱い涙も故国に着けば嬉し涙と変わるだろ」という歌詞をご存知の方はそう多くないかもしれませんが(田端義男の「かえり船」)、終戦後満州などからの引揚げ者のお気持ちが少しだけ理解できたように思います。日本は敗戦後、世界に稀に見る経済発展を成し遂げ、長寿国となり「豊かな国」に変貌しましたが、その原動力は敗戦を経験した当時の方々の弛まぬ努力と挑戦の結果であることは疑いの余地もありません。今後は自分の経験(苦いものも含めて)を若い方々に伝え、優秀な国際的視野を持った若者をPhysician Scientistとして育て、日本から世界へ向けて挑戦し続けたいと考えています。研究は地味ですが、続けなければ医学の発展はあり得ません。二十年以上前の学生講義では「がんは免疫では治せない」と言われていたのが、今ではチェックポイント阻害剤で治療可能にまでなりました。移植免疫、腫瘍免疫、血液学、Englishに興味のある方々の参加を日々お待ちしています。
血液内科 東梅友美
例年通りのお正月でした。親戚が来てお酒を飲んで、既視感を覚えるような構成の正月番組を観て、微睡んで・・・。ふと“予定調和”という言葉が思い浮かぶような時間でした。そんな中TVでラグビー、サッカー、囲碁、将棋などを眺めながら、なぜ強い人、強いチームは強いのかを考えました。
スポーツであれゲームであれ、ある一定のレベルまでは基本的な練習をして、基本的な技術、定石を習得すればなかなか優劣はつきがたいところです。おそらく差がつく理由の一つは、思い通りにならない時、難解な事態に直面した時の対応だと思います。そのような時の対応は人様々ですが、当面どのような対応を取るにしても重要なのは、その理解し難い事態を一旦すべて受け止めることが出来るか否か、つまり哲学者の鷲田清一氏が述べている“思考の肺活量”(哲学の使い方 岩波新書)の大きさだと思います。
解らないことを解らないものとして引き受けること。この得体のしれないモノを自身の中に抱え込む辛いストレスの大きな作業が出来ることが、いわゆる懐の深さ、“思考の肺活量”の大きさでしょうか。厄介なものを抱え込んでいる間に受け止めた側が変容して、より理解が深まるかもしれません。自律的な自己変容とは容易なことではなく、このような得体のしれないモノとの遭遇がその良い機会なのかもしれません。美酒の酔いに任せながら、このような事を取り留めもなく考えていた年の初めでした。
世の中が目まぐるしく変化して、様々な意味で複雑化し困難の度合いを増している中、今後この懐の深さがますます重要になってくると思います。今年の目標は、より懐の深い、鍛えられた“思考の肺活量”を持った教室にすることです。
荒れ模様の天候で始まった新年ですが、本年が皆様方にとって良き一年でありますように。
そして今年も第三内科をよろしくお願いいたします。
主任教授 血液内科 石澤賢一
今年の4月より第三内科にお世話になっております、医局秘書の神村です(^^)
3月に山形大学を卒業して、あっという間に12月も終わろうとしていることにひたすら驚いております。社会人の一年は早いのですね...。
毎日、伸び伸びと働かせて頂き、先生方や医局の皆様にはとても感謝しております。
趣味について書かせていただきます。
小学2年生で剣道を始め、中学、高校、大学と学生時代は剣道一色でした。部活動を引退後、昔から好きだったミュージカル鑑賞によく行ったり(今月は「ロッキーホラーショー」と「4stars」の公演に行きました♪)、運動不足解消のためロードバイクを始めたり、幼い頃から続けている日本舞踊に集中して取り組んだりと多趣味な日々を送っております。
今年新たに始めたこととしては、夏にスキューバダイビングのライセンスを取得いたしました。湯の浜での実地研修は波が高く、緊張で過呼吸になりながらも(実は海があまり得意ではない)なんとかクリアすることができました^^ 旅行も大好きなので、これからどこの海に潜りに行こうか考えるととてもわくわくします。
あれもこれもと手を出したらキリがないと思いますが、自分の「やってみたい!」を今は思う存分叶え、お仕事もこれまで以上に頑張りたいと思っております。(貯金はいつまでも貯まりませんが…泣)
クリスマスも終わり、お正月一色となっていますね。
昨日から雪もたくさん降っておりますので、皆様お身体に気を付けてよいお年をお迎えください。
医局秘書 神村登波子
2017年ももうすぐ終わりますが、2017年は私にとっては30歳を迎えた年、また山形に初めて来てから一回りして13年目になり(さっき気づいた)、何かと節目の年だったようです。今年はいろいろとお別れの多い年で、良い年だったと言う自信はあまりないです・・・来年こそはいい年になるよう頑張りたいと思います!
