山形大学医学部

内科学第三講座(第三内科)

神経内科・糖尿病内科・代謝内分泌内科・血液内科(第三内科)

所在地
連絡先

〒990-9585
山形県山形市飯田西2-2-2
TEL 023-628-5316 (直通)
FAX 023-628-5318
mail:naika3@mws.id.yamagata-u.ac.jp

医学生・研修医の方へ

2022.01.05 No.224

新年あけましておめでとうございます。
寒波に見舞われたお正月ですが、如何お過ごしでしょうか。
当方は相変わらず徳利のお正月でした。歳のせいか空けた酒瓶の量が年々少なくなり、家族は喜ぶものの若干寂しくもあります。
お正月といえばゲームでしょうか。最近のゲーム機器本体、ソフトの充実には目を見張るものがあります。子供たちが持ち込んだゲームをついつい夜中まで・・・。若者が勉強そっちのけでゲームに没頭する気持ちがよく解りました。
伝統的なゲームといえば将棋と囲碁でしょう。お正月の特集番組もよく観ます。将棋は小学生の頃に父に手ほどきを受けて覚えたのですが、すぐに父を追い越しました。当時は大山康晴名人の全盛期で新聞の将棋欄は毎日欠かさず読んでいましたが、回りにあまり強い対戦相手がいなく、さらに転校もありその後何となく疎遠になってしまいました。囲碁は理学部時代に覚えました。きっかけは良く覚えていませんが、近所に強い人がいて溜まり場もあったため、夜な夜な碁を打っていた時期がありました。さらに当時は町中に碁会所があり、他流試合で腕を磨いていました。特に免状は持っていませんが、碁会所では初段格で打って勝ち越すぐらいのレベルでした。当時の碁会所は、おじさんという人種を理解するには絶好の場所で、今の仕事に間接的に役立っていると思いますが、知らない間に自分がおじさんになってしまいました。
将棋と囲碁はご存知のように二人で対戦するゲームですが、そのコンセプトは全く異なります。将棋の目的は極めて明確で、相手の王将を取ることです。王将以外の駒は様々な働きを有しており、それらを駆使して、場合によってはそれらを捨てて相手方の王将を取ったほうが勝ちです。つまりコマの中では王将が唯一無二の特別な存在です。王将は取られてはいけない存在です。一方囲碁は碁石を盤上に並べて陣地を取り合うゲームで、碁石に特別な序列は無く皆同じ、同列です。いくら盤上の自分の碁石を取られても、最終的に相手の陣地に比べて自分の陣地が多ければ勝ちです。決して取られてはいけない碁石は存在しません。ここが将棋と囲碁の根本的な相違点です。
臨床医学に従事して30年以上になりますが、対応に苦慮する場面との遭遇は日常茶飯事です。臨床医学の難しいところは、将棋の囲碁の両方の側面を有している点かもしれません。急性期の医療は生命の維持が究極の目的、つまり王将が絶対的であるという将棋的なコンセプトが主でしょう。しかし慢性期に移行すれば、全体としてどうすれば最も患者さんにとって望ましいのかという囲碁的なコンセプトが要求されるようになります。この境界は個人で異なり、しかも時代と共に境界が揺れ動き重複もあります。絶対的な視点と相対的な視点の両方を要求される極めてファジーな領域で日々もがいているのが臨床医でしょう。
状況は益々難しくなっていますが、第三内科は常に最善の医療を提供するように努めています。
本年も第三内科を宜しくお願いいたします。

主任教授 血液内科 石澤 賢一

2022.01.19 No.226

3内日誌では読んだ本を紹介しようと決めましたが、絶望的に本の紹介を書く文才がありません。ということで、今回は好きな本をいくつか、一言で紹介してみることにしました。
タルト・タタンの夢/近藤史恵さん 日常の謎×フレンチ
真実の10メートル手前/米澤穂信さん 推理小説、各題名が秀逸
烏に単は似合わない/阿部智里さん 和風ファンタジー、読むならぜひシリーズ全部を
フィッシュストーリー/伊坂幸太郎さん 1つの曲が世界を救う
次は1冊の本をちゃんと紹介できるといいです。

                       代謝・内分泌内科 相馬祥子

2022.01.26 No.227

この冬のドカ雪で、朝からひと仕事をしてから出勤された方も多かったと思います。自分もその1人で、忙しい朝は取りあえず車を出せるようにⓅの奥に雪を追いやり、帰宅後は車を停めるためにまた雪はⓅの奥に追いやり・・・・・
雪が降るたびにその繰り返しで、車はドンドン前の方に駐車しないといけなくなり、週末はその雪の後始末でした。ようやく車を元の位置に停めることができましたが、これからまだまだ降ってくるでしょうか!?


各地の雪まつりもコロナ陽性者の増加でだんだん怪しくなってきましたが、来月開催予定の米沢の雪灯篭まつりは今のところ開催予定のようです。今後のコロナの状況次第だと思いますが、何かしらの形で開催してせっかくのドカ雪をぜひ活用できたらいいなと思います。

医局秘書  今野佳子

2022.02.02 No.228

いつもお世話になっております。血液グループの長野です。
日誌に書く内容を探していたのですが、コロナ禍という事もあり、中々これといった題材を見つけられておりません。

コロナ禍といえば、私は出身が関東で、大学からご縁あって山形でお世話になっております。現在の感染状況を鑑みると中々帰省するのも困難であり、気がつけば3年実家に帰っておりませんでした。

関東に住んでた頃と比べると、山形に来てから四季を強く感じるようになりました。四方を山に囲まれているからでしょうか。季節の移り変わりを山の色の移り変わりで感じます。

これまで私は毎シーズン、山寺に登っておりました(冬は寒いので登っておりませんが)。近場にあって、登るのがそんなに大変じゃなくて、シーズンごとに景色が変わる、四季を感じられる場所だなと思いました。とは言え、運動をしていた学生時代から体力も落ち、さらにマスクをつけて低酸素の状態で階段を登るのは骨が折れますが、コロナ禍でも頂上の景色は変わらずです。

今度はまた桜の咲くシーズンに山寺に登ろうと思っていますが、その頃までにもう少しコロナが落ち着いてほしいですね。

(桜のいい写真がなかったので春の山寺にいた猫の写真でどうか)