神経内科 鈴木佑弥
めっきり寒くなりました。バタバタと仕事をしていると月日のたつのが早く感じ、気がつけば今年ももう少しで終わろうとしていることに愕然とします。今年は物騒な出来事が多かったですが、来年こそは少しでも平和であってほしいと思います。
血液内科 塩野洋介
伝え聞いた話です。ある日、心肺停止した中年男性(仮にAさんとします)が救急外来に搬送されました。それまで大病を患ったことはなく、原因は不明だったそうです。残念ながら亡くなられたのですが、連絡をうけて来院されたご家族から、Aさんには生前から献体(医学研究のために死後に自身の遺体を医学部に提供すること)の堅いご意思があったと知らされます。その理由とは、(おそらく今回のご病気とは関係なく)Aさんはだいぶ前にたまたま大学病院を受診する機会が一度だけあり、その時の担当医(B先生とします)への感謝の念をずっとお持ちになっていて、自分の臨終の際にはどうか先生のために、と献体を決意されたとのことでした。ご家族も皆さま同意されたそうです。Aさんにとって、大学病院は「かかりつけ」ではなく、当時の受診は長い期間にわたるものでなくB先生の診察はほんの1,2回だけであったそうですが、かなり昔のしかもほんの短い付き合いだったにもかかわらず患者さまと御家族からこれほど厚い感謝があったことに、関係者からは不思議に思う声すらあったそうです。1,2回の出会いのなかで、B先生がAさんにどのように関わりなにを伝えたのか、知るすべはありませんが、卒後研修のときに1か月だけ私がB先生の指導を担当した当時、多忙な時でも頻繁に入院患者さまのもとへ足を運び親身に話を聞いていた姿を思い出します。
私自身は、糖尿病内科医の仕事をはじめて十年が経ちました。経験年数が増えるにつれ、より多くの患者さまを診察させていただけるようになりました。と同時に、患者さまやご家族お一人おひとりと接する時間は年々短くなってしまっています。外来診察で数分ごとにつぎつぎと忙しく患者さまをお呼びするとき、あるいは、担当の糖尿病患者さまの往診にと病院中を駆け回るとき、果たして自分には、B先生のように、患者さまとご家族から信頼していただくことができるだろうか、そのために限られた時間に何をすべきだろうか、と、ことあるごとにこの話を思い返しています。
代謝内分泌内科 高瀬薫
山形も寒い雪の季節になりますね。青森生まれの私が山形に住みはじめて20回めの冬です。
2016年の4月から第三内科の医局秘書としてお世話になっております。土屋です。結婚、出産と、10年近く仕事から離れていました。今回復帰する際はとても不安でしたが、第三内科の先生方や医局秘書のみなさんがとっても温かく、親切にしてくださるので、毎日、家事と育児と仕事でバタバタですが、現在も仕事を続けることができています。
私には6歳になる娘がいます。幼稚園の年長ですが、背が高く、口が達者なので小学生に間違われることが多いです。そんな娘のランドセルを先日やっと予約しました。春頃から何回かお店に見に行ったりしていたのですが、娘と私たち親の意見が合わず、なかなか決められずにいました。そうこうしてるうちに秋になってしまい・・・、気がつくと欲しいと言っていたランドセルのほとんどが売り切れや予約終了になっていたのです。『どうしよう!!娘に泣かれたら・・・』と焦っていたら、欲しいランドセル候補の中の一つがまだ残っていたのです。『神様ぁ、ありがとうございます。』と思いながら急いで予約。無事に娘の欲しかったランドセルを買うことができました。ちなみに色は紫色です。(私の子供の頃は女の子は赤色!迷うことなかったのになぁ・・。選択肢が多いのも困りますね。)
こんな感じでいつもバタバタしている私ですが、よろしくお願い致します。
医局秘書 土屋千夏
「先生はどちら出身ですか?」と、たまに患者さんに聞かれます。
私の話し方から庄内出身者と思ったのでしょう。実際は尾花沢出身です。芋煮も醤油派です。
昨年まで酒田に勤務していたので、庄内弁が染み付いているのでしょうか。とても親しみやすい方言だと思います。
今年もついに雪が降りました。寒さや雪はとても苦手です。これからの季節、体調管理には十分注意しようと思います。
神経内科 近藤敏行
1年以上の専業主婦生活を経て復帰し、やっと医者の頭に戻ってきたと感じている今日この頃です。夫が東北大に出向中なので、毎日ワンオペ育児状態ですが、仕事で最大限配慮いただいているおかげで何とかなっています。先生方、外来・病棟スタッフの皆様、医局の秘書さん方にはいつも助けていただき本当に感謝しています。この場を借りてお礼申し上げます。
「となりのトトロ」について書こうと思います。小さい頃、トトロにはまってほぼ毎日見ていた時期があり「トトロ病」と言われていました。今は子供と一緒に見ています。まだストーリーがわかる年齢ではなく、むしろトトロが吠えるシーンを見ると怖くて泣いてしまうのですが、キャラクターや歌が大好きで「トット、トット」と言って喜んでいます。ストーリーがわからない年齢の子供をも引き付ける宮崎駿、久石譲はやっぱり偉大だなと思います。30年前の映画で、設定は昭和30年代ですが、今見ても古さを感じることがなく、感情描写など人間の基本的なところは変わらないのでしょうね。自分は3人姉妹の長女で、小さい頃はサツキ目線で見ていたので、迷うのがわかりきってるのにメイが一人で病院に行こうとする気持ちが理解できずにいましたが、今母目線で、決心したような顔でトウモロコシを抱きしめて走り出すメイを見ると、かわいらしくて、いじらしくて泣けてきてしまいます。同じ映画でも違う立場から見ると新たな発見があるものですね。
血液内科 山田 茜
先日、医学部内でバレーボール大会というものがありました。レクリエーション的なものですが、二年に一度バレー部OBチームが出場していてそれに1試合だけ参加してきました。
運動は3年ぶりくらいだったので無理しないように動いたつもりですが翌日は体が鉛のように重かったです。しかしこれを機にまた何かしらの運動を始めようかなという気持ちになりました。結局まだ始めてないのですが明らかに以前よりは運動熱が高まっています。
次回の3内日誌では体重〇キロ減りました!(^^)! とか報告できるように頑張ります。
(まずは汗をかく練習としてサウナにでも行こうかと思案中・・・)
代謝内分泌内科 海野航
少々お待ちくださいませ。。。
木々の葉も少しずつ色づき始めましたね。医局秘書学生係をしております伊藤です。
第3内科でお世話になり、毎日バタバタと過ごしていたら、あっという間に2年が過ぎてしまいました。学会の受付、実験補助、講義準備等、経験のないものばかりで緊張(冷汗も・・・。)の毎日でした。今も日々勉強の毎日ですが、学生係の仕事も含め、医局の仕事の幅広さには本当に驚かされます。先生方、医局の皆さん、学生さんの微力の微力ながら、お力になりたいと思う今日この頃です。
話は変わりますが、趣味のひとつに旅行があります。先月、夏休みをいただき京都に行ってきました。千本鳥居で有名な伏見稲荷大社に参拝し、稲荷山の山頂まで登って来ました。稲荷山は232mの低い山ですが、千本鳥居に負けず山頂までびっしり朱色の鳥居が続いており、約2時間、汗だくになりながらも幻想的なハイキングが楽しめました。
(朝8時頃に撮りました。往路)
来年はどこに行こうかと考えると今からワクワクします。まずは頑張って仕事します!