血液内科 長野 裕祐

2022.02.09 No.229

いつも患者さんにお薬を処方しており、院外処方なので、調剤薬局からお薬をもらっていただいております。
私も患者さんとして、お薬を処方してもらうことがあります。
院外処方で、調剤薬局はどこでも良い訳ですが、どこの調剤薬局にすると良いのか最初の頃は迷いました。せっかくなので、社会勉強にと、色々な調剤薬局に行ってみました。
どこの調剤薬局も薬剤師の先生が説明してくれるのですが、皆さん親切で詳しく教えてくれます。正直な感想としては、どこの調剤薬局も良いので、どこの薬局がおすすめとかはありません。
調剤薬局では割引とかはありませんが、クレジットカードや電子マネーで払って、わずかですが、そのポイントをもらうと良いかもしれません。一部のドラッグストアの系列の調剤薬局で、ドラッグストアのポイントと楽天などのポイントを、わずかですが、もらえるところもあると思います。
処方されることが稀な薬剤だと、在庫がなくて、取り寄せになるところもあるようです。
患者さん本人が、安心できる信用できる薬局が一番かと思いますが、色々な理由で選んでいただくと良いと思います。

                        代謝内分泌科   柄澤 繁

2022.02.16 No.230

北京オリンピックで、日本人選手が活躍をしています。
その中でも平野歩夢選手のハーフパイプは圧巻でした。念願の金メダルと兄弟揃っての出場、少なからず山形と縁がありますので、とても嬉しく見ておりました。
羽生結弦選手は残念でしたが、まだ現役での雄姿が見られるとの事でほっとしています。
日本人選手の活躍を楽しみにしながら、引き続き観戦したいと思います。 

技術職員  清野智美

2022.03.02 No.231

アンパンマンといえば、皆さんおなじみやなせたかし氏原作の国民的ヒーローです。私も幼い頃、熱心にアンパンマンのアニメを見ていた記憶があります。個性的なキャラクターが多数登場するのも魅力のひとつで、2022年現在、私はロールパンナ推しです。さて、大学病院での勤務の特徴としていくつかの市中病院で外来勤務をしていますが、とある出張先では週代わりで手書きの絵が飾ってあります。キャラクターものが多く、訪れるたびに楽しんでいます。アンパンマンのゆかいな仲間たちがよく登場するのですが、カップラーメンマン、ふでじいさんなど相当なマイナーキャラばかりなのです笑。一体どなたが描かれているのでしょう?そんな小さな楽しみを持ちつつ、外勤先においてもアンパンマンのように正義感をもった多彩な医療を提供できればと考えています。

代謝内分泌内科 芳賀 博凱

2022.03.09 No.232

 一時は雪解けとともに春を感じさせる陽光が射していた気がしましたが、また冬に戻ったようなこの数日です。今シーズンは雪が多いと、(病棟や外来にいらしている)県内のあちこちの地域の方からお話を伺いました。県内でも特に降雪量の多い地域の方々は大変だったのではないでしょうか。
 個人的には冬は好きな季節で、小さい頃は雪だるま、かまくら、雪合戦はもちろんのこと、雪上での鬼ごっこやプロレスごっこなどで遊んでいました。また、地元の町にスキー場があるためスポ少に参加して毎日のようにスキーをしていました。こちらは沢山泣いた覚えがありますが、おかげである程度の上達は出来たのかなと思っています。県内は小さな町村でも大きな市でもウィンタースポーツが出来る環境があり、大変恵まれているように思います。地域にもよると思いますが、私の小学校時代は自分のスキー板とストック、スキー靴を学校に持って行き(経験者はお分かりでしょうが、総重量はかなりのものです)、体育の授業で使っていました。さすがに今時は、と思っていましたが、昨年まで住んでいた置賜地方では、通勤時に小学生がかつての自分と同じような姿で学校へ向かっていくのを見て驚きと懐かしさを感じていました。
 成人になり、家庭を持った今では「雪かき」という仕事もこなさなくてはならず、この歳になってようやく雪国の大人の苦労というものが分かってきました。言わずもがなですが、朝早くに起きて埋まった車を掘りかえし、黙々と敷地内の雪を片付けるという作業はなかなかの重労働です。「折角なら運動部に所属していた中学〜大学時代にトレーニングがてら手伝っておけばよかった」と感じる一方で「これを心肺機能や筋力が落ちていたり、骨が脆くなっている患者さんが行うことがどれほど危険か」ということも考えるようになりました。患者さんにはストップをかけたくても、これをしなければ生活が成立しないという雪国の環境の厳しさというものをこの数年で実感しました。
 小さい頃に冬のアクティビティを思う存分楽しめたのは朝早くから雪かきをしてくれていた両親・祖父母のおかげなのだなと感謝しつつ、今度は自分の子ども達が冬を楽しめるよう頑張らなくてはと思った次第です。早起きは得意ではありませんが、健康な身体づくりの一環として取り組みたいと思います。

血液内科 鈴木琢磨

2022.03.23 No.234

卒園・卒業の時期ですね!
私の娘の所属するスポ少(野球)でも卒団式(6年生を送る会)があります。
今まで一緒に頑張ってきた6年生と、これから活動することができなくなると思うと、寂しいですが、中学生になっても野球を続ける子もいるみたいなので、新しい環境でも頑張ってほしいな☆と思います。
今シーズンもコロナの影響で練習や試合、大会への参加が思うようにできないかもしれませんが、少しでも多くの時間、子供達が好きな野球に関われるように、サポートしていきたいと思っています。

・・・て、言ってますが、もう1人の私は、「あー、また野球が始まるーー(-_-;)」「休みの日はほとんど野球だよーー(>_<)」て、思ってます。

でもやっぱり、子供達の楽しそうな顔を見たいので、今シーズンも頑張らないとです(^_^)

医局秘書 土屋千夏

2022.03.30 No.235

今回は写真で。
下の子(3歳)が書いた絵です。顔から足が出ていますが、だんだん人らしい絵になってきていて成長を感じます。
単身生活のため、コロナ禍の規制でゆっくりと会えない日々が続いていますが、僕も書かれていて良かったなと思った一枚です。 

血液内科 伊藤巧

 

 

 

 

2022.04.06 No.236

 先日、学務課より医学部生にリベラルアーツ(liberal arts)として読んでもらいたい本の推薦依頼があり、大変困りました。リベラルアーツとは、様々な学術分野(人文科学・社会科学・自然科学)を横断的に学ぶ教養と理解しましたが、自分が今まで他人に誇れる教養本を読んできたという自負がありません。しかし、医学部生は基本的には読みたい本をたくさん読んだらいいと考えており、年齢とともに関心は変化していきますし、本を通じて様々な考え方や思考、人生哲学に触れることで、「人(ヒト)」や「人生」を自分なりに理解していけばいいと思います。私は今までたくさんは本を読んでいませんが、今回、自宅の本棚を探して、いくつか自分の考え方に影響を受けた本がありましたので列記します。
「こころの処方箋(河合隼雄)」医学生のときに河合隼雄先生について知らずに何気なく買いましたが、人の心理についてわかりやすく書いてあり、普段の物事の考え方で参考にしていました。
「大河の一滴(五木寛之)」おそらく研修医の時に買いましたが、著者の人生哲学に共感して、今でもそれに近い考え方を持っています。
「研究者の仕事術(島岡要)」研究者向けに書かれた啓蒙本ですが、海外留学中に今後どうやって生きていくかを考えており、アマゾンで取り寄せました。考え方で勇気づけられる点や共感する点が多く、今でも参考にしています。
「壬生義士伝(浅田次郎)」「ながい坂(山本周五郎)」「峠(司馬遼太郎)」留学から帰国して、日本人について考えるようになり、今は日本人の人生哲学や日本人組織の哲学は江戸時代の藩制度で基盤が形成されたと考えています。そこで、当時の武士の生き様をテーマにした文学に興味を持つようになりました。日本の組織および社会の中で、主人公が信念をもって生きる姿に感銘を受けます。
4月は新年度の始まりであり、新鮮な気持ちになります。3年目を迎えますが、大学に課されている診療、教育、研究について、自分の考えと信念を基に、医局および関連病院の先生方の意見を聞きながら、山形に馴染み発展する形を作っていきたいと思います。今年も山形大学第三内科および脳神経内科をよろしくお願いします。
 

脳神経内科 太田康之

2022.04.13 No.237

すっかり子供中心の生活になっています。
最近驚いたのは、まだほとんどしゃべれないはずなのに、何か呪文を唱えている・・と思ったら、歌だったことです。有名すぎる絵本『はらぺこあおむし』の歌で、お腹をすかせたあおむしが一週間に食べた物を並べている歌詞なのですが、特に土曜日が難しくて、
「どようび どようび あおむしの食べたものは何でしょう~チョコレートケーキとアイスクリームとピクルスとチーズとサラミとペロペロキャンディーとさくらんぼパイ、ソーセージ、カップケーキ、それからスイカですって~~」
私も一緒に歌いたくて、なんとか覚えました。〝ピクルス〟〝さくらんぼパイ〟〝カップケーキ〟の部分に海外っぽさが出ているなと思います。子供が大きくなったら、日本らしい感じにするにはどんな食べ物がよいか、という替え歌遊びをしても面白いなと思いつきました(まだまだ先になりそうですが)
・・・育児と仕事、どちらもやってますというアピールになってしまいました。
頑張ってるねと思ってもらえたら、嬉しいです。 

内分泌代謝内科 長岡杏子

2022.04.20 No.238

今年度から再度山形大学で勤務することになりました血液グループの細川雅司です。
去年は地元の日本海総合病院での勤務でしたが、4月に第一子が生まれたこともあり、ジェットコースターのような1年でした。
育児ははじめてのことばかりで、作ったばかりの離乳食をひっくり返されたり、寝かしつけで自分の方が先に寝落ちしてしまったりと、いろいろなハプニングがありましたが、息子は全てを吸収してすくすくと成長してくれているようです。
今日は帰宅するやいなや、満面の笑みを浮かべて家に迎え入れてくれました。救急当直明けでしたが、疲れが一瞬で吹っ飛びました。
仕事も家庭も疎かにせず、日々精進していきたいと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。

血液内科 細川 雅司

2022.04.27 No.239

久しぶりに三内日誌が回ってきました。相田と申します。
4月の第三週の週末に上山の月岡公園にお花見に行ってきました。コロナ禍という事もあり、お花見に行くのは二年ぶりでした。
急に暖かくなり一気に桜が満開になり、子供達は花より団子でしたがとても綺麗でした。今年は雪が降るのがとても速く雪も多かったので家のプランターに植えたパンジーも植えて一か月でかまくらのようになり、4か月もかまくら状態の雪に埋もれ、大丈夫か!?と思っていましたが、春になりあたたくなると元気に顔を出して咲いてくれました。どんなに厳しい冬でも春になると頑張って咲くお花に心が癒されました。写真は上山城を忍者になって登る!と頑張る子供たちとパンジーです。

医局秘書 相田 あゆみ

2022.05.11 No.240

「リアル脱出ゲーム」

最近リアル脱出ゲームデビューしました.
近場だと仙台に店舗があり,時期によって催しが変わります.メインストーリーがあり,複数の謎解きをして最終的なゲームクリアを目指すかんじです.何人で参加するかで変わりますが,グループを作らされ,チームで謎解きを行います.個人的には初対面の人と一緒にやるということがハードル高く,なかなか参加踏み切れなかったのですが,いらぬ心配でした.めちゃ楽しかったです.謎解きオタクみたいな人しかいませんでした(褒めています).
「古の魔術師と予言の箱」というゲームで,おすすめなんですが,58日まででした.残念.同じチームには,リアル脱出ゲーム大好き経験者たちが多く,最終問題までサクサクと進んでいけました.比較的簡単な問題を「わかんないなー」とか言ってしれっと私に回してくれたり,初心者にも楽しませてくれようとする参加者ばかりで居心地よかったです.最後の謎は解けず,失敗に終わりましたが,大満足の内容でした.謎解き×マジックで,マジック自体も生で見ることないので楽しめました.
オンラインリアル脱出ゲーム(リアルとは?)もあるみたいなので,やってみようかなと思いつつも時間溶けるなと踏みとどまっています.TRPGもやりたいけど出来ていません.時間作らなきゃですね. 

T1
D1
F2
K=?

最近ちまちま謎解きしています.解けたら教えてください.