これからも、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。
医局秘書 伊藤 れい子
今年も早いもので10月です。医者になって5年目、3内に入局して3年目になりますが、年々と過ぎる時間が早くなっている気がします。
10月14日には内分泌学会東北地方会で秋田へ行ってきました。妊娠と内分泌疾患が合併した症例の発表がいくつかあり、とても興味深かったです。また、日々の診療の疑問を御高名な先生に直接質問でき、勉強になりました。
3内に入局して良かった事は、たくさんありますが、学会で全国に行けるのは楽しみの一つです。今年だけで学会では仙台、京都、名古屋×2、別府、秋田に加えて、11月に神戸、勉強会では東京都と横浜に行きました。学会発表は大変ですが、知識の整理になりますし、なにより、おいしいごはんとお酒の御褒美を求めて飛び立ちます!来年は宮崎で学会があるので、データをまとめないと(^_^;)
あっ、私事ではありますが、今年結婚しました。これからも頑張ります。
代謝内分泌内科 石井康大
読書の秋です。
今年こそ、読んでいなかったあの本やこの本を読もうと思います。専門外の知識は柔軟な発想につながり、診療や研究を充実させてくれます。専門の知識は、これから少しずつ増やすこととして。
神経内科 猪狩龍佑
最近、朝晩がめっきり寒くなりました。暑い暑いが口癖になっていた頃が遠い昔のように感じます。自宅がある地区は、山形の中でも里山に近いところにあり、季節の移り変わりがより鮮明に感じられます。
さて、最近、町内会の会合に出席しました。場所は平清水公民館です。千歳山の麓にあるその公民館には、周辺地区の区画整備される前の写真が多数展示してありました。今も田舎ですが(りす、たぬき、かもしかなどが時々出没します)、さらに田舎でした(笑)。町内の重鎮から伺うこと、この町内会は25年前に発足したそうです。参加者は10名程度でしたが、町内の歴史に触れる事の出来た良い機会でした。
来年は、組長が回ってきますが(汗)、山形に来てから27年目、ようやく山形市民になったと感じる今日この頃です。
血液内科 加藤裕一
第三内科神経学分野の秘書の高木です。こちらに勤めるようになってから早くも2年半が経とうとしています。学生時代は図書館の勉強をし、以前は図書館で働いていたので、医局秘書の仕事は全く初めての経験でした。わからないながらも、なんとかここまでやってきました。
神経学分野で扱う認知症は私たちにとって少なからず無視できない分野です。私には満100歳(10月で101歳!)の祖母がいます。おしゃべり好きではつらつとしていた祖母ですが、ここ数年はさすがに歳には勝てず、まだ自分は100歳になっていないよと言ったりする姿を見ると、認知症がふと頭をよぎることもあります。
そんな身近な問題に関わる仕事をさせてもらっているのですね。
プライベートでは、野球をしている2人の息子たちにすっかり振り回されています。野球のスコアをつけられるようになったことがささやかな自慢です。
先日は山形主催の大会があったので、朝から会場の設営…と皆で張り切っていたのですが、まさかの前の晩からの大雨。大会開始予定時刻前になんとか雨はやんだものの、会場の球場には巨大な水たまりがあちこちにできていました。お父さん、お母さん、おじいちゃんも総出でスポンジやポンプを使って会場の水取りをし、みんなすっかり泥んこに!