神経内科 川原 光瑠

2022.05.18 No.241

 本棚に語学の本が増えてきています。
一番多いのは韓国語のテキスト。学習歴も1年以上になりますが、週に1時間程度しか勉強できておらず、まったく上達していません。それでも、楽しむのが一番。最近はまったK-POPアイドルの動画をみて楽しみながらやっています。
 その他には、ドイツ語、チェコ語、ロシア語のテキストが並んでいます。ドイツ語の勉強は大学生の時以来ですが、授業についていけなかった思い出も相まって、なかなか楽しめず。チェコ語は響きが柔らかく、付属CDを聞いていると「チェコ語かわいいな」とモチベーションがあがります。勉強は気分があがることが必須ですね。
 ちなみに、チェコ語は西スラヴ語に分類されます。ロシア語、ウクライナ語などは東スラヴ語、クロアチア語、スロベニア語などは南スラヴ語になります。私の最終的な目標はスロベニア語です。(ちゃんと英語を勉強しろ、という声が聞こえてきそうです)

 思い起こせば中学時代、友達と「外国語の勉強がしたいね」という話をよくしていました。「いろいろな国の言葉を勉強して、その国に行こう!」と盛り上がったり、「無理だね、挨拶と自己紹介くらいにしておこうか」と盛り下がったり。やはり心のどこかで学びたい気持ちが残っていたのでしょうか。
学んだところで私は大の飛行機嫌い・・・結局海外には行けないのでしょう・・・
それでも楽しいのでこれからも勉強を続けるつもりです。

※「ママ、これ以上本増やさないでね!」と娘から注意されています。 

血液内科  相澤 桂子

2022.05.25 No.242

 初めまして。今年の5月から第三内科医局秘書として働かせていただいている高橋尚子と申します。まだわからないことばかりで皆様に多大なご迷惑をおかけしていますが、これからたくさんのことを吸収しながら頑張りたいと思います。
 はじめての日誌なので、簡単に自己紹介します。
生まれてから高校卒業まで山形県で過ごしました。小学校の時はバレーボールを中学校から大学4年間までをソフトボールに費やしてきました。3年くらいはソフトボールから離れていたのですが、今年からは友達に3年前から誘われているソフトボールのクラブチームでやろうかなとも考え中です。大学時代は法律を専攻し、大学院では言語学を専攻していました。言語学といっても専攻が日本語なので、外国語はたいしてできませんが、授業で第二言語が必要だと言われたので韓国語を少し勉強しました。今でも忘れずに話すことができる言語は韓国語のみです。あとはすべて消え去りました。もう少し勉強しておけばよかったと後悔しています。
 これから頑張りますので、よろしくお願いいたします。

                             医局秘書 高橋尚子

2022.06.01 No.243

今年度から当院第三内科血液分野で再度お世話になることになりました、佐藤諒と申します。
前年度は公立置賜総合病院で働き、郁子先生を始め多く方々の支えのもと、様々なことを学ばせていただきました。ありがとうございます。当院でも、常に患者様から学ぶ姿勢を忘れず、難しい病気に対しても貪欲に最善の医療を求め学び、成長できるよう精進して参ります。皆様何卒よろしくお願いいたします。

さて、国際宇宙ステーションの2030年での退役が決まった訳ですが、中国やアメリカの民間企業でも宇宙ステーションの計画が発表されたりと、低軌道環境は開発が益々進んでいる今日この頃です。宇宙開発の次のステージは月、火星とNASAも言っているみたいですし、未来がどんどん身近になるようで、わくわくします。

血液内科領域の治療もまた、目まぐるしい進歩は続いており、様々な新薬やCAR-T療法なども適応がどんどん拡大しているようです。かつて新薬だったリツキシマブも身近なもの?としてこれなしには治療が考えられない疾患も多くあります。

ここ数年の宇宙開発の劇的な変化は新たな時代の幕開けを感じさせるものがありますが、この変化のスピードは、血液内科領域の進歩にも通じるものがある。。なんてことを思う、さりょーなのでした。改めましてですが、どうぞよろしくお願いします。

血液内科 佐藤 諒

2022.06.15 No.245

2年ぶりに山形大学に戻ってきました。日本海総合病院では多くの貴重な経験をさせていただき、ご指導下さった齊藤先生にこの場をお借りして感謝申し上げます。そして医局の皆様、今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。

酒田での2年間はコロナ禍に消えました。色んなお店を巡り美味しいものをたくさん食べたかったのですが、外出することもほとんどなく残念に思います。
昨年の4月に出産しましたが、それもコロナ禍のため面会も立ち合いもできず、一人で乗り切りました。分娩所要時間は57時間で、丸2日病院のベッドで一人陣痛と戦いました。本当に孤独で心細く、しかし我が子に会いたい一心で気絶しかけながらも頑張りました。人間としての経験値を積めたと思います。

コロナ禍といえば、Netflixですね。まんまと韓国ドラマにはまり、一時期は日本語より韓国語を聞いている時間の方が長かったです。自然と韓国語も覚えるほどでした。そして運動不足も問題でしたが、任天堂のリングフィットアドベンチャーという素晴らしいフィットネスゲームのおかげで、1年で9㎏痩せました。任天堂には頭が上がりません。

少しずつコロナ禍以前の状況に戻りつつあるのでしょうか。色んな事を気にせず出かけられる世の中が待ち遠しいです。

血液内科 細川 由佳

2022.06.22 No.246

代謝内分泌グループの羽田です。3年ぶりに県立中央病院から戻ってきました。3年間のうち2年間は大学の外来をしに来ていたたためすぐに慣れるだろうと思いましたが、いろいろ勝手が違い同じグループの先生方に聞きながらようやく慣れてきたところです。
さて、話はかわりますが、最近我が家に猫がやってきました。小さい頃から含め動物を飼ったことがなかったので、初めてづくしで、ドキドキすることもありますが、かわいくて私の癒やしがまた一つ増えました。
猫に癒やされながら仕事を頑張っていこうと思います。よろしくお願いいたします。

代謝内分泌 羽田幸里香

2022.06.29 No.247

今年の4月より代謝内分泌グループで後期研修医としてお世話になっています大沼陸と申します。
さて、昨日6/25はモンテディオ山形vsベガルタ仙台のみちのくダービーでした。我らがモンテは現在怪我人続出で深刻なフォワード不足。ここ数試合も勝ちきれない試合が続いていましたが、相手が仙台となればなんとしても勝ちたいところ。試合は前半に山形 野田選手が芸術的なジャンピングボレーシュートを叩き込み先制しましたが、後半終了間際に仙台の猛攻に耐えきれず引き分けでした。逃げ切りたかった!しかし、ダービーならではの熱い試合を見ることができました。山形は今後も勝ち点を積み上げて上位についていきたいですね。
と、いきなり僕の好きなサッカーのお話でした。今後とも宜しくお願いします。

代謝内分泌内科 大沼 陸

2022.07.06 No.248

叙述トリックを使った本を好んでよく読みます。インターネットの記載を借りて叙述トリックの説明をさせていただくと、登場人物にとっては自明の事実を読者に対して隠蔽するものだそうです(男性だと思っていた人が女性だったり、違う人物だと思っていた人が同一人物だったり)。登場人物も騙されていた場合はどんでん返しと呼ばれるようです。叙述トリックはそれが含まれていると言ってしまうこと自体がネタバレになってしまうので安易に本のタイトルを紹介できませんが、似鳥鶏さんの「叙述トリック短編集」は題名から叙述トリックを使っていると宣言しています。すべての短編に叙述トリックが使われているとわかっているので、なにが隠蔽されているのか考えながら読むのですがそれでも騙されてしまいます。お時間ある方は手に取ってみてください。おすすめの叙述トリックを使った作品があったらぜひ教えてください。

代謝内分泌内科 相馬祥子

2022.07.13 No.249

毎日暑いですね。もうすっかり夏です。
今年は小学校も保育園も数年ぶりにプールが解禁されました。週末は家の庭でもプール遊びをしました。子供たちは日に日にこんがりといい色になっています。
家族で海にも2回ほど行きました。大人が釣りをしている横で子供たちは服を着たままザブザブと海に入って楽しんでいました。
今週末にはバーベキューの予定も立てています。雨は降りませんように。
さらに今年は数年ぶりに町内の夏祭りも開催予定でした。しかし、最近またコロナ感染が広がっているとのことで残念ながら今年も中止になりました。

今年は子供たちと夏を楽しめるかなーと思っていたのですが、またコロナ感染が拡大してきているので今年も自粛の夏になるでしょうか…。
早く何も気にせず、マスクもつけず、みんなでワイワイ夏を楽しめるようになってほしいものです。

医局秘書 安部 萌々子

2022.08.03 No.252

「先生、それって意味あるんですか?」
水曜午後のカンファレンス、いつも通り指示を出していると、突如、研修医が発したこの言葉に、一瞬心が怯んだ。しかし、指導的立場の自分が、研修医の言葉に怯んだなどと、おくびにもだしてはいけない。ひと呼吸息飲み、ポーカーフェイスを決め込んで、
「なんでそう思うの?」と逆に問い返した。
「意味ないからです」と素っ気ない返事‥‥‥。

 医師30年目を迎える自分の言葉に、3年ちょっとの研修医に何がわかるんだと、一昔前の自分だったら、居丈高な態度とったところだが、歳をとるとエネルギーがなくなるのか、それとも寛容という気質が身につくのか、はたまた、若い研修医に狩られる不安に怯える親父准教授の性なのか、攻撃的な気持ちよりも、何でこの子はこんなことを言うのだろうと、好奇心が湧いてくる。

 思えば3年前、うちのグループは最悪の事態に陥っていた。前教授の退官に伴う既存の医局員の退職で、グループメンバーは5人まで減少。最も若いのが30代後半にして平均年齢45歳。若者がいないこのブラックな環境下に、全力で自己責任から逃避したい気持ちを内に秘め、石澤教授と地道に学生勧誘活動(飲み会?)を続けてきた。頭痛と吐き気(二日酔い?)を伴うほどの辛い作業であったが、その甲斐あってか、年ごとに6人、7人と増え、今年は9人まで回復した。20代の研修医も3名になり、先ほどの研修医からも「先生、うちはブラックでないですね♡」と、お褒めの言葉を頂いた。

 10月に研修医の一人が関連病院に出向となり、人員が一人減る。今の良い体制が終わってしまうのかと、一抹の不安が過ぎるが、何でも聞いて言う通りやっていた研修医が、自分で考え自分の意志で患者を管理しようと試みる姿勢が出てきたのは、良い兆候と思う。きっと、彼ら彼女らは、自分達の道で七転八倒しながらも、良い医師になっていくのだろう。まずは、これからもグループの組織力を堅持できるよう、気配りに徹していこうと心に決める‥。

 お陰様で、今年はまともな夏休みをとることができました。2014年に病棟医長を拝命して以来、まともに夏休みを取っていなかったので、久しぶりに私的な旅行を企画。前々からトライしたかった富士山登山を敢行することに。

 8月1日23時過ぎに御殿場口(5合目)から02日の弾丸登山で出発。山の東側に落雷を眺めながら登り始め、序盤は夜道に道標を見失いながらも、仄かな電灯の明かりを頼りに、何とか6合目に到達(結構危なかった)。大学生らしい若者2人組以外には誰とも会わず(彼らも2回道に迷ったと)、7合目まで約5時間、山頂で見るはずのご来光をここで鑑賞となった。流石に標高3000mを超えると寒くなり(真夏の富士山頂の気温は5℃前後)、持ってきたスキー用アンダーウェア、薄手のセーター、フリースの上にウィンドブレーカーを着込み山頂へアタック開始。2時間度で山頂に到達した。

 山頂の山小屋(富士頂上舘)でおにぎり(持参)と味噌汁(400円)で朝食を取り、山頂郵便局で娘に手紙(結構喜ばれた)を出してから、お鉢巡りをして下山へ。途中、8合目の山小屋(赤岩八合舘)で早めの昼食(カレーライス:1500円、おかわり無料を2杯)を済ませ、その後、有名な大砂走りの下山道で一気に下山、を試みるも、途中でエネルギー切れで落ちてしまい、一人トボトボと正午過ぎに何とか到着。