忘れられない大会になりました。
そんなわけで、休日もバタバタしている私ですが、これからもどうぞよろしくお願いします。
神経学分野秘書 髙木稚春
2016年の4月より第3内科でお世話になっています。無我夢中で働くうちに早くも1年半が経とうとしています。優しい先生方に囲まれ、さらに実習の学生さんと触れ合うことも刺激になり、毎日楽しく働けています。
ここで趣味の話をしている方も多いですね。私の趣味、というか気が向いたときにやっていることは編み物です。暇ができたら手芸屋さんに毛糸を買いに行ったりしますが、なかなか編む時間がなく、ただの毛糸コレクションとなりかけています。また、子供の保育園での行事関係で「○月○日までこれを作ってきてください」という突然の指令に従って、涙をこらえて夜中に縫い物をしたりする、そんなプライベートです。
話は変わりますが、飲み会の席では最後まで普通でいるので「ざる」、「底なし」など呼ばれてしまっています。実際のところはチビリチビリとしか飲んでいないので、決して大酒飲みではありません、冷たいものを飲むとおなかも痛くなるのでね、冷静さを保ちながらチビチビとだらだらと飲み(続け)ます。飲み会好きの先生も多いので、これからも楽しく過ごせそうです。
※写真は運動会で使う動物帽子。「ご家庭にあるもので自由に顔を作ってください」と言われましたが、我が家には毛糸しかありませんので結局また手芸屋さんに行く羽目に。「ぞうさんでお願いします」との指令でした。
血液内科 相澤桂子
臨床実習に入る前の学生さんが対象の神経診察の実習を担当してきました。朝から夕方まで丸一日かけた講義と実習でしたが、時間いっぱい練習する学生さんも多く、また質問も沢山してくださいました。問診とハンマー等を使った診察のみで、病変部位を考え診断することに興味を持ったことを思い出しました。大学病院では、実習等で学生さんに接することも多く、診療以外のことも様々経験させていただいています。
神経内科 佐藤裕康
先日、加藤丈夫教授退任祝賀会が無事終了しました。皆様のご協力ですばらしい会になったと医局長として安堵しております。加藤丈夫先生にサプライズを準備しておりましたが。嘉山先生のコメントも頂き、私がサプライズしてしまいました。司会進行は荒若先生の壮行会と合わせ2回目でしたが、やはりプロのようにアドリブがなかなかうまくできませんね。もう司会をすることはないと思いますが、結構、司会道なるもの習得してきたので残念です。
昨日22時から深夜マラソン10 kmを走ってきました。なかなか走る機会を逸していたので、久しぶりです。いつもマラソンは人生みたいなものだと思って走っております。調子が良くてスピードが早い時もあれば、その後疲れて思うように足が前に出ない時もあり、それでいて我慢して走っているとまた調子が上がってきてスピードがでてくることが良くあります。マラソンや人生においても調子が良い時でなく、苦しい時が最も重要な時期だと思います。この時期をなんとか乗り越えれば、次に繋がる訳ですから。まずはこれからもしっかり前を見て走り続けたいと思います(しかし、苦しい時期が結構長いような気もしますが)。まずは今年の山形丸ごとマラソンの完走目指し頑張ります(目標がここではいけないと思っておりますが)。
糖尿病・代謝内分泌内科 諏佐真治
例年になく雨の多かった8月でしたが、山形は他県のような大きな災害もなく有難いことです。先日、仕事帰りの信号待ちで空を見上げたら、空が高くひつじ雲が浮かんでいました。もう、季節は秋なんですね!
私にとっての秋は、芸術の秋!というより、間違いなく食欲の秋!!でしょうか。芋煮に果物に新米、まだまだ山形の秋は旨いものめじろ押しです。
日照不足のニュースに「タイ米騒動」を思い出し、山形の美味しいお米が実ることを願うばかりです。これ以上成長しないよう気を付けながらも、秋の恵みに感謝をして堪能したいと思います。
じつは若いころ、秘書の仕事に憧れていました。希望が叶い、今、医局秘書としてお仕事をさせていただいております。少しでも先生方が仕事をやりやすいように、と心がけておりますが至らなく空回りすることばかりです。
理想と現実はなかなか一致しませんが、ときに「にんげんだもの」心でつぶやきながら、自分の精いっぱいを発揮できたらと思っております。
「今野だもの・・・」と温かくみていただけたら幸いです。
医局秘書 今野佳子
第3内科でお世話になって早くも2年半が経過しました。この2年半を振り返って思うことは、自分はたくさんの人に支えられているから大学院で研究することができるのだなぁ、という感謝の気持ちです。
さて、実験をしていると日々の観察がとても重要であることを改めて感じます。わずかな徴候や変化を日々の観察を通して発見できた時、ちょっと嬉しかったりします。
その一方で、毎日実験室に通っていると、自分が運動不足であることも実感します。ですから、最低でも週に1回は走ろうと決めております。近所や公園等を走っていると、季節も感じられて程よい気分転換にもなります。
今、秘かに楽しみにしていることが、長男と一緒にマラソン大会に出ることです。数年後の話ですが、一緒に走れる時に衰えていないように今のうちから準備しておきたいと思います。
大学院生 加藤肇
お盆ですね。病院は通常営業ですが、今日(8/14)は外病院の帰りに見事に帰省ラッシュにはまりました。県外ナンバーの車がいっぱいでしたね。お盆といえばお墓参りですが、私も13日に行ってきました。南陽市の烏帽子山公園の近くなのですが、お墓参りの人と烏帽子山八幡宮に来た人達で混んでいました。烏帽子山公園(烏帽子山八幡宮)といえば、継ぎ目のない日本一の石鳥居が(たぶん)有名ですが、県内で有数の桜の名所でもあります。が、私は、お盆と春のお彼岸の時期しか行ったことがなく、一度は花見に行ってみたいと思っています。公園の近くには辛みそラーメンの有名なあのお店の本店や馬刺しのお店、そして赤湯温泉があり、道路もきれいになりました。まだ行ったことない方は是非。
話は変わりますが、私は、まだまだ経験年数は短いですが代謝内分泌内科を専門にしています。山形は糖尿病の専門医はそれなりにいますが、内分泌の専門医が少なく、女性はまだ内分泌専門医の資格を持っている人はいません。全国的には女性の多い分野ですし、手技なども少ないので糖尿病内分泌分野は産休などで休んでも比較的復帰しやすい分野だと思います。もし、少しでも興味があるようでしたら声をかけていただければと思います。
代謝内分泌内科 羽田幸里香
「先生、今度はいつ来られますか?」患者さんとのやり取りじゃないですよ。看護師さんからの問いかけですけど、出張先の看護師さんじゃないですよ。羽田空港にいつ来るのか聞かれています。僕は飛行機写真をとる趣味があります。FacebookやInstagramに投稿しているうちに飛行機写真の仲間がたくさん出来ました。仲間が増えていくうちに気がついたのですが、医療関係者にこの趣味(写真)を持たれている方が結構多いんですね。そして気がついてみると、いつの間にか飛行機写真つながりの医療関係者の輪が広がってきました。つながりは医大生、医師、看護師、薬剤師、栄養士等々…職種、診療科、地域とかの共通点がさほど無い分、自分の仕事の延長だと知り合うことができなかった仲間かもしれません。医療関係者ですが、趣味仲間でつながっているのでoff会では趣味の話が中心になることがほとんどです。ただし、ときたま出る仕事の話の内容には本当に遠慮がない本音を聴けたりして、面白いです(笑)。また、自分の知り合いと同じ職場で働いた経験があるとか、教わった先生が同じだったとか聞かされた時には、下手な話をして伝わったら怖いなとかも感じたりします。この世界(医療関係)は以外と狭い世界ですので皆さん気をつけてくださいね(笑)。医療関係者だけど、趣味でつながった仲間がいる…貴重なつながりだと思って大切にしています。
(写真は仙台空港離陸直前のAIR DO ボーイング737-700です )
代謝内分泌内科 渡邉健太郎
「個性」って何でしょう?