 無理な登山行程で身も心もボロボロになりましたが、それでも、まあもう少し頑張れるかな、と自信がついた日になりました。お陰様です。

糖尿病・代謝内分泌内科 諏佐 真治

2022.08.17 No.254

 学生時代から第三内科の様々な方々にお世話になり、医師として再び戻ってこられたことをうれしく思います。
 私は外勤で、月1回小国町立病院で当直、外来をさせていただくのですが、ただ小国へ仕事に行くだけではつまらないので当日早めに行って小国観光をすることにしています。ナカツ先生におすすめを聞いたところ梅花皮荘の温泉がいいということでした。行ってみてびっくり雄大な飯豊山(たぶん)を見ることができました。登ってみたいなと思い小国病院の方に聞いてみると命がけですと。ネットで調べてみると、総合難度レベル68とのことでした(私が1年に1回登る千歳山はレベル24)。まずはしっかり道具をそろえて飯豊連峰の展望台倉手山(レベル37)に登ってみようと思います。次回は倉手山についてお伝えできればと思います。

写真奥がおそらく飯豊山 いろいろ調べてみるとみるだけでいいかなと思ってきました。

血液内科 石澤悠樹

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2022.08.24 No.255

まだまだ暑い日が続いています。
小学校の夏休みも終わりましたが、夏休みの宿題も様変わりしたようです。昔は、自由研究と言えば大判用紙にまとめたりしたものですが、今やパソコンでパワーポイントを使ってまとめるようです。時代は変わったなぁとつくづく感じます。
先日、孫がスポ少の野球の試合で、最速103kmを出したと喜んでいましたが、結果はストライクがなかなか入らず試合には負けてしまいました。負けても悔しそうでもなく、これじゃ強くならないなと思いながら見ています。
高校野球では、仙台育英高校が優勝して、とうとう白河の関を越えて深紅の優勝旗が東北にやってきました。山形県出身の選手もいて応援には力が入りました。また来年仙台育英に続く高校に期待をしながら、観戦したいと思います。
                             技術職員  清野智美

2022.08.31 No.256

停電時や、非常時に備えて、カセットコンロを購入し、カセットガスを数本保持しておりました。幸いなことに非常事態で使用する機会はなく、日常で使用することもごく稀なため、カセットガスがだいぶ古くなってしまいました。古くなったカセットガスを捨てて新しいカセットガスを購入しようと思いましたが、古いカセットガスを捨てるには、全て使い切ってから捨てる必要があるようです。現在、普段の調理にカセットコンロを使用していますが、なかなかなかなか無くなりません。長持ちするのは省エネで良いのですが、複雑な思いです。空になったカセットガスを捨てるにも月1回しか収集日がなく、忘れてしまうとまた1ヶ月後になってしまいます。物を購入したときに、処分することまで考えてないこともありますが、物を所有することは、適切に処分する責任も考える必要があるのだと改めて感じました。
しかし、災害の時への備えは必要なので、食料品を含めローリングストックは必要だと思いますので、これからは定期的にカセットコンロも活用していきたいと思います。 

代謝内分泌内科 柄澤 繁

2022.09.07 No.257

読書の秋

気づけばもう9月。読書の秋ですね。
4月から4年ぶりに大学に戻りました神経Gの佐藤です。
私の自己紹介はどうでもいいでしょうから、本の紹介でもすることにします。
20224月から高等学校で金融教育が必修化されたそうです。いい時代ですね。
不幸にも金融教育を受けられなかった皆様方におすすめの書籍3選を以下に示します。

・『漫画バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則』
活字が苦手な方にもマネーリテラシーを高めた気になれる良書です。あまり実践的な内容ではありません。お金の成り立ちや価値はどう決まっているのか学べるとは思いますので、子供が成人前に一回読ませてもいいかなとは思いました。
・『お金は寝かせて増やしなさい』
やや古めですが、1日(正直2時間程度)あればさらっと読める良書です。これさえあれば積み立てNISAiDeCoもばっちりです。投資にあまり興味がないけど投資を始めたい人はこれだけ読んどけばいいと思います。
・『ウォール街のランダムウォーカー 株式投資の不滅の真理』
いかにファンダメンタルズ分析とチャート分析が無駄であり、インデックス投資による全世界分散投資が有用かをなんと長編512ページにわたって解説してくれています。インデックス投資を信用しきれない方には歴史的な裏付けを得られるという意味においては良書かと思います。

最後に大事なことですが、投資は原本割れのリスクを含みますので自己責任でお願います。

神経内科 佐藤 大祐

2022.09.14 No.258

今年度より第三内科 血液グループに入局しました大谷幸一と申します。
皆さんは最近スポーツしていますか?私は日頃「健康のために運動を取り入れるようにしましょうね。」と言いながらも、自らの運動は三内医局~10階西病棟の片道1000歩程度の徒歩移動のみという有様です。そんな中、久しぶりにスポーツの楽しさを感じる機会がありました。
9月某日に開催された、講座対抗野球の話です。(※試合は病院より通達された遵守事項に従って、感染対策に十分配慮して行われました。)相手は強豪 整形外科の先生方・・・野球のユニフォームを揃え、職場でお会いする時よりもいっそう躰が大きく見えました。第三内科チームはユニフォームどころかメンバー9人が揃うのかも危ぶまれておりましたが、試合時間にはぞくぞくと集結し、ここぞというときの結束力の強さを見せました。
ベースボール歴のあるスタッフを中心として、外野にその他血液グループの専攻医を配置する布陣で挑みましたが、即席のチームにも関わらずしっかり守備できており、応援団も「野球みたい!」と大喜びでした。ゲーム終了まで投げきってくれた投手、期待の新人選手や強力な助っ人達のおかげで、強豪相手に善戦し、ベスト4の快挙を成し遂げることができました。ゲームとしては負けてしまいましたが、グループ間をまたいでスポーツの楽しさを共有できる貴重な機会になりました。
なお、私は名前に反して打つも投げるもできないため、ウォーミングアップのキャッチボールを楽しんで全力を使い果たした後はほぼベンチでした。(何なら名前の読み方も違います。)講座対抗e-sports大会だったら、きっと少しは貢献できるのになぁと思いました。いつでも対戦お待ちしています。

 

血液内科 大谷 幸一

2022.09.21 No.259

急に肌寒くなりましたね
台風の通過後は気温が下がるみたいですが、それにしても朝晩は特に寒いです(>_<)

そんな台風の影響等で延期になっていた娘の学校の運動会がありました。
延期になった関係で平日の運動会になってしまい、今年は見に行けないと思っていたのですが、職場の方々のご厚意により少し時間をいただけて『100メートル走と団体種目の綱引き』を見てくることができました。(職場の皆さん本当にありがとうございます。)
100メートル走』今年は学年(5年)女子の中で、もしかしたら1位を取れるかも!と本人も期待しながら当日を迎え・・・
結果は1歩及ばず2位でした。残念(T-T)
悔しがってるだろうな。と思い、帰宅後話してみたら「来年1位取れるように頑張るから!」と言われ、なんて前向きな一言‼と驚いてしまいました。
(何がそんな気持ちにさせるんだろう⁉子どもだから⁇若いから⁇)

色んな意味で今年も運動会を見ることができて良かったな☆と思い、来年の楽しみもできた1日でした(^_^) 

医局秘書 土屋千夏

2022.09.28 No.260

こんにちは。

認知症専門医です。
9月2325日に福岡で開催された認知症予防学会に参加して参りました。
「認知症とAI」というセッションで座長をご一緒に務めさせていただいた医師ではない先生と、セッションのあと会話をさせていただいておりましたら、
「どうやったら認知症は予防できるのですか?」と
とても核心をつく質問をいただきました。

この質問は、よく外来でも患者さんからも頂くのです。
皆様、「そんなのないよ」と思っていませんか。
無い訳ではないです。しかし、単一の予防法で防げるものではないことは確かです。

神経変性疾患や血管障害の結果としての認知症は、抗えない面もあります。しかし、脳の器質的な変化があっても「症状」を呈して、「日常生活で困難が生じる」状態が、出ないで過ごせる"escapee"(逃げおおせた人)の存在がいくつかの研究で明らかになっています。

その代表的な研究で、私が昔から憧れているNun studyの考察によりますと、escapeeは、高い知能、楽観性、精神的な深さ、利他的精神とそれに活動をしている人だそうです。私の考察では、そういう人は、同じような仲間にまた助けられやすく、コミュニティの中でよい循環を作っていけるようにも思います。

今回学会でNun studyを紹介してくださった古田晶子先生によると、
こういった人になるには、「小さい頃からの家庭教育が大事だと思います。」とのことでした。
生まれた時から、人を脳を作っていく。
家庭や教育は、その子の老齢期にもずっと影響を与える。
安直に予防しよっと、と思った場合には、ちょっと気が遠くなる話となりました。認知症の外来では、手軽にお伝えできないですね。
でも、現時点ではどんな薬よりも最も希望を持てる事実だと思います。

本当は私の山形LOVEネタにしようと思っていたのですが、
今回は感動したので、こちらを真面目に書いてみました。

                              神経内科 伊関千書
                               CHIFUMI ISEKI

2022.10.05 No.261

  

4月より第三内科血液グループでお世話になっております渡邊と申します。
私は大学から東北地方に来たのですが、それ以来東北楽天ゴールデンイーグルスを応援しています。大学に入学した2009年はちょうど野村監督のもと初のAクラス入りを決めた記念すべき年でした。クライマックスシリーズも観に行き、高須選手の先頭打者本塁打に大いに盛り上がったことを覚えています。その後なかなか勝てない年が続きましたが、2013年には星野監督のもと初優勝し日本シリーズまで進出、運よく第6戦のチケットを手に入れることができました。この試合までに32敗と王手をかけ(第5戦の藤田選手の涙の負傷交代からの延長戦勝利は印象的でした)、しかも先発はこの年無敗を継続していた田中選手と日本一を確信しながら観戦していましたが、まさかの敗戦。翌日勝利して日本一に輝いたので今となってはいい思い出です。優勝パレードも観に行きました。
2014年以降、特にここ数年は戦力も整いつつあり毎年のように優勝候補にも名前が挙がるようになりましたが、残念ながら優勝、日本一には手が届かず、今年も開幕当初は圧倒的な勝率を挙げていましたが、終わってみれば4位と残念な結果になってしまいました。
しかしながら、今年は仙台育英高校が夏の甲子園で優勝し、ついに白河の関越えを果たしました。岩手県出身の大谷翔平選手も海の向こうで驚異的な活躍を続けており、今間違いなく東北の野球が熱いと思うので、楽天も来年こそは10年ぶりの優勝を果たしてほしいものです。頑張れ!頑張れ!楽天!

血液内科 渡邊正太郎

2022.10.21 No.262

最近、テラリウムなるものを始めてみました。
せっかく何かを趣味にするなら何となく形に残るものをしたいなと思い始めていた矢先、テラリウムのワークショップなるものを見つけ、何となく引かれ、何となく参加しました。
そもテラリウムとは何ぞやという方もいらっしゃると思うので、簡単にですが説明させていただきます。
テラリウムとは、『テラ=陸地』と『リウム=場所・空間』を合わせた造語で、透明なガラス容器の中で動植物を育てる手法のことを指すようです。近年、自宅で楽しむインテリアとして人気が高まっている、ガラス容器や水槽の中に自然を作る、そんな感じのようです。
元々は陸地の植物を育てるものをいい、基本的に、耐陰性があり湿気を好むシダ植物、観葉植物が使われます。
今回私が始めたのは、もっと簡単というか、始めやすいと言われている、苔の生育、いわゆる苔テラリウムというやつです。
苔を育てるのであれば、小さい容器で手軽に始められるらしく、お金もそんなにかからないそうなので、まずここから始めてみました。容器も小さいもの、極論を言ってしまうとコンビニプリンの空き容器とかでも良いわけです。苔は専門店だったり通販なりで買うとよいそうです。
まだ人様に御披露できるようなクオリティのものは作れていませんが、いつかこういう場をお借りして自慢できるようなものを作れればなと思います。
ちなみに、魚などを飼育しながらテラリウムをする『アクアテラリウム』というのもあるそうですが、いずれはこちらにも手を出せたらいいなと思っています。