先日、富士山のふもとで「個性創発脳」という班会議があり、老若男女、文系理系が入りみだれて、学生時代の部活さながら深夜までディスカッションしてきました。ゲノムのレベルから、個人の行動や性格、集団としての個性まで、じつにいろいろな見方があるのだなあと、少し視野が広がった気がします。
私がいま考えている個性は、「変化(刺激)に対する個体の反応のばらつき」です。医局にはたくさんの人がつどっているので、同じことに対しても、反応が似ている人、まったく反応がちがう人がいるわけです。反応のちがう人が適度に混じり合っていることが、集団としての強みにつながります。第三内科は医学としての専門も異なり、それ以外でも「個性的」なメンバーがそろっているので、それぞれの「個性」を生かしつつ、より良い医療を目指す点で同じ方向を向いていければ最強の集団になれるのではないかと思っています。
この“三内日誌”も、皆さんの「個性」をのびのびと出せる場であるよう願っています。
神経学分野 教授 鈴木匡子
ふと気がつけば、第3内科で一番ふる~い人間になっているではありませんか。
昭和の時代から勤めている技術職員の清野です。
息子や娘のような若い先生方に囲まれ、いつまでも気持ちは若いつもりでいます。病棟や外来でいつも神経を使ってお仕事をされている先生方に、せめて医局だけは気の休まる場所であるようにと心がけてはおりますが、提出物や様々な書類の催促、講義の資料のお願いなど、結局先生方にお願いすることばかりで本当に申し訳なく思っています。できるかぎり先生方のサポートができるように心がけてまいります。これからもご協力宜しくお願い致します。
先日、孫とディズニーの七夕を楽しんできました。ディズニーが大好きで、イベント毎に出かけます。今年、ディズニーシーに仲間入りしたバレリーナを夢見るうさぎのステラ・ルー、愛くるしくて一目で好きになりました。ビッグバンドビートのミッキーのドラムとタップダンスは必見です。夏はまた水を浴びに出かけます。ディズニーの夢の国は本当に素敵で、毎回心の充電をたくさんして帰ってきています。
さぁ、また明日からがんばります。
技術職員 清野智美
おはようございます。
日当直あけの頭で、医局の美人秘書さんからこの日誌のことを思い出させてもらった公平です。みなさま笑顔が素敵な優しい方ばかりです。いつもお世話になっております。
ちなみに、日誌を書く順番は完全にランダムだそうです。そんなわけで教授のあたたかみある文章の次にこんな若輩者の乱文がありますが、どうかご容赦ください。
医師として臨床に携わる上で、もちろん病気を予防・治療することを目標としているわけですが、その目的は何かと考えると、目の前にいる患者さん、ご家族が笑顔でいられる環境をつくることだと思っています。どうしても現代の医学では根治できない疾患、後遺症、進行性の疾患はあるもので、さらには不老不死の秘薬なんてものはたぶんないので、誰しも自分の体に満足できなくなる日はくるものだと思います。そんな中で、まずまず満足できる、笑顔ですごせる時間をできるだけ長くすることが目標です。
学生から研修医になったばかりのころ、今以上に経験も知識も乏しくて、何とか目の前にいる方の助けになりたいのに何ができるのか何をすべきではないのかがわからず、泣いていてもしょうがないので学生時代にお世話になった先生方・研修先の先生方に盛大に助けを求めてご指導いただいた記憶があります。疾患の治療だけでなく、予防や療養、その後の生活のための制度・地域連携についてもご教示いただけたことは、本当にありがたいことだったと思います。先生、感謝のしすぎでしつこいかもしれませんが心からすごく感謝してます。
あの頃と比べて少しは経験も知識も増えたかと思いますが、たぶん今後も超急性期から慢性期まで、目の前にいる方の笑顔を目指して日々あがいていくんだと思います。
そんなわけで今日も頑張ります。知識不足は選択肢を減らしてしまって悔しいので手札を増やすために勉強頑張ります。ひとりでは出来ないことのほうが圧倒的に多いので、諸先生方、スタッフの皆様、今後とも助けてください。どうぞよろしくお願いいたします!
神経内科 公平瑠奈
先日、久しぶりに仙山線に乗りました。奥羽山脈に近づくと、車窓から間近に見える木々の枝振りが多彩で緑も素晴らしく、とても心地よい時間を過ごすことができました。緑といえば、浪人時代の5月の頃を思い出します。合格発表の3月、予備校入学の4月の慌ただしさも一段落し、改めて自分の居場所が無いことを痛感して少し気分が落ち込んでいました。そのような時、あまりに天気が良かったので予備校を少し早め(?)に抜け出して、何とはなしに街を放浪していたら、定禅寺通り(光のページェントが美しいところです)のケヤキの見事な新緑が視界に入った途端、急に気持ちが軽くなりました。これまでも幾度も通った場所ではありましたが、そのような経験は初めてでした。それ以来、定禅寺通りは私にとって心地よい場所の一つになりました。
世の中も我々の業界も、余裕が無くなったと言われて久しく経過しました。30年前の大学病院を知っているだけに、余計にそれを痛感している今日この頃です。そのような時代だからこそ、医局を心地よい雰囲気の心地よい場所にするのが私の大切な仕事の一つと考えています。そしてこの“三内日誌”も、今後皆様にとって心地よい場所となれば幸いです。
主任教授 血液内科 石澤賢一