血液内科 長野裕祐

2022.10.19 No.263

今年の目標は第43回日本内分泌学会東北地方会の開催と、コロナ禍で中止していた知床ツアーの再開でしたが、どちらも無事に終えられて満足しております。医局の皆さんのご協力があってこそと思っております。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。
内分泌地方会は春は仙台、秋は山形、秋田、岩手、弘前、福島の持ち回りで開催しており、2016年に第33回の当番をさせていただき、コロナ禍で一年延びて6年振に再び当番世話人となりました。
ハイブリッド開催を経験したことは大変に勉強になりました。お困り方がいらっしゃれば相談にのります。
知床ツアーは大学生の頃からの友人達との恒例行事で、知床の羅臼に行ってカラフトマスを釣るというツアーです。コロナ禍で暫く中止しておりましたが、今年はタイミングを見て慎重に敢行させていただきました。私は運良くシロサケも釣る事ができてラッキーでした。
2022年も残すところ2ヶ月ちょっとですが、気を抜かずにコツコツとやって行きたいと思います。

糖尿病・内分泌代謝科

亀田 亘

 

2022.11.16 No.267

少し前の話になりますが、9月に日本血液学会東北地方会を山形で開催させていただきました。この度事務局の役割を務めさせていただくこととなったのですが、初めての仕事に戸惑いながらも関係各所の皆様のご協力により、無事に会を終えることが出来ました。特に今回は現地とオンライン会場のハイブリッド形式での開催だったのですが、大きなトラブルなく進めることができてホッとしています。以前までの参加者視点では、オンライン参加という選択肢が生まれたことは現地に赴かなくとも気軽に学会に参加できるというメリットばかりかと思っていたのですが、運営側の視点ではそれなりの苦労を伴うということを身を以て実感いたしました。機材の貸し出し、細かな操作・調整をいただいた会場スタッフの皆様、準備段階から様々なご指導・ご協力をいただいた東北大学血液内科・秋田大学血液内科の事務局の皆様、座長をお引き受けくださった先生方、口演いただいた多くの先生方にこの場を借りて感謝申し上げます。どうもありがとうございました。今回の経験は、またいずれどこかの場面に役立てたいと思います。

血液内科 鈴木琢磨

2022.11.23 No.268

木々の葉が赤く色ずく季節になり、今月の初めに山形市のもみじ公園に行って来ました。
とても紅葉が綺麗で見ごろでした。山の上を見ると雪が積もっている所もありそろそろ雪の季節がやってくるなと少し怯えています。
最近のニュースで食品や電気料金など値上がりのニュースをよく見ますが、冬の電気代高騰は本当に家計に負担です(/_;)
でも寒いのは苦手なので、少しでも節約のために家の窓ガラスの下半分に断熱材のプチプチを貼ってみることにしました。
ホームセンターに行くと小花柄や雪の結晶柄や雪だるま柄などかわいいプチプチが揃っていましたのでそちらを試しにリビングと寝室に貼ってみることにしました。一生懸命プチプチを貼る母と面白がって剥がす子供たちの戦いの末何とか貼り終わりました。
・・気持ち的に少し暖かいような気がします。
少しでも電気代の節約になればいいな・・と思います。  

                             医局秘書 相田 あゆみ

2022.12.07 No.270

先日屋久島へ行ってきました。屋久島は周囲130㎞の島で、「洋上のアルプス」とも称され、海面から山頂までの間で、亜熱帯~温帯~冷温帯という日本列島の南から北への気候区分が凝縮されています。花崗岩が隆起して作られており、なんと現在進行形で隆起しているそうです。土壌がすくないため生物が暮らすには厳しい土地のようです。ミミズなどの生物は少ないらしいのですが、巨大なミミズを見つけました。案内してくれたガイドさんは「20年住んでてミミズ見るの3回目!といって喜びながらミミズとツーショット撮っていました。ミミズでこれほどテンション上がっている成人男性初めて見ました。雨と霧が多かったです。屋久島上空に雨雲がなくとも、海からの湿った風で島全体が雨雲を生み出して、川から海へ流れ出るころには亜熱帯のため、また水蒸気となって山頂で霧になるという風に、常に湿度が高い島でした。苔に水滴と木漏れ日が輝き美しかったです。世界遺産に登録されて、山中でのゴミ問題や排泄物の処理など、島では対応に困っているそうです。いずれは全て持ち帰りになるかもしれません。また、温暖化のためかわかりませんが、1シーズンに1回しか咲かない花が2回咲いたり、1年中咲き続けていたり、植物たちも混乱しているようです。教えてくれた島の人も、5年後にはその花が以前いつ咲いていたのか忘れてしまうかもしれません。最近はいつも歩いている道の建物がなくなっても、そこに何があったかなかなか思い出せないようなことがあります。これを書いているときにも花の名前を思い出せなくて悔しい気持ちです。記憶はどんどんぼやけて行ってしまうし、私の場合はかなり改ざん・美化してしまうので今みている景色や感情を忘れないように生きていきたいと思います。

脳神経内科 川原 光瑠

2022.12.14 No.271

寒いのに、仕事も忙しい季節になってきました。
そんな中、先日、3月に予定されている娘のピアノ発表会の連弾を担当することになりました。曲はモーツァルトのトルコ行進曲です。子供の頃にピアノは習っていましたが、楽譜を読むと昔より音符が見えにくいことにまず驚きました。遠視と乱視によるものです。
あまり考えたことなかったですが、連弾は小学か中学生の頃、数回した記憶があるくらいで、いつも高音部を担当していました。今回は人生初の低音部担当で、弾いてみると和音が多く、音が響いてしまうことを初めて知りました。曲の後半の低音部はずっと大砲がなっているような和音が続くフォルティシモで、子供と連弾でどの程度の強さで引いたらよいのか想像がついていません。
子供とひとつの作品を作り上げるのは案外おもしろそうだなと思って、夜な夜な電子ピアノで鍵盤を叩いています。トルコ行進曲の歴史も全く知らないので、家族で図書館に勉強しにいければと思っています。
血液内科 伊藤巧

2022.12.21 No.272

ここ数週間はサッカーワールドカップが開催されて、寝不足の日々を過ごした方も多いのではないでしょうか。先日行われた決勝戦は日曜日の0時キックオフということで、早めに寝ないとと思いながら、ついついPK戦終了の朝3時まで観戦してしまっていました。
実は自分もサッカー経験があり、小学3年生から大学6年までの16年間、ほぼサッカー漬けの毎日でした。振り返ってみると、厳しい練習で辛い日々もありましたが試合でチームメイトがゴールを決めたとき、試合に勝利したときの嬉しさは格別だったなと思います。入職後は体を動かすことすらほとんどなくなってしまいましたが、またサッカーで良い汗を流したくなりました。

                           血液内科 細川 雅司

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